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いざ、五胡の国へ!

大陸の各地に襲いかかってきた五胡兵士達を撃破し、五胡の狙いが新星であると知った一刀は一人で五胡を攻めようと考えるも、その考えは蓮華達にバレており、結局呉が全員で向かうことになった。


穏「でも五胡の場所がわかっても馬がどれだけ必要なんですかね〜? 」


呉の人物だけでも十人近くおり、確実に一人馬が一頭で足りるわけがない


そもそも大陸の外にいるのならば船の手配もやらなくてはならない


やることはたくさんあるのだった。


一刀「う〜む… 」


一刀は当初一人で向かうと考えていたのでそこまで深く考えていなかった。


するとその時!


一刀「むっ! 」


蓮華「どうした一刀? 」


一刀が何かの気配を察した瞬間!


シュバッ!!


呉の一行に素早い何かが迫ると


亞莎「ひゃんっ!?/// 」


明命「ひゃわっ!?/// 」


穏「きゃっ!?/// 」


スッ!


冥琳「どうした!? 」


突然亞莎、明命、穏の三人がしゃがみ出した。


その理由は…


亞莎「な…何かがお尻に触れて!?/// 」


明命「素早かったのです!?/// 」


素早い何かがみんなのお尻を触ったからだった。


そして


祭「うおっ!?/// 」


冥琳「なっ!?/// 」


シャオ「きゃあっ!?/// 」


雪蓮「いや〜ん!!/// 」


思春「はふっ!?/// 」


茜「きゃっ!?/// 」


蓮華「み…みんな!? 」


とうとう蓮華と炎蓮以外の女がやられてしまった。


スッ…


そして素早い何かが蓮華の尻に手を繰り出したその時!


パシッ!!


一刀がその手をつかんだ。


すると


一刀「これ以上はダメですよ。猿帝(えんてい)様 」


襲ってきた何かを知る一刀


そしてそこにいたのは…


猿帝「ちっ!相変わらず真面目な奴じゃわい 」


バァンッ!!


頭に金の輪をはめ、中国の鎧を身に纏った白毛の老猿であった。


こいつがみんなの尻を触った犯人である。


雪蓮「一刀!何なのよこのエロ猿!!♯ 」


一刀「エロ猿なんかではない!この御方は猿帝様といって仙忍獣の一人です 」


蓮華「仙忍獣(せんにんじゅう)? 」


仙忍獣、それは新星の相棒をつとめる忍獣の里を治める長であり、その中でも仙人並の力を得た忍獣である。


一刀「猿帝様、何故こちらに? 」


猿帝「なぁに、実は姫子の嬢ちゃんがこちらに来ることができないのでな、その代わりに仙忍獣を代表して儂がお前達のバックアップに来たと言う訳じゃよ 」


仙忍獣は時空をも飛び越える力がある。ただしそれには他の仙忍獣の力を借りないとダメなのだ。


猿帝「一刀、よく聞くがよい!今度の敵の正体は… 」


と、猿帝が真面目に話そうとしたその時!


パカァーンッ!!☆ミ


一刀が猿帝を殴った。


その理由は…


一刀「それはやめてください 」


猿帝「がはぁっ!? 」


猿帝が隙をみて蓮華の尻を触ろうとしたからであった。


この猿帝、かなりの尻好きであり。お尻とおっぱいのどちらが好きと聞いたら迷わず尻を選ぶというほどである。そのためおっぱい好きの源治とは合わなかった。


猿帝「いたたっ!?殴られた衝撃でいま言おうとしたことを忘れてしまったわい!?歳はとりたくないのぅ!? 」


ちなみに年齢は軽く千を越えている。


猿帝「その代わり別のことを思い出した。今回の支援に関してあるものを与えようと思ってな 」


一刀「あるもの? 」


何をくれるのかな?と一刀が思うと


シュバッ!!


一刀「おっと! 」


パシッ!!


突然一刀目掛けて何かが向かってきた。


その何かとは…


小助『腕はなまってねぇようだな一刀 』


一刀「こ…小助!? 」


バァンッ!!


一刀の相棒である小猿の小助であった。


小助『しかししばらく見ない間にたくさんの子ができてるじゃねぇか、さすがは種馬だな 』


猿帝「よく言うわい。お前かて里じゃ種猿と呼ばれるほどの子持ちのくせに 」


小助『うっせぇじじい!! 』


ペットは飼い主に似るってな


猿帝「それとこいつをプレゼントしてやるわい 」


スッ!


猿帝は構えると


猿帝「ハァーッ!! 」


ゴゴゴッ…!!


ズズンッ!!


地面から突如、金色に輝く巨大な船が出現した!


シャオ「すごーい!? 」


猿帝「新星に代々伝わる空飛ぶ船じゃ、こいつを使うがよい 」


一刀「ありがとうございます 」


その後、五胡へ旅立つ準備を済ませた一刀達は


一刀「では出陣! 」


ゴォーッ!!


空飛ぶ船を発進させ、五胡へと向かうのだった。


一刀「そういえば他の新星には… 」


猿帝「儂の分身達が向かっとるから安心せぃ 」


単なるスケベ猿ではなかった。


だがこの時の一刀達は知らなかった。


この船に密航者がいることを…


船の倉庫


美羽「七乃〜、妾達はどうしてこんなとこにおるのじゃ!? 」


七乃「お嬢様ったら、お嬢様がこの輝く船を見てきっと蜂蜜がたくさんあるに違いないと思ったから乗り込んだんじゃないですか 」


しかしいざ乗ってみたら蜂蜜なんてなかったことに気づく二人


更に船が空高く飛んでしまい降りられなくなってしまったのだった。


美羽「妾達はいつ降りられるのかのぅ? 」


七乃「きっとこの小説が終わることには降りられますよ。それまで隠れてましょうね 」


美羽「うむっ♪では腹が減っては戦はできぬと言うから、ご飯を食べるのじゃ♪ 」


この後、密航が見つかり捕まってしまう二人であった。


オリキャラ紹介


猿帝


頭に金の輪をはめ、中国の鎧を身に纏った白毛の老猿。実は忍獣の里を治める仙忍獣の一匹。仙術の使い手であり、かなりの尻好き。年齢は軽く千を越えている。(千以上は数えるのをやめた)


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