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封じられたジュン

封忍の一人、鳥人忍者コンドラーと戦うジュン


だが電気が通じないコンドラーに対してジュンは鳥目を利用し、電気を使わない攻撃を繰り出したのだった。


コンドラー「がはぁっ!? 」


バタンッ!!


ジュンの攻撃を食らい、倒れるコンドラー


神速丸『やったなジュン! 』


これで決着が着いたのかと思われたが


ジュン「いや、まだ終わってないぜ 」


神速丸『なにっ!? 』


ジュン「さっきの蟻を体に纏って威力を落としやがった。お前さんも苦しんでいるフリなんてしなくていいからさっさと起きやがれ 」


ジュンがそう言うと


コンドラー「フッ!さすがは新星の中で一番頭脳が高いと言われている雷魔ジュン、不意討ちは通用しないか 」


スッ!


コンドラーは立ち上がった。


ジュン「悪いがそんなの玲か源治くらいしか通用しないっての、新星をなめるなよ 」


確かに不意討ちが通用しそうなのは馬鹿な源治か猪の玲くらいだろう。


コンドラー「だが貴様はすぐに後悔することになる!今のが私を攻める最後の手段だったとな! 」


ジュン「は?何を言ってんだお前?まだ戦いは終わってねぇっての 」


シュシュッ!!


ジュンは印を結ぶと


ジュン「雷遁・雷撃槍(サンダースピア)! 」


シュッ!


雷でできた槍をコンドラー目掛けて繰り出した!


ジュン「蟻で電気は防げても槍の一撃は食らってもらうぜ! 」


確かに直撃すれば槍のダメージを食らってしまうだろう


だが


コンドラー「それは不可能な話だ 」


スッ!


コンドラー「こんな手を使わなくても勝てると思っていたが仕方ない 」


パチンッ!


コンドラーが指を鳴らした瞬間!


にゅっ!!


天井に鍾乳石のようなものが数本出現した。


その時だった!


ぐいんっ!!


ジュン「なっ!? 」


何と!?ジュンの繰り出した雷撃槍は鍾乳石の方へ引き寄せられてしまった。


コンドラー「驚いただろう。こいつは電気を引き寄せる性質があってな、貴様がいくら電気を放とうが私に来ることは絶対にないのだよ 」


ジュン「ちっ!? 」


電気を使う雷遁を封じられてしまったジュン


ジュン「俺が使えるのは雷遁だけじゃないぜ! 」


スッ!


ジュンは笛を取り出すと


ピーヒョロロ〜♪


笛を吹くジュン


もちろんこれはただの笛ではなく、吹くことによって相手に幻術をかけることが可能なのだ。


だが


コンドラー「貴様が笛を使った幻術使いであることも既に知っている! 」


カパッ!


コンドラーが身に付けている鳥の兜の口が開くと


コンドラー「鳥獣忍法・ドラミングエコー! 」


ギャースッ!!


何と!?ジュンが繰り出した音波はコンドラーが繰り出した音波によって防がれてしまった。


神速丸『また防がれちまった!? 』


ジュン「ちっ!? 」


この時、ジュンはこう思った。


『こいつ、俺に対して知りすぎている』


すると


コンドラー「貴様、私が何故貴様について知りすぎていると思っただろう。それもそのはず、私は対戦相手についてはよく調べる方でな、貴様ら新星に関するデータは全て頭に記憶している!そして才蔵から相手をするよう命じられた貴様については他の新星よりかなり調べているのだ 」


バァンッ!!


ジュン「何だと!? 」


それでコンドラーは雷遁や笛による幻術を防ぐ対策を予め用意することができたのだった。


ジュン「俺への対策は万全なわけね!? 」


コンドラー「その通り!もはや貴様は死ぬしか道はないのだよ! 」


コンドラーにそう言われたジュンは


ジュン「俺だって新星の一人だ!こんなことで諦められるかってんだ!だったらデータにないことをしてやるぜ! 」


シュシュッ!!


ジュンは印を結ぶと


ジュン「雷遁・稲光!! 」


ビッカァーッ!!


コンドラー「くっ!? 」


強烈な光をコンドラーに繰り出した。


ジュン「(俺が思うに才蔵って奴が渡したデータってのは俺達がこっちの世界に来る前のデータのはず) 」


才蔵はつい最近まで一刀達が行方不明だと思っていたのだった。


ジュン「(つまりデータにはこっちの世界で過ごした数年間の情報がない!あの大戦の時のもな!) 」


シュッ!


目を眩ませたジュンはコンドラーの背後をとると


ジュン「おらぁっ!! 」


ガシッ!!


ぐいんっ!!


コンドラーを抱えたまま上昇し


ジュン「食らいやがれ!!先祖直伝! 」


ガシッ!!


ジュン「雷電怒雷刃(らいでんドライバー)! 」


ゴォッ!!


そのまま変型パイルドライバーの形で落下していった。


この技はジュンの先祖で初代新星の一人である雷魔ジャンが使っていた技である。


黒龍軍との大戦の時にジャンと対戦したジュンは技を記憶していたのだった。


このまま激突すればジュンの勝ちだったかもしれない


が。


コンドラー「確かにこの技はデータにない。だが貴様の体術レベルから威力は計算できる。確かにまともに激突すれば私といえどもやばいだろう。だが! 」


バサァッ!!


ジュン「なっ!? 」


コンドラーは背中の翼を大きく広げると


コンドラー「翼を持つ私に対して激突技を選んだのが貴様の敗因だ! 」


バサァッ!!


ジュン「うおっ!? 」


コンドラーは翼を使って自分とジュンの位置を入れ換えてしまった。


コンドラー「鳥獣忍法・鸚鵡(おうむ)激突返し! 」


キィンッ!!


ドカァッ!!


ジュン「がはぁっ!? 」


神速丸『ジュン!? 』


自ら放った技を返されてしまったジュン


コンドラー「策士、策に溺れるとはこういうものだな!ハハハッ! 」


ジュンを嘲笑うコンドラー


そんな時!


神速丸『この野郎!もう見ちゃいられねぇ!! 』


ビュンッ!!


ジュンの危機に相棒である神速丸は助太刀しようとするが


コンドラー「無駄なことを 」


シュシュッ!


コンドラー「鳥獣忍法・郭公(かっこう)乱心波! 」


ミワワァーッ!!


コンドラーは神速丸に妙な波動を食らわせると


神速丸『食らいやがれ!! 』


ドカァッ!!


ジュン「がっ!? 」


何と!?神速丸はジュンを助けるどころか逆に攻めてしまった。


コンドラー「郭公という鳥は親鳥が別の巣へ卵を産む、そして生まれた郭公の雛は別の親鳥に育てられ、その巣にある卵を破壊してしまう。同じようにこの術は同士討ちさせることができるのだ 」


自分が優位なためか解説するコンドラー


コンドラー「さてそろそろ貴様の相手をするのは飽きてきた。よって美しく殺してやろう 」


パキパキンッ!!


そう言いながらコンドラーは鍾乳石を数本へし折り


スッスッ!!


先端が先を向くよう地面に突き刺すと


バサァッ!!


コンドラー「そりゃっ!! 」


ガシッ!!


コンドラーはジュンを掴んだまま上昇し


コンドラー「一撃であの世に送ってやる! 」


ゴォッ!!


ジュンの腕を押さえながら急降下してきた。


ギランッ☆


そして落下地点には鍾乳石が並ばれていた。


ジュン「このままじゃやばいな!? 」


パッ!


シュシュッ!!


対するジュンは何とかコンドラーから腕を離し、印を結ぶと


ジュン「雷遁・電撃玉! 」


ドォンッ!!


コンドラー目掛けて電気の玉を繰り出した!


コンドラー「鍾乳石が無くなったことで私に電撃を食らわせると思ったのなら計算違いだ!こんなもの軽く避けられる! 」


サッ!


コンドラーはジュンが繰り出した電撃玉を避けてしまった。


そして


コンドラー「食らえ!!鳥獣忍法奥義・忍速贄(しのびはやにえ)地獄送り! 」


ドォーンッ!!


グサァッ!!


ジュン「がはぁっ!? 」


ジュンは落下地点の鍾乳石に手、足、そして心臓を刺し貫かれてしまった!


コンドラー「百舌(もず)という鳥は捕らえた獲物を取られぬよう木の枝に突き刺す習性。それが速贄だ 」


神速丸『ジュンーっ!? 』


〜娘メモリー〜


『メンマ少女小雪』


小雪「こりこりっ! 」


一刀と葵の娘・小雪


彼女はまだ三歳ちょっとであるが好物がメンマという変わった娘であった。


何故彼女がメンマ好きなのかというと


それは一年前


くきゅ〜!


小雪「おなかちゅいたです 」


お腹を空かせた小雪


母である葵はちょっと出掛けているためいない


そこで仕方なく月におやつでも作ってもらおうと小雪が歩いていると


星「おや、小雪ではないか 」


小雪「星ねえたん 」


メンマを食べていた星と出くわした。


小雪「なに食べてるの? 」


星「これか?これはメンマといってな、この世で一番うまいものなのだ 」


子供に対して冗談を言う星


星「一口食べてみるか? 」


小雪「うん! 」


ぱくっ!


そして小雪がメンマを食べると


小雪「おいち♪ 」


お腹の空いた小雪にとって何を食べても美味しかったりする。


それからというもの


小雪「メンマ♪ 」


今ではすっかりメンマが好物になってしまった。


葵「こら小雪!そんなもの食べちゃダメでしょ! 」


星「そんなものとはなんだ!!いくら葵でも許さぬぞ!! 」


ちなみに小雪がメンマを食べることについて父の一刀は


一刀「まぁ味覚はそれぞれだしな 」


葵「一刀は甘い!! 」

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