第72話 忘れ物をした猫村くん
「おはよう!」
おう!おはようさん間宮!
間宮くんおはよう!
間宮!やっと来たのか!
「えっと...猫村は?」
「あ間宮くんおはよう!」
「あ、神崎さんおはよう...で、猫村はどこ...?」
「そ、それが...忘れ物しちゃったみたいで....」
「あいつは何を忘れたんだ...まったく...」
「ふぁああ...あ...誰?」
「親友を忘れるとはいい度胸だな猫村」
「あぁ........................確か間宮だっけ」
「無言長げぇよ」
「猫村くん!忘れ物取ってきた?」
「え?忘れ物ってなに...」
「「...え?」」
☆
「忘れ物があってその忘れ物が何なのか分からないって...猫村、ちょっと考えれば分かるだろ...?」
「え...ふぁああ...食べ物は置いてきたよ?」
「何しに家に戻ったんだ...お前」
「あ!もしかして教科書?」
「教科書...?...ふぁああ...そんなの全部机に入れてるよ」
「置き勉はよくないぞ...猫村」
「置き弁?」
「物を置くの「置」とそれに続く「き」と勉強の方の「勉」ね?猫村くん」
「あぁ...教科書も弁当も全部持ってきたよ?」
「忘れ物あるとか言ってなかったか?」
「...ふぁああ」
「無視するなっての!」
「...あ」
「「お?」」
「...忘れ物した」
「...おう......それはなんだ...?」
「...忘れた」
「忘れるな!忘れ物を忘れるなよ...」
「ねぇねぇテレビでさ、言ってたんだけどさ」
「なに?神崎さん...ふぁああ」
「耳を引っ張って...」
「こう?」
「そうそう...で、5秒引っ張るの。あ、強くとかじゃないからね?」
「...」ギュー
「で、次に、耳を上に引っ張って...5秒」
「...」ギュー
「で、下に引っ張って...」
「5秒?」ギュー
「うん」
「...耳を引っ張るだけで何があるんだ...」
「で、耳を折り畳んで...5秒」
「...は?」
「そこは確かには?ってなるけど相手は神崎さんだからな」
「い、いいよ間宮くん...えっと...こういう感じね?」
「あ、うん...」ギュー
「で、最後は耳を引っ張って、くるくる回すと...」
「くるくる...」
「将来記憶力が高まるんだって!」
「おお...って1日何回やればいいの?」
「忘れた」
「今日は忘れるばっかりですね猫村、神崎さん」
「あ!」
「やっとか?」
「...弁当にトマト忘れた」
「どうでも良かった!勉強の続きするぞ猫村!」
「引っ張らないでよ...ふぁああ...」
今日も彼らは平和です
次回の猫村くん!
どうも!神崎ですっ!
猫村くんは本当に困った同級生...それとも猫村くんには私を友達と認識してるのかな...
次回は妹さん!妹さんなのじゃー!
次回!
「眠れない妹さん」
妹さんなのじゃー!すぐに見るしかない!




