第64話 迷子の猫と猫村くん
「にゃん?」
にゃん!
「にゃあぁ...ん?」
にゃぁん!
「...なるほど...ふぁああ」
「何か分かったの?猫村くん」
「神崎さん...この猫さん...迷子らしいよ」
「えぇ...本当に?」
「うん...家も忘れたらしいから...」
「らしいから?」
「とりあえず犬のお巡りさんを呼ぼう」
「それはいないんだな...それが」
★
「なんか手掛かりあるの?」
「この子の家の屋根が赤いのと、近くから甘い匂いが漂ってきた場所」
「なるほど...ケーキ屋さんかな?」
「それか饅頭屋さん...でも赤色の屋根が近くにはないふぁああ」
「う~ん...」
「...あ...わかった...」
「わかった!?」
「うん」
★
「ふぁああ...眠い...」
「こ、ここ?」
「うん。ほら、お肉屋さん」
「お肉屋さんじゃないよね!」
「...ふぁああ」
「無視しないで!?」
「どうかな...絶対ここなんだけど...」
「絶対違うでしょ!」
にゃぁん!
「ん?にゃぁん?」
にゃん!
「...ふむふむ...新しい情報だけど、どうやら市街地じゃなくてお店みたいだね...お家が...」
「な、なるほど...なら今すぐ行こう!」
★
「赤色の屋根に...」
「...甘い匂い...ふぁああ」
「ここでしょ...あきらかに...この...」
「...お寿司屋さん...美味そう...えへへ」
「な!猫村くんのシャッターチャンス!」カシャッ
「にゃん?(ここで合ってる?)」
にゃぁん!
「おお...合ってるって...中に入ろう...」
★
「お寿司貰っちゃったね!数日間行方不明だったからかな?」
「ふぁああ...知らない...でも、サーモンとかマクロとか...美味そうで...ヨダレが...出る」じゅるる...
「...」
「ふぁああ...早く帰りたい...」
「ねぇ猫村くん」
「?...なに...ふぁああ」
「このお寿司、半分あげようか?」
「!」
「えっと...はい!これあげる!ちゃんと食べてね!」
「...うん...」
こうして、猫村くんと神崎さんの親密度が上がりました
(やっぱり猫村くんは猫村くんだねっ!)
次回の猫村くん!
どうも!神崎です!
やっぱり猫村くんは可愛い!
え?異性として?...う~ん...
次回!
「第4回猫さんラジオ」
第4回のゲストは特別ゲストです!お楽しみに!




