第61話 ラブレターの日
「ふぁああ...眠いのに...」
「いや、起きろよ...ほら、もう学校の玄関なんだから大丈夫だろ?」
「...ふぁああ」
「いや無視するなよ」
「ふぁああ...眠いんだよ...」ガチャ
パラパラ...
「うお?猫村、下駄箱から出たその紙は...しかもめちゃくちゃ多いのだが」
「...?...好きです...放課後教室で待ってます。2年3組...それだけだし...こっちは...3年1組?先輩からだ...」
「ラブレターってやつか...しかも、これ全部か?」
「多分...全部読むのめんどいから読まないけど」
「読んでやれよ...ったく...片付けるぞ」
「ふぁああい...」
★
「...ふぁああ」
「黙々と読んでるけど...どうなんだ?」
「知らないよ...それに、大体の手紙は先輩からだし...先輩の中で猫ちゃんが流行ってるのかふぁああ?」
「多分そうかもな...」
「めんどくさくなってき...zzz」
「起きろー」
「んー...とりあえず行くしかないよね...ふぁああ」
「そうだな...放課後、お前一人だけの探検だな」
「...ふぁああ...頑張る」
★
「付き合ってください!」
「...ふぁああ...なんで?」
「え、いや...好きだから...?」
「僕は別に良いけど、これから浮気するから安心してね...」
「いやそれ...安心出来ないんですけど...」
★
「えっと...好きです!付き合ってください!」
「別に良いけど、なんで教室のロッカーの中に君の友達がクスクス笑いながら告白を見てるの?」
「ギクッ」
「...ふぁああ...罰ゲームなら皆の前でやらないと...ダメだよ...」
「...はい」
★
「きゃー!可愛い!」なでなで
「...先輩方...ふぁああ」
「あくびデカイねー!可愛い!」なでなで
「...なんかいろいろありがとうございます」
★
「で?結局どうなったんだ?」
「...全部断ったよ...ふぁああ...」
「まぁ、そんなのに興味はないって言ってたしな」
「とりあえず帰ろうよ...ふぁああ」
「そうだな」
こうして、モテ期は終わりましたとさ
次回の猫村くん!
どうも!間宮です
凄い数のラブレターでしたね...
あんな数見たことない...ね...うん。
次回!
「空き地の中で」
空き地にいる猫さん達を...お楽しみに!




