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をぐらのさうし 巻之弐十伍  作者: 小椋夏己
2025年 10月

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大屋根リングの行方

 万博は終わってしまいましたが、まだまだ色々と話は続いています。


 テレビだけではなく、ネットでもいろんな話題が出て、それはもちろんいい話も、そしてそうじゃない話もあります。


 特に不愉快だなと思うのが、これは運営が本当に悪いと思いますが、


「色々と裏技を使って自分は9時枠やパビリオンの予約をこんなに取った」


 というものです。


 公式が本当にへっぽこで、そういう話は色々出ていたわけですが、


「もう終わったから垢バンされることもないから言っちゃう」


 みたいのが出てきているわけです。


 こういうのは本当に不愉快ですね。


 今回の大阪・関西万博は、


「初めてのSNS時代の万博」


 と言われているだけに、それはそういうこともあっても仕方がなかったんだとは思います。これ以降、日本では二年後に横浜の花博などがありますから、良かった点は見習って、そうじゃない点は改善していき、もっともっとみんなが楽しめる万博になればいいなと思っています。


 今回の万博、世界情勢などの上に裏の事情、大人の事情などがあったらしく、始まる前はそりゃもうひどく叩かれまくってました。冗談じゃなく行ったら無事で帰れないぞレベルの脅され方でした。あれがなかったら、最初からもっと楽しかったんだろうなあ。


 それと今やはり話題になっているのは、今になって、


「大屋根リングは全部残したほうがいい」

 

 と偉い人たちが言い出したことです。


 今のところは一部だけ残すと言ってますが、私も全部残してこそ値打ちがあると思っているので、ずっととは言いませんが、何年かだけでいいので丸ごと残してほしいなと思っています。


「木製だしそんなにもたないでしょ」


 と思われるかも知れませんが、これは万博エッセイや他の時にもちょこちょこと書いてきたことなんですが、万博のあるパビリオンで大屋根に関わった建築会社の方から大丈夫と聞いています。少なくとも数年は何もしなくてもなんともないそうです。


 永遠に残そうと思ったら、それこそ色々と処理が必要だそうですが、何年かは今のままで大丈夫なら、1年でも2年でもいいから、万博に行きたくても行けなかった人、行ったけど時間がなくて大屋根リング一周できなかった人が大屋根リングだけを見に来られるようにできたらいいのにと思います。その入場料を取ったらなんとかやっていけるんじゃないでしょうか。


 万博跡地の使い道もまだきちんと決まっていないということなんですから、そのぐらいのことしてもいいんじゃないのかなあ。


「大屋根リングの一部を能登の復興住宅に使うらしい」


 なんて話も出てきたら物も言いにくい感じがしたりもしますが、でもできたら残してほしい。


 私は「大屋根リングを全部残してほしい」という署名にもサインしてきました。


 今のところはむずかしそうですが、もしも残ったら万博のことを思い出しながら、


「あそこあたりにバルト館があったんだよなあ」


 とか言って見てみたいです。


 今だったらARなんてのもありますからね、万博に行けなかった人も「こんな感じだったのか」と楽しめるんじゃないかと思います。

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