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異世界青春嘔  作者: 南場針須
世界を越えた嘆き
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12/17

ローダイブ


 そのまま摂条を持ち上げ。地面に投げ捨てる。リングの床に穴が開き、摂条は床を破って地下まで落ちて行った。

「魔力が、装置の許容範囲をオーバーしてる。こんなことって…」

 男らの一人が言った。

 尚太は男らをギョロリと睨み付ける。

「僕の勝ちだ。さあ、約束通り真琴を返してもらう」

 男らは尚太を見て黙り込む。

「それとも僕と戦いたいのか?いいだろう。さあかかってこい」

 尚太はそう言って、地面を蹴り瞬時に男に近づき、急所を右手で殴る。後ろからくる敵のこめかみを右肘で突き、もう一人が振りかざした金属パイプを左腕で受け止め、右足で蹴り飛ばした。

奪った金属パイプを右手で溶かしながら剣のように形成する。

横から殴りかかってきた奴の顔に温まった右手をお見舞いし、腹に剣を刺す。剣を抜くと、男は血を吐いてその場に倒れた。

少し離れた所にいる男に剣を投げ、剣が刺さると同時に、隣のもう一人の男に飛び蹴りをくらわす。

「ったく。らちが明かねえ」

 剣を投げ捨て、真琴のもとへ向かう。

「敵が減らないから、もうこのまま逃げるぞ」

 と、言って尚太は真琴を抱きかかえようとする。しかし、真琴は尚太の背後から剣を持った男が走ってきているのを見る。

「危ない!」

 その瞬間、剣を持った男はその場に倒れた。――シアンだ。

「はあ。まったく、背後には気を付けてください」

 シアンはこの工場でさっき拾った魔法銃を持って、そう言う。

「シアン!何故ここに、けがは?」

「尚太さんが心配で。私は魔法薬飲んだから大丈夫です。真琴は私が連れ出しますから尚太さんは気にせず戦ってください」

「ああ、頼んだ」

 シアンは真琴の元へ駆け寄り、窓からの脱出を図る。

「所詮、二階。飛び降りますよ」

「は、はい!」

 真琴の返事とともに窓から一緒に工場の外へ飛ぶ。運よく、下の屋台がクッションになり、無事、真琴とシアンはビルの外へ出た。

尚太はそれを見て

「よし、やっちゃうか」

 と、足を広げてその場に踏ん張る。

床を蹴って天井を破り空高く舞い上がり、そのまま真下に自由落下する。

そして、勢いよく、屋上から地下まで、一直線に穴をあけて落ちた。すると、自重に耐え切れなくなった廃工場は、騒音と砂埃をたて崩れていった。

 砂埃が去り、何事かと慌てふためく町人達。尚太の安否を心配する真琴とシアン。

 しばらくすると、廃工場のがれきに埋もれた尚太ががれきをどけて顔を出した。

「あー、いてて」

「「尚太!!」」


交信遅れました。

言い訳させてもらうと、なんかやる気がわかなかった、故です。

待ってた人がいたら申し訳ございませんでした。

てへぺろ。

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