チェンジ
台本形式を変更、一苦労です。
「しゅんくんしゅんくん!!大変だよ!大変なんだよ!!」
ドタドタドタと激しい足音が響き渡る。
何やら様子がおかしい。
「大変なんだよしゅんくん!!」
どばっし~んとドアを叩き開ける音と部屋の中には俊介が。
と、そちらもなにやら様子がおかしい。
「しゅ・・・しゅんくん・・・!?」
「周ちゃん・・・・・・えぐ・・・ぐすぐす・・・・・・」
「しゅんくんが女の子になってる!!!!!!」
「そういう周ちゃんだって男になってるじゃない!!!」
何故か二人とも性別が入れ替わっていた。
周bifore→after
髪 白長髪(ストレート)→白長髪(首の後ろ辺りの部分で青リボンで纏めてある)
身長 160→175
顔 かわいい→凛々しい
俊介bifore→after
髪 ほんのり茶髪短→茶髪ボブ
身長 175→160
顔 あどけなさの残る青年顔→ロリ顔
「・・・・・・これは一体どういうことなのしゅんくん?」
「聞かれても全くわかんないよ・・・・・・」
「女の子になった俊介」に詰め寄る「男の子になった周」。
そして相変わらず泣いている俊介。
当然聞かれても分かるはずがない。
作者にもよく分かっていないくらいだ(
どうしようもない状況にため息を吐きつつ、周と俊介はお互いに目をやった。
「とりあえず・・・・・・周ちゃん背が大きくなったね・・・・・・」
「ん?しゅんくんが小さくなったのかと思ったけど・・・・・・確かにそうかも。
今ならダンク出来そう?」
「それはわかんないけど」
身長170代でダンクができる人間は世界に数人と言われている。
おそらく無理ではないだろうか。
「それはそうと・・・・・・性別が変わっちゃったんじゃ仕方ない」
何かを思いついたのか、周はやれやれと首を振りつつ言った。
「名前を変えましょう」
「え!?なぜ!?」
「私はともかく女の子に俊介はないでしょ?しゅんくん」
確かに女の子に俊介は無いが、ずっとこのままと言うわけでもなかろうに新たに名前を付けてどうするというのか。
ちなみに男の名前に「あまね」はありらしい。
作者的にはナシですが、個人的ワガママな意味で。
「いやそうかもだけど・・・・・・でもボクの中身は男なんだよ?」
「ほらほら、僕→ボクになっちゃってるし」
「はうぅ・・・・・・」
周の指摘にへなへなと座り込む俊介♀。
(しゅんくんって女の子になるとかわいいんだ・・・・・・)
周は俊介の様子を見つつそんな事を思った。
では普段はどう思っていたのか。
それは周にしか分からないことである。
とりあえずそんな俊介を放っておいて、周は一人俊介の名前を考え始めた。
「そうだねー、しゅんくん・・・・・・しゅん・・・・・・しゅんちゃん・・・・・・じゅん・・・?・・・じゅんちゃん!
よし決めた、しゅんくんは今日からジュンちゃんと呼ぶ!」
「ええええ!!!??勝手に決めないでよ!!!」
本人の同意無く物の数秒で出された結論に俊介は反論する。
が、周がそんなもの聞くはずも無く。
「だから私の事は・・・・・・おっと、コホン。
俺のことは今日から周君と呼ぶんだぜ、ジュンちゃん。
どうどう?かっこよかった?」
「いや、だから中身男だから全然ときめかないって」
「ぷ~~・・・・・・」
ジュンちゃんのつまらない反応に周君は頬を膨らませて怒った。
「明日には戻ってるかもしれないんだよ?
名前なんてそんな・・・・・・って名前表記変えられてる!」
「これも運命だよ」
「何の定めさ」
お互いに別の意味で不満げな二人。
「って・・・ああああああああああああ!!!!!」
と、突然周が大声を上げた。
「なになに!?どうしたの?周ちゃん!」
「しゅんくん・・・じゃなかったジュンちゃんこそ何よ!!」
「え?何が!?」
ずいっとジュンちゃんにのしかかる周君。
「ちょ!なに!?」
「何なのよこれはぁ!!!」
「ひゃあああああ!!!」
突然胸を鷲掴みにされて悲鳴を上げるジュンちゃん。
その姿はもはや生前が男だったかどうかも疑わしい。
「いや生前って死んでないし!!」
「何なのよこれ!?
私より大きいでしょ!?」
「そんなの知らないって!!」
「じゃあ触って確かめてみてよ!!」
「周ちゃんは今男じゃない!!
そ、それにボクが自分で自分の胸に触るなんてそんな・・・・・・!」
「じゃあ私が女の子に戻ったら確かめてみてよ!!」
「だだだだだだダメだってそんなの!!!」
「私だってねえ!!私だって高校に入る前からずっと気にしてたんだよ!!?
なのにそんな・・・・・・昨日まで男だったしゅんくんが何の努力もせずに!!」
「そんな事言われても!!」
「しゅんくんの裏切り者おおおおおおおおお!!!!!」
どだだだだだだだだだだだ、と周は泣きながら走り去っていった。
「いやそんな・・・・・・大泣きされても・・・・・・」
「ぐすぐす・・・・・・私の努力も知らずに・・・・・・しゅんくんのバカぁ・・・・・・」
めそめそと泣きながら一人途方にくれる周♂。
と、そんな周に声をかける人物が一人。
「あ、周っぽい男が泣いてる」
「誰!?そこの時代遅れの不良のような人は!?」
突然声をかけられ、周はそちらをビシィ!と指さしながら返事をした。
そこには周の言葉通り長いリーゼントを蓄えたいかにもな不良が立っていた。
「あたしだよ、麗奈」
「麗奈ちゃん!?」
「そうだよ。
あんたは周?」
「そうそうそう」
「へ~、ずいぶんかっこよくなっちゃって」
「そう?自分じゃよくわかんないけど」
「あたしもかっこいいでしょ?」
麗奈bifore→after
髪 赤ふわっと→黒髪リーゼント(推定20cm)
身長 165→180
顔 ちょっと怖い系だが眼はやさしい→凄く怖い系だが眼は優しい
「・・・かっこ・・・・・・いいよ・・・」
「でしょでしょ?やっぱ男はこうでなくちゃね!
おっと、言葉遣いも直さねーとな!」
なりきってる・・・・・・と周は先程までの自分を棚に上げて、少しばかり冷めた目線で麗奈を眺めていた。
「名前も考えたんだ。
麗奈改め、レイってのはどうだ?」
「へ~、南斗○鳥拳の使い手だね」
「・・・ゴメン、それはわかんない」
周の言葉に首をかしげつつも、どうやらお互い同じ性別と言うことで特に思う所は無いらしい。
「それはそうとこの状況・・・・・・俊介もどうかなっちゃったりしてるの?」
「しゅんくん?
・・・・・・しゅんくんなんて・・・・・・しゅんくんなんて・・・・・・」
その言葉に再び落ち込む周。
「・・・・・・何かあったみたいだね・・・・・・」
何かを察したらしくレイは同情的な視線を送る。
と。
ドタドタドタとあわただしい足音が聞こえて来た。
「ん?なに?」
「やべ、来やがった!」
バーン!と、いつも麗奈を慕っているあの不良たちが現れた。
ただし。
「にいさん!」
「あにさま!!」
「兄貴!!」
「みんな女の子!?」
「そーなんだよ、コイツラも性別変わっちゃってさ~」
どういう事情かは知らないが、どうやら性別が変わる現象はそこかしこで起きているらしい。
「ってことは麗奈ちゃん、女の子に追っかけまわされてるんだ~、へ~」
「冗談、これだけの女に追い回されるなんてゴメンだよ。
もともとあたしは女だし」
なりきってたくせに、とジト目で見つつ同情することにする。
「じゃ、そういうわけで」
たたたたたた、とレイはその場を立ち去る。
「あ、逃げた!!」
「待ってください!兄貴!!」
「男になってもアタシら一生ついていきます!!」
「兄貴~!」
「あにさま~!」
そして不良たちも揃ってドダダダダダダダダとレイを追いかけるのであった。
「うわ~、確かに凄い迫力・・・・・・」
続かない
ちなみに。
竹内bifore→after
髪 黒短い→ショートカット
身長 195→180
顔 凛々しい→お姉さん系
胸 普通(?)→周が泣くくらい
まろんbifore→after
髪 ショートカット→短髪
身長 143→158
顔 幼い→やっぱり幼い
胸 小→あまり厚くは無い




