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いつでも真面目ちゃん! ~VRMMOでハジケようとしたけど、結局マジメに強くなり過ぎました~  作者: 亜空間会話(以下略)
7章 月臨、花の降る

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299/299

299【大陸の支配者!?】魔王を決めるよ!【天変地異】(1)

 どうぞ。

 カメラに五人の並びが映った瞬間に、けっこう勢いのあったコメント欄がさらに加速する。


『キター!!!』『揃ったあああああああ』『まってた』『ガチのマジで待ってた』『長かったね……』『専業のライバーじゃないからなあ』『ソロは何回かあったんだけどね』『いやでも揃ってこそやろ』『五人!!』『やっぱこの並びすき』『待った甲斐あったわ』


「皆さまどうもこんばんはー、徒歩で来ちゃったとっこでございますよー。なんと! 今日は待望の五人揃ってのギルド対抗戦! しかも!!」

『やほやほー、あそびばーもアンナでお送りするよぉ。挑まれたからには、最強の力で叩き潰さないとだもんねぇ』


 何があったかはまだ聞いていないけど、順番にあいさつをしていく。


「こんばんはー、〈ラフィン・ジョーカー〉もしくは「白バニーさん」ことフィエルだよー」

「こんばんは。レーネです」「ごきげんよう、シェリー・ルゥよ」


『名前が多い』『情報が……情報が多い!』『あぁ^~たまらねえぜ。』『すでに魔王軍みたいなここがあるのに悪の組織が出てこようとしてんの草』『ぶっちゃけロールプレイ勢が勃興すんのはありがたい』『新大陸でやるんだっけ?』『壊し放題ですね(白目)』


『じゃ、ざざっと説明していくよぉ。まずは「秘密結社ワルイダー」のことから』


 カメンシリーズよりは大選隊シリーズっぽい、悪の組織っぽいことをしたいというコンセプトで作ったらしい「秘密結社ワルイダー」というギルドがある。ログイン時間が減っていてあんまり気付かなかったけど、いろいろ悪いことはしていたようで、このあいだ器臓を盗んだのもワルイダーの一員だった、ということだった。


「今のところは、“弓取”ことホウイさんが幹部の「鬼蜘蛛」を倒した、という情報が出ておりますなー。あと、大本営発表では幹部のふたり……「ねこ★ろーぐ」と「ドクター・ボル」が除名になったそうですぞ」


『草』『真面目な顔で言うなw』『大本営発表wwwwww』『↑なにそれ』『旧日本軍の公式報道、負けそうになっても「勝ってます!!」って言いまくってた』『要するに:ウソ言いたい放題』『このワード使ってること自体がギャグだろwww』『何人かは知らんけどいっきに二人除名てヤバない?』『内ゲバは悪の組織の華だからな』『二人同時退場はもう壊滅する寸前やんけ』『逆に誰が残ってんの?』


「最終回のちょっと前くらいのノリだよね。スライムの人と蜘蛛男と、あとボス……? 三人かな、残り?」

「うーむ。それなのですが、ワルイダーの工作員が情報を操作しているという話がありましてなー。切り札があるようなのです」


 前から言われていたことだけど、生き物の形をした機械「メガゾード」たちは、合体して巨大ロボになると言われている。そして、メガゾードはすべてモンスタージョブに登録されているため、メガゾードのジョブを集めていくと合体して「巨大ロボのジョブ(仮)」が出てくる、とされている。


『この「隠された巨大ロボ」が、最後の幹部ってことなんだろうねぇ。単純に足し算したステータス、じゃないんだろうけど……強いだろうねぇ』

「なるほどー、モリオンカイザーみたいな感じなんだね」


『最強の出オチ来たな……』『しっぶw』『ここでそれ選ぶか?w』『ガチのぽっと出かつ次回爆散して二度と出てこないっていう』『わりと観てる作品偏ってる説』『お兄さんはシリーズ順番に追ってないくさいから……』『まさかのヒカリファイターG』『ちゃんと観てるなぁ』『めっちゃ古いやんw』『不朽の名作なので』『じいちゃんがエキストラ出たことあるって言ってた』


 そして――どうやら五体合体らしいけど、魔石と封印カードは今のところ三種類しか出回っていない。流通させている側は、合体を防ごうとしている……おそらくだけど、自分たちだけの切り札にするために。


「敵は、自分たちだけが流通を握っていると思っているのでしょうが……残念でしたなー。市場でもっとも大きな額を握っている組織は、ワルイダーではありませんぞ!」

「その言葉がもう悪っぽいわね」


『うん』『そうだね』『元からどう見ても魔王軍だろ!』『※魔王チャレンジと題して、勇者の挑戦を受け付けていた人たちです』『そういやそうだったわ』『カネの話しだすと途端に悪い人に聞こえるのってなんでなんやろな』『あっこれは』『マジか』『ででで出たー!!』


 あの「タイトルタイルズ」のエンブレム……「交差する剣とハンマー」が描かれた金属の箱を開けると、二枚のカードがあった。


「これを、使ってもらいます。あの五枚とは別系統のようで……もうひとつのロボがあるようなのですなー」

『ほんっと、あちこち駆けずり回って手に入れたんだよぅ。カッコよく使ってね』

「りょーかい、ギルドマスター! 私の新装備もできたし……いろいろ見せられるね」

「……来たようです。紹介は、戦いながらでも」


 いったいどうやって作ったのか、そこらへんの岩を使ったとしか思えない、ただのゴーレムが――地平線を埋め尽くすほどの数で、こちらに迫ってきていた。

 ロボの名前的に立場が真逆……ではないか? でも正義っぽい名前のやつを悪の組織が使うのもいいよね。

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