魔法学薬とクラムチャウダー
6月5日㈬異世界学園編
今日の授業は魔法学薬。生徒のみんなは実験着に着替えていた
「今回は回復薬を作ります。前回渡した紙に作り方が書いてあるからちゃんと見て作ってください」
そうして、みんなは回復薬を作り始めた
「サキ…唾入れんなよ」
「入れないよ!ファルファー読んで」
「あぁ、まず最初にエメラルドハーブを水と煮る」
「エメラルドハーブ?」
サキは後ろにある棚を見た。とても高いところにあった
「ハン兄取って」
ハルト王子が取って、サキに渡した
「次に、蜂蜜…あ、食用ではないやつか…」
ファルファーはサキを見た。サキはその蜂蜜を食べた
「おい!食うなぁ!」
「えーオエッ…まっず」
「まずいってな…」
ハルト王子は考えた。蜂蜜の代わりに何を使おうか。そんな時、朝食に食べたパンケーキにかけるはずだったメープルシロップが出てきた
「あ!メープル!いいかも!入れてみようよ!」
「そんな得体の入れないものを入れてどうする!」
「えーいいじゃん?実験として見れば。えい!」
サキはメープルシロップを一瓶全て入れてしまった
「おほほ!なんか美味しそうだな」
「回復薬ってこんなに粘り気があるのか?…」
サキはとりあえず混ぜた
「ねるねるねるねはーへっへ!ねればねるほど色が…色が…変わらない!」
「失敗しか?」
ふたりは貰った作り方の紙を読み漁った
「(…メープルシロップがダメだったかな…)」
「あ!あった!水だ!まだ水入れてないや!まだ間に合う!水を!水を持ってこい!」
「あいよ!」
ファルファーが水いっぱいのバケツを持ってきた
「おらぁ!バケツだぁ!」
何故がファルファーはそのバケツをサキに投げた
「ちっよ!いや!」
サキはそれを避けた。後ろの棚にある薬草に水がかかってしまった
「何避けてんだよ!受け取れよ!」
「いや、普通は避けるから!うん!普通はね!」
「おい…」
いつの間にか後ろには先生が立っていた
「お前らぁぁ!」
「にひぃ!殺されるぅ!ファルファー助けてぇ!」
「えぇ!」
「この濡れた薬草どうしてもらおうか!」
「「ご、ごめんなさい!!」」
ふたりはこっぴどく怒られた。ふたりが怒られている間、ハルト王子は大釜に入っている、とろみがついた液体を回復薬にしようと試行錯誤した
「…ハン兄さん!助け…何してるの?!」
「あぁ、回復薬を作ろうとしたが何故がクラムチャウダーが出来た」
「いやなんでぇ!おかしいよ!あんな毒々しい液体からこんな美味しそうなクラムチャウダー…美味しそうではないな」
大釜に入っているクラムチャウダーは紫色をしていた
「少し食べてみるか…」
「おい!まだ話は終わってないぞ!」
ファルファーとサキは放課後、補習と濡れた薬草の調達に行った
登場人物
サキ
ハルト王子
ファルファー
先生1
天気:曇り




