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《黒の毎日》  作者: 主s.s
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人殺しの人生

4月26日㈮暴連高校編

深夜一時、サキは依頼でとある人物を殺すことになっていた。依頼内容は、社長が横領(おうりょう)をしたが、それを依頼人に(なす)り付けた。社長を殺し、横領(おうりょう)の件を流出(りゅうしゅつ)して欲しいとの事

「はぁ…はぁ…はぁ…何なんだよ!」

サキは社長を廃工場まで追い詰めた

「やっと…追い詰めた」

「何なんだよ!金か!金が欲しいのか!」

「わしは、横領(おうりょう)の件を知っている」

「知っているのか…なら!金をやる!それで忘れてくれ!」

「わしはお金が欲しい訳じゃないの。食材が欲しいの」

サキは(やり)を取り出し、社長の頭目掛けて(やり)を投げた。(やり)は社長の頭を貫通(かんつう)した。後ろに倒れたが、まだ死んではいなかった。もう一本取り出しトドメを刺した…

時は経ち、学校が終わり、放課後(ほうかご)だった。サキは、朝殺した社長の遺体を、どんな料理にしてやろうか考えていた

「(ん〜男はあんまり美味しくないんだよなぁ、特に普通体型の人は…とりあえず圧力鍋(あつりょくなべ)で煮るか)」

すると、正門から髪が(みだ)れている女性が走ってきた

「(誰かの保護者(ほごしゃ)か?)」

そう思った時、女は隠し持っていた包丁を取り出した

年広(としひろ)さんを返せぇぇ!!」

女はサキ目掛けて、包丁で突進(とっしん)してきた。サキは咄嗟(とっさ)に、女の手首を掴み、手が緩んだ時に包丁を奪った

「人違いじゃないか?(うんうん。人違いであって欲しい)」

「あんたで間違いないわ!!年広(としひろ)さんを返してぇ!」

「(この人本当に誰?だって、年広(としひろ)の奥さんじゃないし…)」

「あんたの真っ赤に光る目!私はこの目で見たのよ!赤い目なんてそうそうにいないじゃないのよ!」

「(もしかして…)不倫相手?」

女は図星(ずぼし)をつかれ、黙ってしまった

「……なんで、知っているのよ!!!」

女はまた暴れだした

「離せぇ!!離せぇぇぇ!!」

何度も暴れ出す女を見て、サキは混乱(こんらん)してしまったようだ。校門に立っていた先生が駆けつけ、サキは暴れだした女を先生に引き渡した

「サキちゃん大丈夫?」

「うん」

「知り合いなの?」

「いや全然。見たこともないよ」

「そうなんだ。じゃあ、なんだったんだろうね」

「ねぇ〜」

サキはあんなことがあったからか、気分はダダ下がり。気分転換(きぶんてんかん)遊歩道(ゆうほどう)を歩いていた

「(あ、おつかい頼まれていたんだった)」

渡されたメモ用紙を探していたら、メモ用紙が落ちてしまった。拾おうとしゃがんだ時、前から、英国紳士(えいこくしんし)の服を着た、白髪ストレートロングヘアの男が前から歩いてきた。男はメモ用紙を拾って、サキに渡した

「どうぞ」

「あ、ありがとう…ございます…」

「どういたしまして…『王子様』」

「!!…その言語(げんご)…異世界語。なんで…」

「変装しても無駄ですよ。サキ・ロリール」

「え?なんで知ってるの。それは、異世界の名っ…」

「こんな黒色の(かつら)を被って、伊達(だて)メガネまで。ま、瞳の色でバレているがな」

「本当に…誰なの」

「…エルジェ…いや、ハルは元気かい?」

「まあまあ元気ですけど…あ、最近肺癌(はいがん)がどうとかこっ…」

「いつか、奪って見せるよ。サキ・ロリール」

そう言いて、男は去って行った

「…まだ、喋っている途中でしょうが!!」

登場人物

サキ

殺された社長(真数 年広)

愛人(愛葉 愛)

先生(金沢 優斗)

生徒(鈴木 小花)

謎の男(???)

天気:晴れのち曇り

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