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ミストの短編集  作者: ミスト


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宇宙戦争?

登場人物

ジライヤ


サスケ


RBT-D4


UTJ


ここはかつて忍者が暮らしていた村の集落。


「かあ様ただいま!」


元気良く声をかけるのは若干20歳の忍の生き残りのサスケである。


「今帰ったぞ」


サスケの後に続いた白髪の長身の忍装束を纏って居るのはジライヤである。


「貴方お帰りなさい」


先程から丁寧な言葉遣いで微笑みを浮かべながら薪を汲み風呂の準備をしているのは。

サスケのお母さんでありジライヤの嫁のツルである。


「ツルよ最近の調子はどうじゃ?」


忍者と言う職業柄サスケとジライヤがツルと会うのは月1回あれば良い方である。


「そうですね~可もなく不可もなくと言ったところでしょうか?」


「有無、それが一番じゃな」


ジライヤはツルの返答に安心した。

ドゴーン!


空から何かが飛来し山に落ちた。


「何今の音」


サスケも忍者の職業柄耳が良く思わずツルに問いかけた。


「隕石?こんな時代にそのようなものがあるか」


恐竜時代でもあるまいしとジライヤはサスケをバカにしたような態度をとる。


「父上、拙者見てきて良いでござるか?」


「好きにするが良い」


興味を持った事に対しては何を言っても聞かないのは昔の自分とも同じだとジライヤはサスケを見ながら思った。


山に向かうサスケ


「何だあれは」


サスケの目の前には灰色の人の形をした生き物が無数に出現した。


「何だ貴様等は!」



サスケが問いかけるとそれらはまるでそう返答するようにプログラムされているように返した。


「ワレワレハウチュウジンダ」


忍者のサスケに宇宙人と言われても頭に?しか浮かばないのは無理もないだろう。


「ウ・・チュウ・・・ジン?」


「ワレワレハウチュウジンダ」


などとやり取りをしていると隕石らしき物から見たこともない鉄の塊が現れた。


「私の名前はRBT-D4通称ロボットだよ。」


ロボットだよと言う自己紹介にまた頭を捻るサスケ


「ロボットとは?」


喋る鉄の塊に疑問を抱いている。

「何者じゃ!貴様等は!」


ジライヤとツルの前に無数の宇宙人が立ちはだかって居た。


それもまた同じ言葉を告げる


「ワレワレハウチュウジンダ」


ジライヤも同じ事を口にする。


「ウ・・チュウ・・ジン・・?」


そしてまた同じようにRBT-D4も現れた


「今度は鉄の固まりか・・・」


ジライヤは呆れた声を出した。

「ワタシノ名前はRBT-D4」


RBT-D4はたどたどしい言葉を語る。


「貴様等の目的はなんだ!」


ジライヤが問いかけた。


「ニンゲンノセイ・・・ミライウバワレタ」


彼等の言い分としては未来で人間とロボットが共存していたが最終的に人間の環境破壊によって地球が壊された。のでそれより前に人類滅亡の為にやって来たと言う。


「・・・・それは済まないことをした・・・」


ジライヤが謝罪をする。


「ユルサナイニンゲンユルサナイ」


宇宙人と一緒に詰め寄るRBT-D4


「あんた危ない!」


ツルがジライヤに危険を促した


ガキイィン


RBT-D4の伸びた腕を妖刀マサムネで防ぐジライヤ


ビュイン


RBT-D4をやり過ごしたのもつかの間宇宙人UTJが瞬間移動してジライヤにレーザーを放った。


「アンタアァ」


ジライヤはツルの目の前で息を引き取った。


そして、ツルは彼等と一緒にアジトに瞬間移動した。


「・・・言いがかりじゃないか・・・」


同じ説明をRBT-D4に聞いたサスケ


「今ヒトリケシタ」


モニターには息を引き取ったジライヤが映っていた。


「父上!」


サスケは大声をあげた。と同時に怒りが込み上げてくる!


「ウォー」


妖刀キヨマサを持ちRBT-D4に斬りかかる


するとUTJがRBT-D4を連れて移動する。


「逃げた!だと・・・」


サスケは愕然とした。


「ええぃ悲しんでても仕方無い!何か移動方法を探さなければ」


すぐに立ち直るサスケ


「奴等がこの時代の生き物でないとするならこの時代にはない乗り物があるはずだ」


サスケは辺りをくまなく探した


「何だこれは・・・」


見たこともない乗り物のような機械を見つけたが既に壊れているらしくウンともスンとも言わない。


「困った・・・ひとまずからくり愛好家のゲンさんの所に持っていってみるか」


からくり愛好家のゲンさんとはどんなからくりも直してしまう腕利きの職人だ。

「おっ!サスケどっか行くのか」


ゲンさんの所に行く道中にリョウマと遭遇した。


「実はかくかくしかじかで」


RBT-D4とUTJの話をリョウマにしたがリョウマはどうやらついてこれていないように見えた。


「ってまあ、こんな話解るわけないでござるよな」


「おおよそは理解した。取り合えずゲンさんに会ってもし、その鉄の塊が乗り物だったら拙者も同行するでござるよ。」


何とリョウマは理解していたらしい。


「あの説明で理解するとはお主なかなか見かけによらず賢いでござるな」


サスケが感嘆な声をあげる。


「一言余計でござる」


そしてなんやかんやしてると


「らっしゃい!なんでぇサスケとリョウマじゃねぇか」


工房の中からゲンが話し掛けてきた。


「ゲンさん実はかくかくしかじかで」


サスケはゲンにリョウマと同じことを説明した。


「って言うとこの鉄の塊が奴等のアジトに行く手段って訳かい」


カンカントントン


取り合えず故障している部分を直すゲン


「治りそうでござるか?」


「ここをこうしてこうじゃな」


ピロピロウィーン


「治った!」


サスケは鉄の塊が直ったのとやっぱりゲンさんすげぇって言うような声を出した。


「恐らくじゃがそこのワープと言うボタンを押せば時空が移動する仕組みだと思うぞ」


ポチッ


とサスケとリョウマが中に入って押してみるとゲンの視界から鉄の塊が消えた。


「どこなんだいここは」


ツルは見たこともない生物やら鉄の塊を見て呟いた。


「ワレワレノアジトダ」


ウチュウジン以外喋らないかと思ったUTJが声を出した。


「アジト・・・住みかってことかい」


事態を飲んだツル


ビュン!


「おっ着いたでござるか」


サスケとリョウマが鉄の塊からツルの目の前に現れた。


「サスケ!」


「何か凄いところだな・・これが未来でござるか?」


サスケが言う


「アララ~キチャッタノカコニイレバヨカッタモノヲ」


RBT-D4が片言で喋る


「トオリャアアア」


いきなりライコウで切りかかるリョウマ


「ソンナコウゲキワタシタチニハキカナイ」


RBT-D4はヒラリとこれを交わした


「セェイ!」


今度はサスケがキヨマサで切りかかる。


「キキマセ~ンザンネンデース、アタマヲヒヤシナサイ~」


「ハッ!」


何かに気付いたリョウマ


「どうしたリョウマ」


サスケが問いかけた


「こいつら下手したら水に弱いんじゃないのか?鉄の塊だし」


「ギクッソンナワケナイダロウワレワレハコウセイノウロボットナンダカラ」


リョウマの指摘に分かりやすく動揺するRBT-D4


「サスケ水だ!」


「水と言われても・・・あっ!」


そこには丁寧にもUTJが飲むのか何なのか使用用途の不明な水があった。


「サ・セ・ル・カ」


瞬間移動したUTJが襲ってきた。


「っとお前の相手は俺だぜ」


UTJの懐に入りライコウで切りかかった。


「グゥ・・・」


UTJはその場に倒れ込んだ。


その後もバッサバッサライコウでUTJを倒していくリョウマ


「コレハマズイ」


ピッ


ウィーンウィーン


辺り一面にサイレンが鳴り響く。


ドコドコドコドコ


RBT-D4が四方八方に出現した。


「リョウマどうするでござるかこの数・・・」


「取り合えず水をかけよう」


バシャッ


リョウマはおもむろにRBT-D4に水をかける


ピー


RBT-D4の動きが止まった。


「行くぞサスケ!形勢逆転だ」


あれよあれよとなぎ倒し(水かけてるだけ)

ついに最後のRBT-D4になった


「オマエワタシコロスコイツイノチナイ」


RBT-D4はツルを捕まえ身代わりにしようとした


ギリリ


二人が口を噛みしめる音がした。


「サテドウスル」


「ええい破れかぶれでござる~」


バシュッ


サスケはキヨマサを天に投げた


ビービー


「火災発生火災発生」


投げたキヨマサが火災報知器を誤作動させ天井から水が出てきた。


「ヒュウン」


RBT-D4の動きが止まった。


「水で死ぬわけには行かない急いで脱出だ!」


また鉄の塊に乗ってワープをする3人。


「おぉ!お前達」


無事ゲンさんのからくり工房にたどり着いた。


「助かったでござるか?」


「サスケアンタもう危ない真似はするんじゃないよ」


助けたツルに何故か怒られたがサスケは兎に角両親を失わなくて良かったと思い笑った。


ジライヤは死んでしまったが未来で技術が発達したらもしかしたらまた会えるんじゃないかと思いサスケは静かに疲れを癒すため眠った。


めでたしめでたし。







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