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『扇風機を持って異世界転移!? もふもふ達と共に扇風機を操り俺はこの世界を生き延びる!!  作者: ありぽん


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40話 安定してきた魔法、そして提案

「よし、かなり素早く正確に、使えるようになったじゃないか」


 扇風機の攻撃魔法ができるようになってから1週間。俺達は防御魔法と攻撃魔法を、1つずつ丁寧に練習をして。最初よりも安定した魔法の威力で、的に攻撃することができるようになった。


 それに、その訓練をしているおかげか、魔力を溜めるための時間がさらに短くなり。そこまで強くイメージせずに、サッと自然に魔力をためられるようになって、魔法発動までの時間が3秒くらいまで短縮する事ができたんだ。


 これもみんなのおかげだし、見回りの後、少しの時間だけでもって。毎日俺達の訓練に付き合ってくれている、父さんとタイラーもおかげだよ。ちなみに今日は、森の調査は一旦終了したということで。朝から訓練に付き合ってくれていた。


 森を1日で移動できるギリギリの範囲は、全て調査したし。他の場所に関しては、シルフの友達が森中にいるから、その友達に毎日様子を聞いてくれて。何も変化が起きていない事を確認。


 近くの村や、小さな街の方も確認したけれど、何も情報はなく。昨日で調査は、一旦終了ということになったんだ。


 そしてリカードさんがいる街には、3日後に行くことのなった。ちょうど3日後に、父さんが街に用事があるらしくて。そのついでに行くって感じだ。


「さて、じゃあ。街に行くまでは、ちょい時間があるからな。明日は初めての実践にでもいってみるか?」

 

「え?」


「ここまでしっかり攻撃ができているなら、そこら辺の底辺魔獣なら、しっかり倒すことができるだろう。前の記憶のある時のリョウは、もしかしたらもう魔獣討伐は経験済みかもしれんが。今の状態では初めてだろう?」


『それにカーライルと話していたんだが、ワイバーンの事もあるからな。もちろん今のリョウに、ワイバーンと戦えなんて言わんさ。勝てるなどと思っていないし、そこまで実力がついたわけでもない』


「だがな、強い魔獣が暴れ出すと、他の関係ない魔獣達も暴れ出す可能性がある。ワイバーンが暴れたのを良いことに一緒に暴れ出し、人や魔獣達を襲ってくる魔獣達。強い魔獣から少しでも逃げようと、慌てて逃げ回る魔獣達。怖さがまさってしまい、逆に威嚇と攻撃をしてくる魔獣達」


『うむ。そういう者達から身を守るために、家族を守るために。少しでも実践を経験しておいた方が良いだろう』


「昨日、ちょうどネズーの住処を見つけてな。初めての実践にはちょうど良いんじゃないかって、話していたんだ」


「そうか、そういうこともあるのか。ただただ食糧確保のためとか、依頼達成のために、魔獣を倒すとかじゃなくて」


「そうだ。何も攻撃魔法は攻撃のためだけにあるわけじゃない。大切な家族を守るための攻撃でもあるんだ。どうだ? 実践やってみるか? もちろん、お前の気持ちが優先だ。俺達は大丈夫だと思っているが、お前の気持ちがついてきてないんじゃ、いくら実践をしにいっても、身につかないからな」


「大丈夫! 実践やってみるよ。今よりももっと動けるようになりたいし、いつまでも父さん達に頼ってばかりはいられないからね」


「そうか!! それじゃあ明日、朝から出かけるぞ。と、それと、努力しても。それでもできない時はある。それにお前はまだ子供だ。頼ってばかりって言ったが、どんどん頼ってくれて良いんだからな。まぁ、努力せず、何もせずに頼るのはダメだが」


『うむ、そうだぞ。どんどん頼ってくれ。と、俺はあっちで遊んでいるチビどもに、実戦の話しをしてくる』


 今は『カットブーメラン』を訓練していたため、一緒に魔法を使わないミルフィー達は、向こうの花壇で遊んでいた。

 が、タイラーに話しを聞くとすぐに俺の所に来て俺に。失敗しても大丈夫、誰でも最初は失敗するんだから、今できる精一杯の力で頑張ろう!! と言ってくれた。


 こうして俺の初実践が決まり、その後は、森だろうがどこだろうが、歩く時に必要な物、基本の物について父さんに習った。こう山登りやハイキング、森歩きする時なんかに、いろいろ装備していくだろう? それと同じ感じだったな。

 ちょっと近くを歩く時。しっかりと装備しないといけない時など、様々な場面での装備について習ったよ。


 ただ、荷物が多すぎる時に、パーティーを組んでいる時は。それぞれ基本の荷物以外は、手分けして持つこともあるらしい。追加装備なんかだな。鍋とか予備の食糧とかいろいろだ。

 

 明日は基本装備だけして、実践に向かうことに。家からそう離れていないらしい。聞いた感じだと、2キロも離れてないんじゃないかな。だからそこまでの装備は必要ないって。


 そして俺の初実践だけど。誰と戦うか。それはさっき言っていたネズーという、ネズミに似ている魔獣だ。だけど大きさは、うさぎと同じくらい大きいで、足もかなり速い。だがそれでも、俺の攻撃なら問題なく当てられるだろうと。


 習性はネズミと同じ感じで、食物庫に入り込んで、中の食べ物を食い荒らしたり、農作物を食い荒らし、畑をボロボロにする。


 それから森や林なんかにいるネズーは、そこまでじゃないんだけど、街にいるネズーは、病原体を運び、人々に病を広げるため。害獣に指定されている。


 それと今回は、どの攻撃もして良いという事で。それならば、できるだけ全員の魔法をやってみよう、とい事になった。


 魔獣の中には、特定の属性に弱かったり、逆に強かったりする魔獣達がいて。例えば火魔法には弱いため、火魔法で攻撃するとすぐに倒せるのに。しかし土魔法には強く、土魔法を使ったことで、逆に相手の力が強くなってしまう、なんて事も。


 その辺はしっかりと、それぞれの魔獣の能力を覚えるしかないんだ。ただ、今回のネズーは、どの魔法で攻撃しても良いため、全員が攻撃できたら良いなと。


 こうして俺達は準備をしっかりと済ませ、夜もしっかりと寝て。初実践の日を迎えた。

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