第18話 マジかよW 天使アミムラのめちゃめちゃ展開④
チン毛大根は『ホール』に行く。
『ホールスタッフ』が忙しそうに料理を運んでいる。
「ようこそ、えっと……チン毛大根君? こういう仕事、初めて?」
『ホールスタッフ』の女が声をかけてきた。
胸元のネームプレートには、『鈴木春奈』と書かれている。
年齢は20代前半ぐらい。
髪は、ロングウェーブで茶色に染めている。
胸はCカップ。
女子大生の雰囲気がある。
「あっ」
チン毛大根は気づく。
『ミートソーススパゲティ』と『激辛キムチ鍋』をぶっかけた女だった!!
「ごめんね~。本当、あんなミス初めてなの。今まで1度もなかったのに」
ぶっかけ女は、反省してる様子。
「私のことは、春奈と呼んでください。『教育係』を任されてるの」
ぶっかけ女は言った。
「チン毛大根です。よろしくお願いします。チン毛でも大根でも好きなように呼んでください」
チン毛大根は言った。
「じゃあ、チン君ね。よろしく」
春奈は言った。
「仕事内容、店長から聞いてる?」
春奈は聞く。
「はい」
チン毛大根はうなずく。
「それじゃ、お客様の案内とオーダー(注文)をお願い」
春奈は指示する。
「はい」
チン毛大根はうなずく。
家族連れが出入り口から入ってくる。
「いらっしゃいませ。何名様でしょうか?」
チン毛大根は出迎える。
「4人です」
家族連れの父親が答える。
「ご予約のお客様でいらっしゃいますか?」
チン毛大根は聞く。
「いいえ」
家族連れの父親が答える。
「お席へご案内します」
チン毛大根は、テーブル席へと案内する。
家族連れが席に着く。
チン毛大根は。すぐに水とおしぼりを持ってくる。
チン毛大根は、メニュー表を渡す。
家族連れが注文してくるまで待つ。
時間が少し経過して、家族連れが注文してくる。
チン毛大根は、再び、家族連れのところへ行く。
オーダーハンディ端末(携帯型の注文専用端末)に注文内容を入力する。
間違いがないように、注文内容を確認して送信。
注文が『キッチン』へと自動転送される。
すぐに『キッチン』から料理が提供される。
チン毛大根は、料理を家族連れのテーブル席へと運ぶ。
しばらくして、家族連れが食事を終える。
チン毛大根は、空いた皿を下げる。
家族連れは、会計をするためレジへと行く。
、チン毛大根は、その後をついていく。
家族連れは、伝票をチン毛大根に渡す。
チン毛大根は、伝票から合計金額を計算して、家族連れに伝える。
家族連れは、料金を支払う。
チン毛大根は、お釣りを渡して、
「ありがとうございました」
と、言って、家族連れを見送る。
チン毛大根は、家族連れが使った、テーブルの後片づけと席の掃除をする。
チン毛大根は、次の客を待つ。
これを8時間繰り返すのかよ!!
チン毛大根は「ふぅーっ」と、ため息をつく。
「うまくできたね」
春奈が声をかけてきた。
「もっと、緊張するかなと思ってました」
チン毛大根は言った。
「この調子でがんばろー」
春奈は言った。
午後6時。
次の客がやってくる。
また、家族連れだ。
『ファミリーレストラン』だから当然だ。
チン毛大根は、同じように接客をしようとする。
だが、口から出た出迎えの言葉は、
「いらっしゃいませ、クソ野郎」
で、あった!!
家族連れはポカンとする。
「両親、ゆうべはお楽しみでしたね」
口から勝手に思ってもない言葉が出てくる!!
は?
なんで?
どうして?
「奥さん、旦那のチン〇を舐めた口で、これから何を頼むんだい? アイスかい? 同じようにペロペロするかい? ヘヘヘッ」
なんだ!? この下品な言葉使いは!?
チン毛大根は混乱する!!
春奈が大急ぎでやってくる!!
春奈は頭を下げて、
「不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございません。教育を徹底させますので、どうかお許しください」
と、謝罪する。
「もういいです」
家族連れの妻が怒って出て行き、つられるように夫、息子、娘も出て行く。
春奈は、困惑しながら、チン毛大根を見る。
「急にどうしたの? なんなのよ、あの言葉使い」
春奈は聞く。
チン毛大根は混乱しながら、
「わからない!! 勝手に口が開いて言葉が出てくる!!」
と、言った。
「どういうこと? もっと、わかるように説明して」
春奈は聞く。
チン毛大根は混乱しながら、
「(口が勝手に動く)うるせぇ、ぶっかけ女。俺も白い液体ぶっかけるぞ。最近、ヌイてなくてたまってたからな。ヘヘヘッ」
と、言って、続けて、
「こんなふうに、自分の意思とは関係なく、急に口が勝手に開いて、言葉が出てくる!! 自分でもわけがわからない!!」
と、言った。
「今日の私と同じだ!! 私も自分の意思とは関係なく、体が勝手に動いて、チン君に料理をぶっかけたの!!」
春奈は言った。
チン毛大根はㇵッとする。
「まさかー」
チン毛大根は、急いでオルーレとアミムラが座っているテーブル席へ行く!!
オルーレが暇そうにスマホをいじりながら、
「あれ? どうしたの? 忘れ物? ちょうど、今から出るつもりだったから、お会計して」
と、言った。
アミムラはいなかった!!
「(口が勝手に動く)おい!! 止まらない性欲の天使!! アミムラは?」
チン毛大根は聞く。
「止まらない性欲の天使ってなによ!! ひどいわね。アミムラなら、疲れたから先に帰るって。『なんでもできる力』を3つ使ったからね。今頃、家で寝てるでしょ」
オルーレは言った。
「(口が勝手に動く)クソッ!! 淫乱天使!! 今すぐアミムラのスマホにかけてくれ!!」
チン毛大根は言った。
「誰が淫乱天使よ!! 今は寝てるでしょ。なんなの?」
オルーレは言った。
チン毛大根は急かすように、
「(口が勝手に動く)うるせぇぇぇー!! おっぱい揉むぞぉー!! 俺は、今、無我夢中でおっぱい揉みたいんだよぉー!! 吸いたいんだよぉー!! おまえだって、揉んだり吸われたりしたいんだろ? ヘへへッ」
と、言って、続けて、
「とにかく、今すぐかけてくれ!!」
と、言った。
オルーレは、電話番号を押しながら、
「さっきから何言ってるの? どうしたの? たまってるの?」
と、聞く。
オルーレはアミムラに電話する。
受話器の向こう側から「もしもし」と、アミムラのダルそうな声がする。
「ごめん、寝てた? チン毛大根が話したいって。代わるね」
オルーレはそう言って、チン毛大根にスマホを渡す。
「おい!! 勝手に口が開いて、思ってもない言葉が次から次へと出てきたぞ!! 何をした?」
チン毛大根は聞く。
アミムラはクスクスッと笑う。
、
「……始まったようね。ここから、最高におもしろくなる」
アミムラは言った。
「どういうことだ?」
チン毛大根は聞く。
「『なんでもできる力』を使って、『午後6時から、チン毛大根は、乱暴で下品な言葉を、仕事終了まで連発するようになる』という設定にしたの」
アミムラは答えた。




