第13話 マジかよW 『謎の物体Xサイコロ』のやりすぎ展開②
サトシは驚く。
「オルーレ!? えっ、ってことはー」
サトシは、アミムラを見て確認しようとする。
アミムラは嬉しそうに、
「1日経過したってことよ」
と、言った。
オルーレはスピーカーを通して、
「1日経過して、眠りから覚めたわ」
と、言って、続けて、
「家に張った『結界』のおかげで、水没した後もなんとか生きていられたの。それで、『なんでもできる力』を1つ使って『潜水艦』を出した。今から2つ目で、あの『隕石』をなくすわ。で、3つ目は『謎の物体X』を消すから」
と、言った。
オルーレは急いでスピーカーを床に置く。
オルーレは両手を合わせて、神に祈るような姿勢をとった。
オルーレはそのまま目をつぶる。
そして、オルーレは魔法を唱えるみたいに、
「我に力を与え、願いよ叶えたまえ!! ウィッシュ・ホープ・ディザイア!!」
と、詠唱した。
オルーレの全身を温かい光が優しく包み込む。
オルーレはそのまま立ち上がる。
オルーレは命令口調で、
「2の願い、あの『隕石』を消しなさい!!」
と、言って、人差し指を、計り知れない『超巨大な丸い物体(隕石)』に向けた!!
計り知れない『超巨大な丸い物体(隕石)』が、地表に衝突するギリギリのタイミングで、2の願いが発動する!!
計り知れない『超巨大な丸い物体(隕石)』が一瞬で消えた!!
オルーレは命令口調で、
「3の願い、あのサイコロを消しなさい!!」
と、言って、人差し指を『超巨大サイコロ』に向ける!!
「そうはさせまい」と言ってるかのように、『超巨大サイコロ』は、上空から地上へ高速で転がり始める!!
ザバーーーーーーッと海面を高速で転がりながら、『超巨大サイコロ』が止まる!!
『超巨大サイコロ』の出目(上になった面)は、『3』であった!!
『超巨大サイコロ』は、青いレーザー光線をオルーレの『潜水艦』に向けてぶっ放す!!
ーが、オルーレの『潜水艦』に当たる直前、まさに紙一重の差で、3の願いが発動する!!
『超巨大サイコロ』と青いレーザー光線が一瞬で消える!!
サトシは、ボーッとしながら、
「消えた……やったのか……? 終わったのか……?」
と、口を開く。
「そうよ。終わったわ。オルーレの所へ行きましょう」
アミムラは言った。
サトシは、『有人飛行用ドローン』の中央部分のタッチパネルを操作する。
『有人飛行用ドローン』の向きと進路が下へと変わる。
そのままオルーレがいる『潜水艦』へと下りて行く。
『潜水艦』のデッキで、オルーレが、今にも倒れそうな状態で待っていた。
「……よかった!! 無事、生き残ったのね!!」
オルーレは、サトシを出迎える。
オルーレは、アミムラの存在に気づく。
「アミムラ・ユートリス? なんでいるの? どういうこと?」
オルーレは驚く。
アミムラは心配そうにオルーレを見る。
「オルーレ、あなた、少し休んだ方がいい。力を3つ連続で使って、かなり消耗してる。説明はその後で」
アミムラは言った。
「……そうさせてもらうわ。『潜水艦』の運転は自動に切り替えてあるから、あなた達もゆっくり休んで」
オルーレはそう言って、ハッチを開けてゆっくりと下りる。
「私も休むわ。疲れた」
アミムラもオルーレの後に続いて下りる。
サトシは、あくびをして、
「マジきつかったなぁ……」
と、言って、同じように下りようとする。
その時だった!!
「ちょっと待ちなさい」
うしろから、女の声。
サトシは振り返る。
『潜水艦』の横に、『小型クルーザー』がぴったりとくっついており、その『小型クルーザー』のデッキ(甲板)の船首に、女が立っていた。
女は、ギリシャ神話の怪物『ミノタウロス』の仮面をつけている!!
身長は170センチぐらい。
金色のロングウェーブヘア。
赤い七分袖のTシャツ。
細身。
スラッと伸びた手足。
胸はDカップ。
黒いジーパン。
「このままでいいの?」
『ミノタウロス』の女が聞く。
なんだ、この女?
サトシは警戒する。
、
「何がです?」
サトシは聞き返す。
「このまま、こんな真っ暗な『地獄』のような世界でいいの? 元に戻したくないの?」
『ミノタウロス』の女が聞く。
「そりゃ、こんな『地獄』より元の世界の方がいい。元に戻せるなら戻したいさ。それより、あなた、何者?」
サトシは言った。
「私はアマンダー。天使よ。オルーレから聞いてるわね? 『なんでもできる力』を3つ使って、あなたの人生を劇的におもしろくさせようとしたの。まさか生き残るなんて」
アマンダーは言った。
「おまえ……ふざけんなよっ!! この野郎!!」
サトシはキレた。
「そう怒らないで。楽しかったでしょ? オルデン様から、おもしろくなったとほめられたわ。オルーレとの約束もあるし、私はこの件から手を引いて、『天空界』に戻る。それで、こんな『地獄』のような世界のままじゃ、あなたは生きていけないと思うから、最後に『なんでもできる力』を使って、すべて元に戻してあげる。1日経過して、再び使えるようになったからね」
アマンダーは言った。
「それなら早く元に戻してくれ!! こっちは、おまえのせいでズタボロになって疲れてんだよ!! さっさと風呂入って寝たいし」
サトシは言った。
「わかったわ。ただ、普通にすべて元に戻してもつまんないから、ちょっと手を加えるわね」
アマンダーは両手を合わせて、神に祈るような姿勢をとる。
アマンダーはそのまま目をつぶる。
「ちょっと待て。今、なんて言った?」
サトシは困惑する。
サトシの質問は無視して、アマンダーは、
「我に力を与え、願いよ叶えたまえ!! ウィッシュ・ホープ・ディザイア!!」
と、詠唱した。
アマンダーの全身を温かい光が優しく包み込む。
アマンダーは命令口調で、
「1の願い、この世界のすべてを元に戻しなさい!!」
と、言った。
1の願いが発動して、一瞬ですべて元に戻った!!
アマンダーは命令口調で、
「2の願い、サトシの名前を○○○○○にして再スタートさせなさい」
と、言った。
サトシは驚く。
「なにっ!? おい、ちょっと待て!!」
サトシは止めようとする!!
2の願いが発動する!!




