悪役王女、気づく。
はい、どうもこんにちは!ペンタスです!はい、『完璧王子』の裏物語。どうやら乙女ゲームでは婚約破棄される運命の完璧王子の婚約者も転生者だったようです。
「わたくし、悪役王女ですわ!?」
そう叫んで気絶したらしき、わたくしはベットの上で目が覚めましたの。悪役令嬢…いや、悪役王女ですか~とりあえず、死んでもいいですので、それまで推しと一緒にいたいですわ!…わたくしの推しは『完璧王子』ですの!はぁぁ最高ですわ!
…完璧王子のどこがいいですって?もちろん。たくさんありますけど…顔・性格・身分!
わたくしの今の身分は小国でも第1王女という貴族…王族(もともとお金持ちの家だったから生活は少し変わっただけ)だし…
この国は王子が1人。私の2歳年上のハティ兄様(ハーティクト・ローズ・ティーメガルフ第1王子)しかいませんから。
わたくしの婚約者は支えてもらう為に、王族として、民を守り、人を使うのになれてないといけない。…そして、ゲーム内でも、スペアのスペアは不要と言うことで、『完璧王子』こと、ハルト様(レーツハルト・ローズ・ガーナルト第3皇子)が私の婚約者になる…なにそれサイコーっですわ!!!ちなみに来週の日の日(日曜日)面会予定ですもの!最高ですわ!
そして、来週の為にもうこの国にいるとか…うん…落ち着かないから、街に行ってきますわ!
「わたくし街に行きますわ。ミナ、ついてきなさい。」
「かしこまりました。」
そうしてわたくしは、街に出かけるために専属メイドのミナを呼び出した。
ちなみに不定期更新…次の更新は完璧王子の方がこの話に追いついてから。