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「こういうわけなの……」


「花蓮ちゃんがそんな事言ったんだ。 でも相変わらず強引なんだから」


「うーん、でもやっぱりそこに連れてったんだなぁ。 花蓮の奴あんまりあれにいい印象持ってなかったから。 てかあの山の神様ってそういう存在だったんだな」


「てかなんなのよ? あのポンコツ本当に肝心な所で使えないくせに偉そうよね? なぁにが弱ってるよ? 最初から生き返らせるだけで役立たずだったじゃない、私どれだけ苦労したか……」



仮にも次元を超越したような存在をポンコツ呼ばわりとは…… 罰が当たりそうな気がするぞ。



「私やっぱり健斗と結婚してたのね。どう? 健斗、私と結婚出来た感想は?」


「どうって…… まだ結婚してないけど? ていうより今はその事じゃないだろ?」


「あ、そうだったわ。 空ちゃんリミットがあるなら何か体に刻印みたいなものがなかった? 私はあったわよ。 それと同時に体が冷たくなっていくとか」



刻印…… あ、そういえば海が前に空の体拭いてる時に。



「あるかも……」



海も気付いたのかそう言い空を見た。 そしてえりなさんは言った。



「見せて!」


「あ、はい!」


「あ、見せるには陸の部屋に行ってからの方がいいと思います。 場所が場所なので」


「え? 腕じゃないの?」


「ちょっと特殊な場所で……」



そして俺の部屋へ行き改めてえりなさんは見せて? と言った。



なんだか真剣な雰囲気なのだが空がスカートをずり下ろしてパンツを脱ごうとしている所でえりなさんは慌てだす。



「そ、空ちゃん!? 何してるの?」


「え? それらしいもの見せようと……」


「まさかそこまで脱がなきゃ見えない所に? って健斗! 見るんじゃない!」


「い、いや、見てないしッ!」


「はぁ〜、健斗兄貴と陸は後ろ向いてようねぇ? 」


「それにしても空ちゃんには恥じらいがないのかしら? 露出狂なの?」


「まぁそんな感じです」


「海ちゃん! あたしを勝手に露出狂にしないで! 海ちゃんこそすぐ脱ぐくせに!」



そんなやりとりを聞いていると健斗兄さんがお前らその歳になって未だにそんな事をしているのか? という冷めた目線が突き刺さる。



「空ちゃんは本来この中じゃ1番歳上なんだから節操持たないとダメよ?」


「え? えりなが言うとおかしいんだけど? お前こそかなり無茶苦茶だよな?」


「うるさいッ!」


「そ、そんな事より確認を!」


「ふん! じゃあ空ちゃん脚開いて?」


「は、はい。 海ちゃんやりっくんならともかくえりなさんにこんな場所見せるなんて……」



海が健斗兄さんと喧嘩になりそうなえりなさんを宥め空の刻印らしき物を確認する。 ていうか変な意味にしか聞こえないからいちいちこんな場所とか言うなよ……



「へぇ〜、空ちゃんのってこうなってるのねぇ? 私のとちょっと違う」


「そ、そんなにそこを顔近付けられて見られると恥ずかしい…… りっくんや海ちゃん以外は私も少し恥ずかしいんだから」


「空、そっちじゃないでしょ? 刻印よまったく……」



なんか物凄くいろんな意味で変な風にしか聞こえない。



「陸…… お前もう2人とそこまで?」


「いやいや、そんなわけないでしょ……」



何を思ってパンツを脱がなければ見えないような場所にしたんだろうか……



「見る限りやっぱり刻印ね。 消えかけてるけど私にはわかる。 空ちゃん何か体に異常とかはない?」


「今の所は特にないです」


「あのポンコツ一定の条件にしないからわかり辛いのよ。 本当に使えない、しかもポンコツだけじゃなくて新たに変態の称号も付いちゃったわね。 ほら、海ちゃんよく見ると趣味の悪い三つ叉の槍みたく見えない?」


「んッ、ひゃんッ!」


「こら! 変な声出さないでよ空。 よく見えないじゃない」



今の状態って何も知らない人から見たらえりなさんと海が空の秘密な部分見てるような危ない光景にしか見えないよな……



「この感じだと本当にあまり時間が残されてなさそうね…… 空ちゃんもういいわよ? 服着て」


「はい……」


「健斗もういいわよ? 」


「後ろから聞いてた限りやっぱり時間ないみたいだな」


「んん? 健斗、他に変な事考えてなかったでしょうね?」


「いたって真剣だって。 そんな事言うえりなこそ俺に変な想像させたいんじゃないか?」


「あ〜、ほらほら! また何か飲む?」



またまた変な雰囲気になりそうな所を海が話を逸らして場を取り繕った。 そしてえりなさんは溜め息を吐いて何やら健斗兄さんとコソコソ話し合う。







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