5話 武器を買いに
勢いで書いたので拙いところがあります。
ご容赦ください
それと途中から視点が変わります。
次には戻します。
───模擬戦前日
やっと前日か...
もう体もボロボロだし、心もズタズタだ。
あれからは、副騎士長も、度々来るようになって鍛練がすごくハードになった。
まぁ、そのおかげで新たなスキルを手に入れて、今でははっきりと5Lo位は手に取るように状況がわかるようになった。
母様と戦うために必要な基礎は全て身についた...と思う。
なんにせよ全てをぶつけるだけだ。
今日は一応模擬戦前日ということで練習は休みになった。
なので武器を買ってみようと思う。
ま、そんなに良い武器を買うわけじゃないけどな。
あ、そいえば俺今日初めて街に行くんだな、メイドさんがお供をしてくれるらしいが、まだ来ないな...
今日お供をしてくれるメイドさんは、メイドになる前は冒険者として活動していたらしい。
将来は俺の先輩だな、どんなことをしてたのかな?
ライラという名前でそこそこ有名だったらしい。
「あの、ライラさん」
「何ですか、ライト様?」
「今日はありがとね、俺のために連れ出しちゃって」
「何を言っているんですか、お供をするのが仕事ですし」
なんと良いことを言うのでしょうかライラさんは、輝いて見えます!
「それに、ライト様といるとすごく楽しいですし」
「あ、ありがとう」
照れるな真っ向からそんなこと言われると
「あの、そろそろ行きませんか?」
今から行くところはライラさんが通っていた鍛冶屋らしい。
外見はぼろぼろだと言っていたから、良い意味でとらえたら、長年やっているいわば老舗のようなものだ
「そうですね。ではいきましょう」
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said・ライラ
ライト様はすごく大きくなられた
私がここに来たときは、すごく小さくて可愛かった。
あぁ、もちろん今も可愛いですけどね!
でも今では多分私が本気でやっても敵わないです。
騎士長に挑むために最近は副騎士長に稽古をつけてもらっているそうです。
私は前から騎士長と仲が良かったので、たまに一緒にダンジョンに潜ったりもしました。
なので騎士長の強さはわかっているつもりです。
でも、ライト様はグングンと成長しているので、どちらが勝つかはわかりませんね。
それとライト様はずっと屋敷にいるので最近は友達ができるのか心配になってきます。
ライト様なら難なくこなすでしょうが、やはり寂しい人生を送って欲しくないので、友達が早くできてほしいです!
そんなことより、やっと、ライト様と外出ができます!
私はまだ歳が20代なのでまだまだ動けます!
あ、年齢のことは深追いしないでくださいね!私も女ですから怒りますよ!
ま、それは置いといて、
ライト様は剣を使っていらっしゃるのでやはり前衛に興味があるのかな?
最初の訓練の頃にバイアさんが武器は何がいいかと言われた時に杖と剣を手にしていた。
前衛と後衛で珍しい迷い方だなと思ったのだけれどライト様は頷いて剣にしたらしい。
バイアさんも珍しいなと笑っていたっけ?
今日行くところは私の行きつけの鍛冶屋で店主は......ちょっとひねくれているけど、いい人で腕は確かです。多分。
それでは行きましょうか。
──ノール街
ここはノール街です。
そこそこ栄えていて、いいものも揃ってます。馬車で来る途中に、ライト様は大きな教会のような建物を見ていました。
あれはギルドですね。
やはり興味があるのでしょうか、色々と聞いてきたので答えましたが入会するには10歳以上じゃないといけないので我慢してもらいました。
これはギルド側の配慮なので仕方が無いです。20年くらい前までは何歳でもよかったのですが、子供がよく死んでしまうので規制をしたらしいです。
ライト様はそこらの冒険者よりは強いでしょうが仕方が無いです。
それよりも早く鍛冶屋に行きましょう!
「ライト様。もうすぐ目的の鍛冶屋なので、もう少しお待ちくださいね!」
「うん。分かったよライラさん」
ニコッて!、ニコッて言う効果音が聞こえましたよ!
あぅ、やっぱりライト様は可愛いです!
しかも頭もいい!最高じゃないですか!
「あ、ライト様そいえば訓練初日に装備選びをしたじゃないですか?」
「うん。したよ?」
「あの時杖と剣で迷っていましたよね?」
「どうして、前衛の武器と後衛の武器でまよっていたのですか?攻撃方法もポジションも、もはや真反対じゃないですか。」
「あぁ、見てたんですね。実は俺、魔法の方が得意なものでして、でも自分の身くらいは自分で守りたいなって思って剣にしたんです。」
か、かっこいい...
しかし、両方の才能があるとは、護衛としては最強になれるんじゃないですか?
まぁ、ライト様は護衛がつくほうですけどね
「いいですね!かっこいいです。両方が使えればきっと最強になれますよ!」
これは本心です!両方の才能があるのなんて、もはや、英雄クラスの逸材です!
バイアさんには悪いですが、もっとちゃんとした教育機関で才能を磨くべきだと思います!
「かっこいいて、大袈裟ですよ。ライラさん」
「いいえ、それを言われるだけの力がライト様にはあるんです!」
「そ、そうかな?でも、まだまだだよ副騎士長に負けるんだから。」
「それは、そうですが、ライト様はまだ剣しか使っていません。気づいてないようですが、副騎士長は、体内で魔力をコントロールして強くなっています。」
「え、ほんと?たまに無理だろっていう速度で攻撃してくることがあったけど、それかな?」
「はい、そうです。」
副騎士長本気だったんだ。
まだしも若干だけど魔力の流れを感じましたし、
「それに対してライト様はまだ何もしていませんでしたよね?」
「う、うん」
「魔法というものは基本は自分に合わせて変えられると昔と友人が言っていました。」
「へぇ、その人は?」
「今は宮廷で働いていますね!」
「ライト様はあとは、魔法を使えば簡単に副騎士長にも、騎士長にも勝てますよ!」
「マジか...」
「マジです。なので明日の模擬戦では、魔法も使ってみてください。そして、勝ってくださいね」
応援してます!ライト様
遅くて申し訳ございません
いい案が浮かびませんでした。