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殺害と躊躇のエンドロール

三話目となりました!やっと群像劇っぽくなって来て安心しました。 お願いします

【佐藤】

 殺害の依頼が減少し、俺の生活は底を付きそうな程にまでなっていた。瞼は重みが圧し掛かったかの様に重く、視界から色は褪せて空は灰色に見えた。

 そんな時に、まるで神様が俺に憑いてくれているかの様な幸運が俺の元へ訪れた。久々に俺の元へ「『斉藤』という女を殺せ」と言う殺害の依頼が届いた。

 その瞬間に俺の世界に色が戻り、空は澄み渡った青空にへと姿を戻した。重みが掛かった瞼は重力が吹き飛び、視界は広がった。

 その話を聞いた後、俺はすぐに拳銃を鞄に仕込みマンションを出た。久々に外の空気に浸かり、呼吸をする度に体を駆ける酸素に自然と足も軽くなった。



 久々に手に持った封筒には膨らみが確認出来て、気付けば狡猾な笑みを浮かべていた。「おっと」すぐに頬に力を込め表情を戻す。何故だ口角が上がってしまう。

 すぐさま封筒を開け、中にある現金を確かめる。通常の収入とは少ないが、それでも久々の感覚に胸が昂った。 

 「今夜は何食べようかなー」と陽気な言を呟き、膨らんでいる封筒をガラスのテーブルに投げた。そのままパソコンの前に腰を下ろし、電源を入れ起動させる。

 ギュイイイイインと騒がしく音を立て、マウスに手を置いてパソコンが落ち着くのを待つ。

 パソコンが落ち着くまで俺は一つ、後悔を甦らしていた。それは、もしあの時に他の人がいたら。という事だ。

 あの時の俺は金の事しか頭に無く、拳銃で女を殺した後は何も確認せずマンションに戻ってしまった。もし、他の人間が現場にいたら。

 「ま、三日経っても何も起きないし、誰もいなかったんだろう」そう自分に言い聞かせ、忘れようと脳裏から消し去る。

 高揚している感情に不安が紛れて複雑で曖昧となりながら、落ち着いたパソコンの画面と向き合った。半画面のまま、インターネットで日課となったサイト名を検索する。



 殺し屋達がやり取りするコミュニティサイトが存在する。サイト名は『殺り捕り』と言う。「相変わらず物騒な名前だな」高揚する感情が伴って、躊躇無く口元から声が漏れる。

 サイトを開き、拡大してパソコン全画面を支配する。そのまま更新されていないか下へスクロールして、NEWと書かれたトピックが二件も更新されていた事に驚いた。

 元々こんないつ見つかるか解らないサイトでやり取りをしている殺し屋なんて仕事が無い奴か集団でチームとなっている殺し屋位しかいないだろう。

 滅多に更新されている事は無く、一日で二件ものトピックが更新されているなんて「余程の暇人なのかな」と嘲笑してしまった。

 何となく、その二つの更新されたトピックの内容に目を通し、その瞬間に自分から高揚する気分が消え去った。二件とも書いた主は異なる。だが、内容が全く同じで、しかもその内容に俺は恐怖が芽生えて包まれた。

 書いた人物のハンドルネームは『伊藤』という者と『斉藤』という者だった。


『このサイトに登録している“佐藤”という殺し屋の現在いる居場所を教えて欲しい。二千万渡す』

『このサイトをやっている“佐藤”っていう殺し屋の居場所が知りたい。千八百万渡す』




 

どうでしたでしょうか?今日も特に書く事は無いけど、しいて言うなら最近甚平をよく着る様になりました。ちなみに中二です。

このサイトを始めて三日が経過しました。まだ慣れず、上書きを忘れて書き直しとなりました。何度も。

まぁ頑張って行こうと思います。まず、これ読んでる人はいるのかな?

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