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第10話 開発


 さて、レベッカの町でオーク・メイジとゴブリン30匹を解体してもらって手に入れた1450の魔石。


 これで領地を開発していく。


 既存の状態はこう。


――――――――――――――――

□□□

井田□

家□祠


家=小屋 レベル1(50%)

井=井戸 レベル1(70%)

田=田んぼ レベル2(20%)

祠=ほこら(小) レベル3(10%)

――――――――――――――――



「まず、ほこらからやってくか」


 女神降臨で領民を増やすために必要なほこら系施設。


 現状、ほこら(小)はレベル3まで開発しているので、これを100%まで上げればMAXとなる。


ほこら(小)を開発しますか?(必要魔石30)≫


≪はい/いいえ≫


 そのような文字が浮かんだので、俺は≪はい≫をタップする。


 すると、


ほこら(小) レベル3(10%→39%)≫


 と表示された。


 これで開発%が上がったわけである。


 ちなみに、施設の開発には『建設に必要だった魔石数×レベル数』が求められる感じだった。


 例えば、ほこら(小)の建設には魔石10が必要だったので、レベル1の開発には魔石10、レベル2の開発には魔石20が求められた。


 今はレベル3の開発だったので30の魔石が必要だったわけだ。


「とにかくほこら(小)のレベル3をMAXにしよう」


 そう思って、俺は魔石30を次々とほこら(小)へ投入していった。


2回目(39%→57%)


3回目(57%→70%)


4回目(70%→92%)


5回目(92%→100%)


 こうして、ぜんぶで魔石30×5回=150の魔石を一気にほこら(小)へ投下した。


 テレレレッレレーン♪


 すると、どこからか音楽が鳴って、次のように表れる。


ほこら(小)がレベル3(MAX)となりました! この施設の開発は終了です。 ▽≫


≪▽ ほこら(中)が建設可能になります≫


「よしよし、やった」


 建設スキルを見てみると、


――――――――――――――――

《建設可能施設》


小屋(小)……魔石50

ほこら(小)……魔石10

ほこら(中)……魔石100

井戸(小)……魔石10

田んぼ(低)……魔石20

――――――――――――――――


 ちゃんと『ほこら(中)』が新たに追加されている。


 魔石100で建つとある。


 さっそく建ててみよう。


 と、思ったのだが……


ほこら(中)には空き領土スペースが4マス必要です≫


「4マス?」


 どうやら祠(中)になると大きさが変わるらしい。


 でも領地は9マスしかないんだ。


 そのうちの4マスとなると大変な規模だし……


「この『田んぼ(低)』の位置がまずったな」


□□□

井田□

家□祠


 そう。


 この『田』の位置が真ん中じゃなければ、4マス空いていたのだ。


≪田んぼ(小)を取り壊しますか?≫


 すると、建設スキルにそう問われる。


 取り壊し……


 そんなこともできるのか。


「でも田んぼ(低)もせっかくレベル2まで開発したんだよなあ」


 他の方法はないだろうか?


 領土を拡張したらどうだろう。


 でも、それには確か1マス1000の魔石が必要だったな。


 もし領土拡張で4マスのスペースを確保しようとすると、少なくとも2マスの拡張が必要だから……2000の魔石を使うことになる。


 手持ちの魔石は1300だから全然足りない。


 つーか、普通に物理で森を切り開いて領土としてしまえばいいと思われるかもしれないが……そして俺もそう思ったので木をなぎ倒してスペース拡張を試みたのだが、例の御幣と荒縄の結界が及ばず、建設スキルの効力も及ばなかった。


 単に俺がパワーストーンで増やした物理力で森を切り開くだけじゃ女神の加護がないってことなんだろう。


「じゃあ、やっぱ田んぼを取り壊すしかないか」


 と、思った時。


 アイディアをひらめいた。


 そう。


 この田んぼ(低)を先にレベル3MAXまで開発してしまえばいいのである。


 つまり、田んぼ(中)を建設可能にしてから取り壊せば、開発が無駄にならない。


 そういうわけで、俺は田んぼ(低)へ魔石を投下していく。


1回目(20%→41%)


2回目(41%→60%)


3回目(60%→82%)


4回目(82%→100%)



≪田んぼ(低)がレベル3に上がりました!≫


 まず魔石40×4回=160をかけてレベル3に。


 続いてレベル3の開発。


1回目(0%→21%)


2回目(21%→46%)


3回目(46%→66%)


4回目(66%→85%)


5回目(85%→100%)


≪田んぼ(低)がレベル3(MAX)となりました! この施設の開発は終了です。 ▽≫


 続いて魔石を60×5回=300を使ってレベル3MAXに。


≪▽ 田んぼ(中)が建設可能になります≫


 これでよし。


 田んぼ(低)の開発に魔石460費やしたけど、まあ仕方ない。


 一覧でも……


――――――――――――――――

《建設可能施設》


小屋(小)……魔石50

ほこら(小)……魔石10

ほこら(中)……魔石100

井戸(小)……魔石10

田んぼ(低)……魔石20

田んぼ(中)……魔石200

――――――――――――――――


 ちゃんと田んぼ(中)がある。


 そして、晴れて『田んぼ(小)』を取り壊し、新施設の『ほこら(中)魔石100』と『田んぼ(中)』を建設するとこうなった。


――――――――――――――――

田□□

井◇◇

家◇◇


家=小屋 レベル1(50%)

井=井戸 レベル1(70%)

田=田んぼ(中) レベル1(0%)

◇◇

◇◇=ほこら(中) レベル1(0%)

――――――――――――――――


 さて、1450あった魔石も残り840だ。


 これをほこら(中)の開発へ費やしていく。


 ただし、建設の時点で必要魔石100だったので、レベル1の時点から1回の開発に魔石100を投下していくことになる。


 5回の開発で魔石500を費やした。


ほこら(中) レベル1(100%)≫

 ↓

ほこら(中) レベル2(0%)≫


 そして、レベル2の開発には1回200の魔石がいるので、残り340の魔石では一度しか開発ができない。


ほこら(中) レベル2(22%)≫


 最後に魔石140で『小屋』と『井戸』を開発して、残り魔石10となった。


――――――――――――――――

田□□

井◇◇

家◇◇


家=小屋 レベル2(67%)

井=井戸 レベル2(0%)

田=田んぼ(中) レベル1(0%)

◇◇

◇◇=ほこら(中)レベル2(22%)

――――――――――――――――


 こうして見ると、やっぱり上位施設が必要なほこらの開発がしんどい。


 これからほこら(中)を開発したら、ほこら(大)を建てなければならないからな。


 たぶん大になるともっとマスが必要になるだろう。


 そうしたら、今度こそ領土拡張が必要になる。


 1000単位の魔石の消費ができるようにならなきゃ話にならない。


「オーク・メイジ級の魔物をバシバシ狩っていかないと……」


 そのためには、解体屋のオヤジが言っていた東か。


 でも、リリアに『また、すぐ来るよ』って言っちゃったしなあ。


 次は東へ行くか、西へ行くか……


 そんなふうに縁側であぐらをかいて考えていると、日が傾きかけているのに気づく。


「あ、そうだ。ガチャ……」


 それで、レベッカの町から大急ぎで帰って来た理由を思い出した。


 今日中に引いとかないと1回失効する……


 そう思って、俺はこの10日でたまっているはずの10回のガチャを引きに家へ入った。



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