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第25話 死屍涙々
死にたい。死にたい。死にたい。死にたい。死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい。何度願えばいいのだろう。分かっている。願ったところで何も起こらない。助けてと願っても何も起こらない。死にたいと願っても何も起こらない。願いは無力だ。
——いや、ひとつだけ。たったひとつだけ起こる現象があった。
涙だ。死にたいと願う時、死にたくないと願う時、生きたいと願う時、消えてしまいたいと願う時、いつも決まって涙が溢れた。何の役にも立たないくせに。何の意味もないくせに。それなのに、目から零れては止まらない。だらだらと流れ、容赦なく頬を濡らす。すこぶる鬱陶しく、苛立たしく、叫び声を上げたくなる。
誰か。死にたくてたまらない。死にたくてたまらないんだ。誰か。殴らせてほしい。罵倒させてほしい。感情をぶつけさせてほしい。誰か。誰か。誰か。
誰か。俺を。世界を。終わらせてくれ——。




