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89 今、どこにいる!

「コリネルス」

 ンドペキは直近のテーマに話題を変えた。

「焼却場、どうやって調べなおす?」


 プリブが言うように、一旦、火を消す。

 そして、ごみをどこかに移し、焼却場の底を調べつくす。

 同時に、煙突内部と煙突の外、つまり屋根を再度調べる。

 そんな案が出された。

「なんだか、パッとしないんだがな」



「ところで、住民にはまだ知られていないか?」


 ンドペキ隊は、シェルタを探していることを秘密にしていた。

 レイチェルを擁しているなら、辻褄が合わない。

 それにもし、レイチェル騎士団とシェルタの存在がアンドロ軍の知るところとなれば、不都合が多いと考えたからだった。


「それが、どうも漏れているようだな」

「そうか」


 仕方のないことだった。

 おおぴらに聞いて回ったりはしなかったが、焼却場ではかなり大掛かりな調査もしたのだから。



「逆に、情報提供などは?」

「ないな」

「うむ。じゃ、すぐに取り掛かろう」

「今からか?」

「そうだ。非番の隊員を招集する」


 ンドペキが号令を掛けようとしたときだった。



「ンドペキ!」


 脇に置いたヘッダーの通信装置から聞こえてきたのは、チョットマの叫び声だった。


「どうした!」

「クシが! でも、でも!」

「なんだ! 無事か! どうした!」

「それが!」

「ちゃんと話せ!」

「ううっ! ハクシュウが!」

「なに!」

「ハクシュウが死んだ!」

「なに言ってるんだ! 今、どこにいる!」

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