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10 竜神様とは関係ないし

「そのときの様子を詳しく教えておくれ」

 ライラは心配顔で言う。


「隊長も、お前にああいう危険な任務を与えなきゃいいのに」

「それはないよ。ンドペキはだれでも特別扱いはしないよ」

「でも、お前は」

「それは言いっこなし、じゃない」



 エリアREFにはすでに、妙なことを信じている者がいるという。

 チョットマがエリアの守護神と崇められる大蛇に守られている、というのだ。


 かつて、チョットマがクシに襲われたとき、白い蛇が現れたからだったが、本人はちっともそれを信じる気持ちはない。

「私、竜神様とは関係ないし」


 もちろん本当は、ライラはこの逸話を持ち出したわけではない。

 チョットマがレイチェルのクローンであることを指しているのだが、それを口にすることはまずない。

 ただ、「チョットマは特別」という空気が、隊員達の中に、そしてエリアREFの住民達の一部にも、ないとはいえなかった。



「で、どうだったんだい」


 YMUはヤード・ムサシの略で、一直線の通路SMU、つまりストリート・ムサシを軸に上下左右に細い通路が複雑に入り組んでいるエリア。

 ニューキーツの街の西端のゲートから侵入し、侵攻してくる敵を待ち伏せ、攻撃するに最適な要衝である。



 つい半時間前、チョットマはそこでまたクシに襲われたのだった。

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