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神々が観る世界 神々に魅せる世界  作者: 朧華
成長と広がる世界
22/30

第4話 一時帰宅の第一拠点

ついに現れる新キャラ

個人的に好きなコンビですね。

アリス、彼らを出すために、主人公の歩みを止めろ!

「それじゃ、ここからの予定だが、昇格の終わった俺と未来は、一度第一拠点に戻って、あっちでの諸々を終わらせてくる。」

「湊霞、諸々って?」

「拠点の整備、周囲の調査、素材の補給、ポータルの設置とかだな。」

「それでしたら、残りのわたしたちはレベリングでしょうか?」

「あぁ、一先、全員が昇格できるレベルまでは上げといて欲しい。」

「わかりました。」

「それで、第一拠点までのルートたが、サバンナの方からではなく、イリアさんたちの拠点の方から行こうと思う。」

「それは、松也さんたちが話してた魔物を見るためですか?」

「それもある。」



 それは、数日前のこと。


「松也さんたちは、どうして数十日も拠点を空けていたのですか?」

「あぁ、僕とライラは雪原の調査とここから西にずっと行った所にある渓谷の調査に行っていたんだよ。」

「お二人だけで、ですか?」

「危ないよ。私達も初めての所は、6人で行くのに。」

「ライラは、もの凄い索敵能力を元の世界から持っていたんだよ。だから、少数での戦闘を避けた調査が得意なんだ。」

「凛お姉ちゃんに未来お姉ちゃんも心配してくれてありがとうなの。」


 その後、西方面の話をしていたら、突然、ライラがエリアボスの話をし始める。


「雪原には、いっぱい怖いのがいたの。でも、ものすご〜く大きな狼さんは、もっと凄かったの。唯一、ライラに気づいてたの。」

「あぁ、なんかそんなこと言ってたな。僕は正直見えにくかったんだけど、少しピリピリしてたのは感じたよ。」

「威圧してたの。あと一歩、近づいていたら近づいてきてたかもしれないの。」

「それは、こちらも注意したほうが良さそうですね。」

「あとね。大きな渓谷にも、ヤギさんの頭をしたやつがいたの。あの子も、凄く怖かったの。尻尾が萎んじゃったの。」

「そっちも、少し気になるね。湊霞にも伝えとこう。」

「聞こえてるから、安心しろ、未来。」

「相変わらず、マルチタスク作業ね。」


 イリアと交渉しながら答える湊霞に呆れる、アリス。



「あぁ、ちょっかいをかける気はないが、一度見ておこうと思ってな。」

「十分気を付けて下さいよ。それと、西回りで第一拠点に向かえるのですか?」

「それは大丈夫だと思う。ここの南のは巨大な台地だからな。もしも、向かってないように感じたら、引き返すか、崖を登って台地の方を通って行くよ。」



317〜327日目

 全員で数十日、2人分の準備を終えて別れることとなる。


「湊霞さん、未来さん。どうかお気を付けて。」

「・・・すぐ合流する。ミバカ、未来。」

「私達もある程度までぇ、レベリング出来ましたらぁ、向かいますねぇ。」

「また会うまで、死ぬんじゃないわよ。別にあんたたちの事を気遣っているわけじゃないんだからね。」


 一応、話すと残りの4人も昇格後はサバンナの方を通って、第一拠点に向かい、あっちで合流する手はずになっている。


「心配しなくても、戦闘は最小限、調査をメインにする。」

「湊霞のバカは私が止めるから任せていろ。」


 5人の一番の懸念は湊霞の頭のおかしな行動なため、未来は大きな責任を持って歩いていく。



328〜372日目

湊霞サイド

「ただいま〜、トラップの確認をしてきたよ。今のところ、修繕はいらなそうだよ、湊霞。」

「あぁ、こっちも設備に不備は無さそうだ。それと、ここまでの道中の調査結果もまとめておいた。後で、確認と補足があったら、しといてくれ。」

「OK。ただ、少し探索が足りないとも感じるんだよね。」

「まぁ、それはしょうがない、拠点があるわけでもないからな。」


 一ヶ月かけて、左回りのルートを調査。しかし、どうやらかなりこの大陸は広大らしく、接敵を避けながらでは、調査にも限界があった。


調査結果

エリア

西に切り立った渓谷

渓谷上部には半壊した山城

川沿いに南下、複数の台地に囲まれた湖

さらに南下、複雑に重なる谷

川沿いに進むと仮拠点近くの川に繋がる巨大湖


エリアボス

渓谷

羊頭のデーモン(鑑定不可)

黒羽のカラス(魔物・トコヤガラス)

巨大な鰭を確認(鑑定不可)

針が燃えるハリネズミ(魔物・ブレイクネズミ)

ダンジョン

渓谷:3つ

湖:1つ

谷:2つの


「調査した限りだと、脅威になるのは話してた悪魔くらいか。湖のやつはもう少し接近すれば鑑定位はできたかもしれないな。」

「一応、湖に居たやつは水中戦って事と、低温ってことがネックだと私は思う。それにあの湖は広すぎるから、接近は無理ゲーだと思うよ。」


 戦闘を最低限にしたため、魔物に関する調査が余りできていない。しかし、北西が寒冷地となっている事が今回の調査ではっきりとした。

 ちなみに、ここまでのステータスは次のようになっている。


ステータス

華ノ宮 湊霞(地球:人族)

職業:中位錬成技師(中級職)Lv3〈残りSP17〉

スキル

上級

Lv3

鑑定

中級

Lv2

中級錬成魔法、武術(片手剣)、自然再生、並列計算、並列処理

Lv1

付加魔法(全)、武術(短剣)、魔力操作、魔力感知、闘気、探知

レベルなし

投擲、双剣、縮地

成長補助

下級

カンスト

下級錬成魔法、下級魔法(全)、基本武術(剣)、身体強化魔法、体力強化、攻撃力強化、防御力強化、命中率強化、五感強化

Lv9

基本武術(弓)

レベルなし

流剣、連剣、追弓、連弓、下級スキル効果向上、基本武術強化、身体強化魔法強化、魔力強化(開放)、走力強化(開放)、精神強化(開放)、状態異常耐性(毒、麻痺、催眠、魅了)、熱変動耐性、ポータル魔法、パーティー化

オリジン

コモン<創生回帰><無限進化><孤高挑戦>

アリス:創造神



鮫島 未来(地球:人族)

職業:中位弓技師(中位職)Lv3(残りSP17)

スキル

中級

Lv3

武術(短弓)、気配察知

Lv2

属性付与(闇)、戦いの舞(流)

Lv1

自然再生、空間把握

レベルなし

夜目、遠視、罠解除、ジャンプ補助、追跡補助

成長補助

下級

カンスト

基本武術(弓)、基本武術(剣)、体力強化、攻撃力強化、防御力強化

Lv9

身体強化魔法

レベルなし

散弓、貫弓、追弓、連弓、広弓、剛弓、流剣、連剣、下級スキル効果向上、基本武術強化、身体強化魔法強化、魔力強化(開放)、走力強化(開放)、命中率強化(開放)、五感強化(開放)、状態異常耐性(毒、麻痺、催眠、魅了)、熱変動耐性、ポータル魔法、パーティー化

オリジン

コモン<効果干渉><孤高挑戦>

アルミス:狩猟神


闘気

 魔力を闘気に変換する。闘気はその量に応じて、肉体そのものに強化を加える。鍛錬によって、強化量は変わる。


探知

 魔力による広範囲ソナー。鍛錬によって、精度、範囲、魔力効率が変わる。


空間把握

 空間識角の強化と魔力の近接ソナー。鍛錬によって、精度、範囲、魔力効率が変わる。


(やっぱり、俺の場合は思考系のスキルが育ちやすいな。)



 正直、成長はあまり無く、スキルの慣れが中心となる。


「この子達、平然と中級スキルをレベルアップしてるわ。」

「最近は、嬢ちゃんも常に何かしてるぜ。」



凛サイド

「皆さん、準備は終わりましたか?」

「・・・いつでも。」

「大丈夫よぉ。湊霞くんたちとは久しぶりにに会えるわねぇ、美穂ちゃん。」

「な、お姉。そんな言い方じゃ、私が会いたがってるみたいじゃない。」


 凛たちはここ数日、レベリングに努め、詩乃を除いたメンバーがLv50になった。

 ここでステータスを確認しよう。


ステータス

九条 凛(地球:人族)

職業:下位土魔法使い(下級職)Lv50(残りSP1)

スキル

中級

Lv5

中級魔法(土)

レベルなし

魔力操作、魔力感知、並列計算、空間把握、魔法ブースト、自然再生、成長補助

下級

カンスト

下級魔法(土、全)、体力強化、防御力強化、走力強化、精神強化、五感強化

Lv5

身体強化魔法

レベルなし

下級スキル効果向上、下級魔法強化、魔力強化(開放)、攻撃力強化(解放)、命中率強化(開放)、状態異常耐性(毒、麻痺、睡眠、魅了)、熱変動耐性、ポータル魔法、パーティー化

オリジン

コモン<魔法書簡><孤高挑戦>

ガイアラ:大地神


星野 舞(地球:人族)

職業:下位召喚使い(下級職)Lv50(残りSP0)

スキル

中級

Lv10

下位契約魔法

Lv5

召喚魔法

レベルなし

感覚共有、思考強化、並列計算、並列処理、自然再生、成長補助

下級

カンスト

下級魔法(全)、体力強化、攻撃力強化、防御力強化、走力強化、命中率強化

レベルなし

下級スキル効果向上、魔力強化(開放)、走力強化(開放)、精神強化(開放)、五感強化(開放)、状態異常耐性(毒、麻痺、催眠、魅了)、熱変動耐性、ポータル魔法、パーティー化

オリジン

コモン<召喚合成><孤高挑戦>

テミス:契約神


桐谷 詩乃(地球:人族)

職業:下位光魔法使い(下級職)Lv49(残りSP1)

スキル

中級

Lv4

中級魔法(光)

レベルなし

痛覚耐性、自然再生

下級

カンスト

下級魔法(光、全)、身体強化魔法、基本武術(剣、盾)、魔力強化、攻撃力強化、防御力強化、走力強化、命中率強化

Lv9

精神強化

Lv8

五感強化

レベルなし

防剣、剛剣、流盾、反盾、蓄盾、下級スキル効果向上、下級魔法強化、基本武術強化、身体強化魔法強化、体力強化(解放)、状態異常耐性(毒、麻痺、催眠、魅了)、熱変動耐性、パーティー化

オリジンスキル

コモン<願望昇華><孤高挑戦>

カスティ:混沌神


桐谷 美穂(地球:人族)

職業:下位拳使い(下級職)Lv50(残りSP7)

スキル

中級

レベルなし

自然再生、成長補助

下級

カンスト

基本武術(拳)、身体強化魔法、防御力強化、命中率強化

レベルなし

流拳、波拳、蓄拳、連拳、突拳、剛拳、下級スキル効果向上、基本武術強化、身体強化魔法強化、体力強化(解放)、魔力強化(開放)、攻撃力強化(開放)、走力強化(解放)、精神強化(開放)、五感強化(開放)、状態異常耐性(毒、麻痺、催眠、魅了)、熱変動耐性、ポータル魔法、パーティー化

オリジンスキル

コモン<自己世界><孤高挑戦>

ティプオネ:復讐神



「詩乃さんだけは、Lv50まで行きませんでしたが、そろそろ向かわないと約束の期日までにつけませんので。」

「気にしないでぇ、合流後の帰りで行けると思うしぃ、どうしてもぉ、みんなより遅くなるのはわかっていたものぉ。」


 詩乃は、少し特殊な育成をしているため、どうしても成長に差ができてしまっている。それでも、オリジンスキルと超効率行動を抜いた場合、湊霞の職業はこれの十数倍は育ちが遅いと神たちは話している。

 その後4人は第二拠点を後にして、第一拠点を目指す。


「ニシシ、我が子たちも少年に毒されてきた。」

「ここのところ、常にレベル上げしてましたね。」



373〜377日目

 この間、湊霞と未来は残りの4人を待ちながら準備を整えていた。特に、最近不足気味のミミックの素材は乱獲を行う。

 そして、最後の日の夕方に、4人が到着する。


「お久しぶりです、湊霞さん。」

「あぁ、晩御飯は今からだから少し待っていてくれ、その間にここまでの話を聞きたい。」

「わかりました。それと昇格についてですが、私も未来さんのように、ある程度まで絞ってもらいたいのですが?」

「・・・お願い。」

「私のも考えさせてあげるわ。」


 その後、全員が食事と相談を済ませたあと、湊霞は作業場に入っていって、共有スペースには女子たちだけとなる。

 女子たちはみんなで候補の絞り込みを話すようである。因みに、湊霞は作業場でみんなの武器の手入れをしている。



凛サイド

「まずは、私のから考えていこうと思います。」


 凛は先程、絞ったメモを広げる。そこには、未来の時のように分かりやすくタイプ別に分けられた職業が描かれており、凛は自分なりのメモを書き出す。


「・・・多い。」

「そうだね。私の時もそうだけど、湊霞ってこの何倍も多いのをなんで、あんな短時間で、この30〜40個に絞れるんだろう。」

「年季の差じゃないかしらぁ、湊霞くんは元の世界でも、ゲームとかでトップを貼ってたみたいだからぁ。」

「それでも異常だと思うのだ。」

「僕もそう思います。僕達も1年丸々使って、この職業考えましたから。」

「それでは、ここからさらに減らしていきます。私としては、魔法主体でいきたいですね。ただ、土をメインに他の属性も使えるといいのですが。」


 凛は、土だけでは工夫に限界があると考えている。特に、最近では高火力は砂鉄を使ったものばかりになっていることからも、そこを気にしているのがよく分かる。


「それだけでも、かなり絞られるね。」

「・・・物理。」

「そちらは余り、意識してません。できればいいだろう、くらいです。」

「ニシシ、凛に物理は似合わねぇ。」

「そうねぇ、他にもあるかしらぁ?」

「やはり、オリジンスキルとの兼ね合いですね。魔法書簡は魔法のストックですから、幅広い魔法と高い魔力操作、多い魔力量が望めるものがいいですね。」

「そうなってくると、あいつのメモの魔法スタイルで、バランス型か特殊型、特化型を見ていくといいわね。」


 そこから、凛の要望を考えて、先程のメモに丸をつけていった。


凛のメモ

()()()()()()(()())

特化型、魔法スタイル

中位土魔法使いよりも魔法操作や魔力量の高い昇格。しかし、かなり扱うのが大変。


()()()()()(()())

バランス型、魔法スタイル

魔法を中心とした昇格。全ての属性に可能性を持てる。しかし、物理が壊滅的になりがち。


()()()()使()()(()())

特殊型、魔法スタイル

魔法の改造を中心とした昇格。既存の魔法だけでなく、自己流の魔法を扱える。しかし、魔法の扱いにはかなり難がある。


()()()()()()(()())

特殊型、特殊スタイル

魔法と道具に特化した昇格。自分の魔法を補助する道具を自ら作れる。魔力量はかなり高く、魔力の操作性も高い。



「・・・次。」

「それで、舞さんは・・・」

「・・・もう決めてある。」


 舞は丸をつけたメモを前に出した。そこには、湊霞と絞ったあと、自分で決めた候補に丸をつけていた。

 少し呆れつつ4人はメモを覗き込んだ。


舞のメモ

()()()()()()(()())

バランス型、バランススタイル

中位召喚使いよりも召喚魔法に特化した昇格。ステータスなどが全体的に高まっているが、使いと比べ、魔法陣の改造に特化している。


()()()()()()()

特殊型、指示スタイル

魔物のテイムを中心とした昇格。自身の戦闘能力は低いが、一人での複数指示による戦闘が出来る。


()()()()()()()(()())

特殊型、直接戦闘スタイル

召喚魔法だけでなく、召喚獣との共闘に特化した昇格。召喚獣の使役だけでなく、その能力を使った自身の強化も可能。しかし、契約の難易度が上がる。



「なんか、本当にあいつに似てきたわよ、舞。」

「でもぉ、候補を見る限りじゃぁ、大丈夫なようにぃ、見えるわねぇ。」


 舞はもう自分の番は終わったとも言いたげに、メモを直し、ウィーを呼び出すと、足に抱えて撫でだす。


「ニシシ、舞ちゃんが一番少年に毒されてい。」


「次は、私ね。あいつにしては、いい候補を出してくれてるわ。」

「ふふふ、本当に面白いわよね〜。」

「それで、美穂さんはどのような要望がありますか?」

「基本は、スピードスタイルがいいけど、余りそれに特化しすぎないのがいいわ。」

「となると、私と同じ様なのがいいのかな?」

「そうですね、未来さんと似ていると思います。しかし、近距離と遠距離、求めるスピードにも違いがあります。」

「それと、私はスキルよりもステータスが基礎能力に伸びているから、そこを活かしたいわ。オリジンスキルは割と何とでも合わせやすいと思うから。そこは余り考えてない。」


 そして、出てきた内容をメモに残す。因みに、美穂は湊霞の書いたメモには書き込まず、また新しく紙に書き込んでいて、湊霞の書いたメモは、大事そうに元の世界から持ってきていたファイルに入れていたりする。


「ふふふ、可愛い~。」


美穂のメモ

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バランス型、バランススタイル

中位拳使いよりも魔力を使った戦闘を中心とした昇格。拳使いよりも戦闘時の負担が多くなりがちである。


()()()()()()

特殊型、バランススタイル

聖の魔力を伸ばした魔法拳士の昇格。回復魔法は弱いが、高い魔力を得る。


()()()()(()())

特化型、特殊スタイル

魔力を用いた近接特化を中心とした昇格。扱う舞に応じて、スタイルを変える。魔力によって基礎能力を上乗せする。継続的な魔力消費が発生する。



378日目

「では、私から行きます。」

「期待しているのだ。模様にはかなりこだわっておしゃれにしているのだ。」


 凛がモノリスに触れると、湊霞たちの時と同じ様に光に包まれる。そして、模様に変化が起こる。

 元々は、杖と石を模した白い模様だったが、模様が魔導書となり腰に移動。その後、おへそとお尻、太ももへと模様が施された。また、所々に、新芽やダイヤ、木の実の神の紋様が施されている。

 そして、色がおへそから太ももにかけて、黄色からオレンジ色のグラデーションに変わる。


「なんか、おへそってマニアックだね。」

「・・・お尻も。」

「あらあら。」

「これはぁ、何処か性癖を感じるわねぇ。」

「!ご、誤解なのだ。おしゃれを意識したら、こうなっただけなのだ。」


 ガイアラは、一生懸命、無罪を主張したが、みんな何処か疑う目を止めなかった。いつもわんぱくな印象を受けるガイアラは、顔を真赤にしている。



「・・・次。」

「ニシシ、楽しみ。」


 舞がモノリスに触れると光に包まれ、同じく模様に変化。

 元々、魔法陣と羽だったが、魔法陣と爪痕に変化した紋様は首へと移動する。そして、所々に羽ペンや翼の神の紋様が施されている鎖の様な模様が鎖骨から脇に続く。

 色は、首から脇にかけて、黒から銀のグラデーションに変わる。


「模様を見ようとすると罪悪感が湧いてしまいそうですね。」

「人形のように白いから、タトゥーが背徳感を刺激しちゃう。」

「エ、エロい。」

「脇ってぇ、またマニアックねぇ。」

「ニシシ。やっぱり、これは刺激が強いね。」


 先程のガイアラとは違い、テミスは意図的にこの模様にしている。舞は、近くでスキルの鍛錬をする湊霞に、横乳をチラッと見せながら模様を見せている。流石の湊霞もこれには反応が困っている。


(何の意図があって見せるんだ。無駄だろ。)


 相変わらずだった。



「次は、私ね。変なのが来ませんように。」

「ふふふ、変なのなんて失礼ね~。」


 美穂がモノリスに触れると光に包まれる。

 元々、拳の白い紋様は、太ももに移動し片足全体に広がっていく。拳とオーラの模様に変化しており、所々に神の紋様のナイフや血溜まり、五芒星があしらわれている。

 色は、太もも側を赤、足首側を紫としたグラデーションに変化する。


「凄く、扇情的です、美穂さん。」

「かっこいい女性だよ。」

「いいぃ、いいわよぉ。美穂ちゃん!」

「ふふふ、最高の模様ね~。」


 ティプネオは、満足げに見ているが、その目が見据えるのは下腹部である。この模様だが、少し、デザインが凝っており、所々の模様がシークレットハートになっており、その1つが下腹部にあるのだ。エロい。これまでの中で、一番エロい、怖い模様なのである。

 ここで3人のステータスを確認しよう。


ステータス

九条 凛(地球:人族)

職業:中位魔術使い(中級職)Lv1(残りSP15)

スキル

上級

Lv1

上級魔法(土)

中級

Lv5

中級魔法(土)

Lv1

改変魔術、中級魔法(火、水、風)、魔力操作、魔力感知、並列計算、並列処理、自然再生、魔法ブースト

レベルなし

成長補助

下級

カンスト

下級魔法(土、全)、体力強化、防御力強化、走力強化、精神強化、五感強化

Lv5

身体強化魔法

Lv1

下級魔法(火、水、風、光、闇)

レベルなし

下級スキル効果向上、下級魔法強化、魔力強化(開放)、攻撃力強化(解放)、命中率強化(開放)、状態異常耐性(毒、麻痺、睡眠、魅了)、熱変動耐性、ポータル魔法、パーティー化

オリジン

コモン<魔法書簡><孤高挑戦>

ガイアラ:大地神



星野 舞(地球:人族)

職業:中位召喚魔導師(中級職)Lv1(残りSP25)

スキル

上級

Lv1

招致魔法、中位契約魔法

中級

Lv10

下位契約魔法

Lv5

召喚魔法

Lv1

共獣魔法、思考強化、並列計算、並列処理、自然再生

レベルなし

感覚共有、成長補助

下級

カンスト

下級魔法(全)、体力強化、攻撃力強化、防御力強化、命中率強化

レベルなし

下級スキル効果向上、魔力強化(開放)、走力強化(開放)、精神強化(開放)、五感強化(開放)、状態異常耐性(毒、麻痺、催眠、魅了)、熱変動耐性、ポータル魔法、パーティー化

オリジン

コモン<召喚合成><孤高挑戦>

テミス:契約神



桐谷 美穂(地球:人族)

職業:中位拳舞(中級職)Lv1(残りSP17)

スキル

中級

Lv1

武術(小手、蹴)、攻撃予測、補助行動、自然再生、戦いの舞(荒、静、転、流)

レベルなし

縮地、衝撃、鼓舞、ステップ補助

成長補助

下級

カンスト

基本武術(拳)、身体強化魔法、防御力強化、命中率強化

レベルなし

流拳、波拳、蓄拳、連拳、突拳、剛拳、下級スキル効果向上、基本武術強化、身体強化魔法強化、体力強化(解放)、魔力強化(開放)、攻撃力強化(開放)、走力強化(解放)、精神強化(開放)、五感強化(開放)、状態異常耐性(毒、麻痺、催眠、魅了)、熱変動耐性、ポータル魔法、パーティー化

オリジンスキル

コモン<自己世界><孤高挑戦>

ティプオネ:復讐神


上級魔法(土)

 土、砂、石に関するあらゆる現象を起こせる。また、現実を捻じ曲げる。


改変魔術

 術師の持つ魔法を好きなように改変ができ、魔術として記憶できる。改変率に応じて魔力消費が激しくなる。レベルに応じて魔力効率が上がる。


中級魔法(火、水、風)

 火は、火、熱に関する現象を、水は、水、癒やしに関する現象を、風は、風、霧に関する現象を起こせる。また、現実に干渉する。


招致魔法

 魔力を用いて特定の条件下の召喚獣を呼び寄せる。呼び寄せる契約獣の条件は術者の力量、魔石の質、魔力量、素質によってランダムで呼ばれる。


中位契約魔法

 中級契約獣との契約を行える。スキルレベルに応じて契約における縛り、恩恵に差が出来る。


共獣魔法

 契約したものに魔力を与えることで、そのものの能力の一部を己で使える。レベルに応じて、得られる恩恵と魔力効率が変わる。


武術(小手、蹴)

 小手、蹴りを扱うのがレベルに応じてうまくなる。成長には個人差がある。


攻撃予測

 敵の攻撃を複数の予測線で視認できる。レベルに応じて、予測は明確になる。


補助行動

 頭で考えた行動を行いやすいようにレベルに応じて補助が働く。


戦いの舞(荒、静、転)

 戦闘時の行動で指定した能力が向上する。向上率はレベルに応じて変わる。荒は、攻撃、静は、静止、転は、カウンターによって向上する。


衝撃

 通常も合わせて、攻撃時に衝撃が起こる。また、特殊武術と合わせることで複合効果を生み出す。


鼓舞

 自身の気持ちによって、バフ、デバフがつく。


ステップ補助

 足運びに補助がかかる。また、特殊武術と合わせることで複合効果を生み出す。



「今日はこの後、第一拠点に戻って、3人は新しい職業に慣れるように訓練、俺はみんなの装備の新調案をまとめる。未来、詩乃は、ボスによるレベリング替わりに、近くで魔物の討伐をしてくれ。」

「わかりました。」「OK、詩乃早くみんなに追いつこう。」「・・・わかった。」「はぁ~い、未来ちゃんよろしくねぇ。」「わかったわ。」

「明日の朝一で、第二拠点に向けて移動、道中サバンナのエリアボスでレベリングを行いながら、向かおう。」



379〜389日目

 レベリングをしながら、第二拠点を目指す。全員が中級職の戦闘を模索している。

 湊霞は、さらに集中力と繊細さが必要になった錬成魔法を戦闘中に行えるように試しつつ、今までは出来なかった効果の武器の検証を行っていた。


「なんでこんなに集中力を求めているんだ。」

「そう言いながら、あんたはそれを戦闘中にしようとしてるのよ。自分が異常なことに気づきなさい。」

「・・・。」

「無視なのね。」


 凛は、複数の魔法を魔法書簡にストック、そして、どうコンボに繋げるのかを試しつつ、ストックする魔法の厳選する。


「やはり、中級の魔法をストックするのは難しいですね。」

「そこは、熟練度なのだ。」

「頑張ります。」


 未来は、今まで以上に多彩さを持つ攻撃パターンから、どれをどこでどんな風に使って戦闘するのかを考えながら、体に覚えさせている。


「選択肢が多くて、大変。」

「嬢ちゃん、まずは目標を絞るといいぜ。」

「なら、ウォールランに合わせよう♪」


 舞は、今までしてこなかった直接戦闘の方法を4人に聞きながら、召喚獣との連携を確認していく。一番、多用しているのは爪のようだ。


「・・・新しい子、大変。」

「ニシシ。召喚獣が増えれば舞ちゃんの戦い方が増えるね。」

「・・・もふもふフィーバー。」


 美穂は、今まではしてこなかった蹴りの動作や舞を意識した身体使いを確認していく。流れるような舞をするイリアや趣味のパルクールの動きを取り入れた未来とはまた違う、ストリートダンスのような動きをする。


「どう戦いに応用すればいいのよ。」

「ふふふ、難しいわね~。」

すぐにきえていった~~~~~~!

アリス頑張れよ。


いつもはYouTubeで活動してます。

この作品の裏話や挿絵、紹介動画なんかもしていくつもりなので、見に来てください。

https://www.youtube.com/channel/UC3wzuZXPJ0Izmji-vlTWgdg

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