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Magic or Science  作者: クロノス
第一章
6/6

6

私は、ネサコ村のイリナだ。私はこの二週間で様々な、体験をした・・・いや、させられれた。


ネサコ村は、裕福ではなかったが、村人同士の仲もよく毎日が楽しかったし平和だった。


しかし、二種間ほど前、村に突如やって来た海賊たちに、すべて壊された。父であった族長や男は殺され、女は殺されるか犯され殺されたそして、子供は船に連れていかれ、牢に入れられた。


そして船の牢で、恐怖に震えながら他の子どもたちと「助けが来る」「大丈夫、大丈夫」励ましあった。だが現実は残酷で、一人また一人と倒れて死んでしまった。


次は、「自分かもしれない」そんな風に考えてはいけないのは、分かっているが頭のどこかでそんな風に、考えてしまって泣いてしまうこともあった。


しかしそんな生活は、突然終わりを迎えた。それは突然だった、隣の部屋の扉がすごい力叩かれたような音が五回した。そして誰かが、入ってくるのが分かった。


最初は海賊かと思って、息を殺していたが、その男の独り言を聞いていると、海賊じゃないと分かった、それが分かったときは歓喜に満ちた。自分たちを助けてくれるかもしれない、そう思うと必死に声を出した。


その声を訊いて、驚いたように駆け寄ってきて、何かを腰から取り出し鍵穴に当てると、突然大きな音がして鍵が壊れた、それにびっくりしている間に、素早く抱き起され大丈夫かと聞いてきた。


私は、必死に声を出しまだ中に人がいることを伝えた、それを聞いた男は急いで息のある子供たちを、集めだした、その中には昨日の夜に、海賊たちが運んでいたからずっと気絶している女の子もいた。


男が、小さな箱のようなものに声をかけた、何をしているのだろうと思っていると、箱から声がした。驚いて、それは何かきくと遠くの人と話せるという、そんなこと有り得るだろうか?


そのあとは、すごい音たてて飛ぶ大きな箱がやってきて、それに乗って初めて空を飛んだ、ちなみに男の名前るーかすと言うらしい、話がずれたがともかくその空飛ぶ箱に乗って、るーかすが住んでいる国の病院に行くことになった。


+     +     +     +     +


コン、コン、コン、コン


「入れ」


「失礼します」


そういって、兵が入って来た。


「閣下、空母いぶき率いる第6艦隊から報告が上がりました・・報告によると海賊船の制圧を完了したようです」


「それで、所属不明の船は?」


「報告によりますと、船は残念ながら・・・」


「そうか・・・戦闘での死者は?」


「わが軍は、軽傷者6人、重傷者、死者はいません・・海賊側は死者、重傷者128人軽症者17人です」


「そうか・・他に、報告は?」


「は、はいあの・・Navy SELsの隊長のルーカス・ネルソン少佐が、海賊船で捕らえられていた少女7人を救出したと」


「っそれは事実か?」


「はい、今は本土にある病院にいます」


「病院?・・容体は?」


「全員命に支障はなく軍医によると栄養失調だそうです、今は7人中6人が起きて元気です・・しかし眠ってる少女が一回も起きてないと言います」


病院と言われけがをしているのか思い、焦ったがそんなことはなかったようだ。


「そうか・・よしその少女たちに会う。」


なにもわからないのは、まずいと思いひとまずその少女たちの話を、聞こうと思い兵にこう言った。


「りょ、了解しました・・病院に伝えておきます」


そういって、出て行こうとする兵の背中に、声をかけた。


「ああ、それとNavy SELsの隊長のルーカス・ネルソン少佐も病院に呼んでくれ」


「了解しました、そのように伝えます」


そういうと、兵は今度こそ出て行った。


一人になった俺は、ルイーゼをよんだ。


「ルイーゼ、俺は保護されたという少女たちに会う、至急ヘリを準備してくれ」


ルイーゼは、驚きながらも了解と言った。


ルイーゼに、連絡し終えた俺は、ヘリに乗るために屋上に向かった



+     +     +     +     +     


「う、嘘だろ・・まじか」


病院の中で、頭を抱えているのは、少女たちを助けたNavy SELsの隊長のルーカス・ネルソン少佐だった。


部下たちに適当に言った、冗談が現実になってしまった。


「本当に、総統閣下に直接報告することになるとは・・」


むろん、ルーカスだって、エリアスにあったことがないわけではない、だが末端の少佐だから顔は見たことは、あっても話したことなどあるわけがない。


「はーどうしよう・・」


切実だった。だが現実は残酷だ。


「総統閣下が来たぞ!」



+     +     +     +     +


どうやら、空飛ぶ箱へりこぷたーに乗ってる間に、寝てしまっていた。きずいた時には見たこともない生地でできたベッドに寝ていた。ものすごくふかふかする。


起きてから少しすると、るーかすが慌ててやってきた、話を聞いているとるーかすの上司が来るらしいので、その人の質問に答えれえばいいらしい。


相当偉い人なのか、なんども失礼なことを言うなよと注意された。


るーかすと同じ服を着た、人たちは慌てた様子で何かを準備している間に、海賊船にさらわれていた子供たちが、集められた。その中には、同じ村の友達もいた。


「総統閣下が来たぞ!」


「おいいいか、絶対に失礼なことをいうんじゃないぞ!」


もう何回目かわからない、注意を聞き流しながら、その偉い人の名前聞いてなかったな、なんて思いながらその人を待った。


驚いたことに、やって来たのは若い男の人だった。私は最初その人が、るーかすの上司だとは、思わずこう訊いた。


「あの、るーかすの上司って誰ですか?」


すると、るーかすもあわせて周りにいた人達が、青ざめた様子で慌てて私を注意しようとしたが、一瞬早くその男が口を開いた。


「私がルーカス少佐の上司のエリアスだ」


そういった、男ことエリアスさんは面白そうに、私に問いかけてきた。


「なぜ私が、ルーカス少佐の上司ではないと思った?」


私は、周りの人が青ざめて、首を横に振っていることにきずかず、無意識のうちにこう口にしていた。


「もっと、偉そうで歳をとっている人だと思った、」


そういうと、周りの子どもたちも同意するようにうなずいた。その様子を見たエリアスさんは楽しそうに笑った。


「はっはっは、そうかもっと年寄りで偉そうな奴が出てくると思ったか」


そのまま、こう言った。


「後は、俺とルイーゼ、ルーカス少佐だけで十分だ。下がれ」


そういうと、周りにいた人たちが一斉にけいれいをして去っていった。


「さて、いくつか質問していいか?」


頷く私達を見て、えりあすさんは質問をし始めた。


「まず初めに、彼女は人間ではないようだが、亜人か?」


[Magic or Science]には、亜人はいない。だがここでは目の前に、耳やしっぽがある、亜人がいる故に、エリアスが最初にした質問はこれになった。


亜人の迫害者だったらどうしよう。そんなことを、思いながらも口が、勝手に動いてこういってしまった。


「はい、私は亜人です」


言ってすぐに、まずいと思い言い直そうと思い、口を開いたがその心配は杞憂に変わった。なんとエリアスさんは気にした風でもなく、次の質問を始めたのだ。


「亜人にはどんな種族がいるだ?」


驚きつつも、口は正確に動いていた。


「ええっと、動物の身体的特徴を持つ[獣人種]あの耳がある子と、しっぽがある子は[獣人種]ですね。他には、長命で魔術が得意な[エルフ種]これは耳長いのが特徴です。後は大量の魔力を持っているとされる[魔人種]。後はあなたたちのような[人間種]。私が知っているのはこれくらいです」


そういうと、驚いたようにこういった。


「君は、いろいろなことをしっているんだね。どこで知ったんだい?」


「私は、族長の娘だったので・・少しですが、学ぶ機会があって」


わたしは、生まれて初めて勉強していてよかったと、思った。


「そうか・・じゃあ次の質問だ、魔術、魔法はあるのか?」


なぜそんな当たり前のことを聞くのだろう、そう思いながらも答えを口にした。


「はい、あります。あの空飛ぶ箱も魔術を使っているのでは?」


と疑問に思ったことを聞くと、驚きの答えがかえってきた。


「いやあれは、魔術は使ってない、いや今はそうじゃなくて魔術や魔法と言うのはなんだ?」


じゃあ何で動いて、いるのか気になったが口ではこう言った。


「魔術と言うのは、人間が作ったもので技術として様々な用途に使われているもので、魔法は現在の技術では分からないものです」


「そうかじゃあ、次は・・・・・

+     +     +     +     

(やっぱり、少し違うか・・)

ゲームとの違いを改めて感じながらエリアスは、最後にこんな質問をした。


「そうか、ありがとう・・そういえばまだ起きていない子が、一人いるそうだが、知り合いか?」


「いえ、知らない子です・・ただ一度も起きたところを、見たことないんです」


(おい、それ大丈夫なのか?)

と内心で不信がりながらも、少し眠り姫(仮)に興味を持ち、顔をいるぐらいならと、軽い気持ちでこういった。


「そうかありがとう・・ルイーゼ」


「はい、何でしょうか?」


「その少女は、どこにいる?」


エリアスがそういうと、ルイーゼは不思議そうにこう訊いた。


「お会いになるのですか?」


「ああ、案内しろ」


「了解しました」


こうしてエリアスは、その少女を見ることになった・・その少女が何者かも知らないまま。

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