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Magic or Science  作者: クロノス
プロローグ
1/6

1

処女作です。

   

 第三世代型仮想現実体験機、通称<アイラント>は世界初フルダイブ技術を使ったゲーム機である。


科学の進歩によって人類は昔は夢だったものも、現実にできるようになった。


フルダイブと言う技術は、脳波を読み取り視覚以外にも、「五感」などを再現し、プレイヤーに完全な第二の人生を体験することを可能にした。


その結果、多くの人々が熱狂した。また、ゲーマーだった彼がハマるのは当然

だった。


その中に[Magic or Science]と言う戦略シュミレーションゲームがあった。[Magic or Science]は完全な国家運営系SLGだ。


しかしこのタイトルからも分かるように、普通の国家運営系SLGではなっかた。


なぜならこれは初期段階で魔術か科学かを決め、魔術なら魔術だけで科学を選んだ国と戦わなければいけないと言う、魔術vs科学と言う構図を徹底したためなかなかの人気は上々だった。


――買ってしまった


まあ、これは仕方ないと彼は誰に言うのではなくつぶやく。発売前夜から楽しみにしていたのだ、しかたない


まあ、結果的に言うと彼はドハマリした、他のゲームなど目につかないと言わんばかりに[Magic or Science]をやりこんだ。


発売初日、当時中学生だった彼――神田光和は帰るなりダイブポットに寝っ転がり【エリアス】として科学側で[Magic or Science]の大地に舞降りた。


文明などない小さな村が【エリアス】が統治していた国であった。


<アイラント>以前のゲームしかしたことがなかった彼は風を感じ、川のせせらぎの音を感じ感動すら覚えた。


――それから、現実時間で数年たった現在。

エリアス率いる[ヴェルト帝国]は北アメリカ大陸ほどの国土を持つ超大国になっていた。


+      +       +        +



「そろそろ、かな」


エリアスがそう言うと同時にコンコン、とノックがされた『入れ』と言うと入って来たのは予想どうりの女性だった。


黒い髪を腰まで伸ばし、同じ色の瞳には光が浮いている。そうこの、女性こそが総統補佐にして第一軍団の長ルイーザだ。


「【エリアス】閣下【終わり】ました。」


幾つかの重要キーワードを組み合わせて、自動形成された台詞を口にした彼女は、プレイヤーであるエリアスに対し敬礼した。


「そうか、【ご苦労】では【終戦宣言】をだす。」


口頭で発した<鍵言語>に従い出ていくルイーザ


「ハッ【分かり】ました・・・【失礼】します。」


「・・・いや~最近のAIはすごいな」


などくだらないことを考えているとそれは起こった。


「うん・・・?」


視界が徐々に暗転していったのだ。


「おい、おいバグか、こんなときに・・・くっそ何も見えん。」


ついには音まで遠のき始めた。


(は~・・・まあ、すぐ止むか)――その時だ


「な、何だッ!?」


突然どこかへ落ちていくような感覚に襲われた、そんな感覚の後、浮遊感がしたのを最後に音や視覚が戻って来た


「くっそ、何だよ?・・・」


そう言いながらいつの間にか横たわっていた体を起こした。


「エリアス様!!大丈夫ですか!」


駆け寄ってきた、ルイーザが心配そうに見てきた。


「【大丈夫】だ・・・。【指令室】へ【行く】ぞ【付いてこい】」


<鍵言語>を使いルイーゼに指示をだし指令室に向かう


「は、はい」


(指令室に行けば状況が分かるだろ)



読んで頂き、ありがとうございます。


誤字や矛盾があれば教えて下さい、アドバイスもお待ちしています。


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