表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私と言う人間  作者: りく
5/15

後の存在

彼女から頼まれ私に電話してくる様になった男性は私の言い分を全く聞いてくれなかった。理由は簡単…私の父親が極道。地元のギャングは私の後輩だったからだ…。

何度も理解して貰う為に必死に私は伝えた。でも返って来る言葉は同じ…。

「お前の後は大きいからな!普通の人は脅える。良く、そんな事が出来るな!」

流石に私もキレて

「だったら私の所まで来いよ?携帯に全部残してあるから!誰が嘘ついてるかハッキリさせようか?」

男性の返事は

「お前の所に行った途端にヤクザかギャングが待ち伏せしてるだけって分かってる所に行くバカがいるか!」

だったら電話してくるなよ!って思いながら私は

「なら私が1人で行こうか?悪いけど…たかが1人のバカ女相手に後とか要らないから!あんたも私に電話してくるなら堂々と会える度胸ぐらい持ってくれない?あんた…これが全部、間違いだった時の事は考えて電話してきてんの?その時は悪いけど…あんたも狙うからね?」

男性は私の、この言葉で引いたみたいで

「俺には関係ない話だから…」と言葉を変えた。この男性は私の電話に出なくなったが…周りに私の悪い噂を流す様になっていた。その話も後々に分かった事だった。当時の私は彼女に激怒しすぎて、この男性の存在が小さすぎていた…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ