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ほっといてください。  作者: 璃桜
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狂犬たち。

更新だいぶ遅れてスイマセン。

パソコンの調子が悪く不定期になってしまうのですが温かい目で見守ってください。

 朝起きるとヴァン兄はもういなかった。まぁ、予想してたんだけどね。

早くギルドに行ってSSランクの人たちと討伐に行ってる間の対策考えないと。

その間にお父様たちが来ても困るので今お父様たちがしているのか様子を妖精に聞く。

 うん。どうやら今家の中に家族はいないようだ。お父様はなぜかヴァン兄とともに行き、お母様は友人に引っ張られお茶会に行かれたようです。

今のうちということで、「遊びに行ってきます」と置手紙を残しギルドへ向かう。

 ギルドの場所はココから徒歩で約1日ほど歩いたところにある。だが、今頃SSランクは召集がかかっているだろうから今日はSSランク専用の建物、通称狂犬城へと向かう。まぁ、そこもギルドから徒歩で半日程度の場所にあるのだが。

ぱぱっと準備してネージュの背に乗せてもらい狂犬城へ向かう。ネージュの速さだと大体30分程でつくだろう。なにもしなくても妖精たちが風の抵抗をなくしてくれるから快適だ。こんなチートは望んでなかったが快適すぎて困る。



 いつも行くのはギルドばっかだったので狂犬城に来るのはほんとに久しぶりだ。なぜかって?狂犬たちがキャンキャン煩いからだ。

中に入ると思っていた光景とは違っていた。たぶん私以外全員そろっているのかと思えば中には1人しかいなかった。

SSランクのもので最も最年長のリュシアン。あだ名はリューだ。リューはスッと私の方へ来ると両脇に手を入れ持ち上げる。

ハッときずくとすでにリューの膝の上に乗せられ今までなんでこなかっただの怪我や病気はしてないかなど相変わらず過保護な奴だ。

いい加減はなせ!私はもう12歳なんだぞ。お年頃だ!

 にらみつけるように上にあるリューの顔を睨みつければリューはだらしない笑みを浮かべる。おい、なぜ笑う。とういか、その顔やばいぞ。せっかくのイケメンが・・・。

 リューは、濃い青の髪と瞳をもつ青年。たしか23歳だったはずだ。優しげで落ち着いた雰囲気をいつも醸し出してるが、れっきとしたココの狂犬だ。たしか、どっかの貴族の二男だったはずだ。何処のだかわいまだに教えてくれないが。

いまだにだらしなく笑っているリューの腕から抜け出しネージュの方へと向かう。

 ここではネージュを隠す必要もないので普通に隅の方にあるネージュ専用のマットの上にねぇ転がっている。急いでその近くに行けば私にとっては安全地帯だ。ココの狂犬たちはなぜかネージュに近づかないし、ネージュも触られたりすることを嫌がる。なぜだろうね。狂犬だからやっぱ見た目ネコ科のネージュとは仲が悪いのかな?


 「リュー。そういえばみんなはどうしたの?」


そうそう。これを聞かないと。いつヴァン兄が騎士団とともに協力願いにやってくるかわからない。私たちはまだ王様に召集されただけで内容は聞かされていないのだから。


 「あぁ、あいつらにはフィーは南の方から来るらしいと言っておいたから今頃南の森あたりで”待て”でもしてるんじゃないか?」


おい。私は家から直接来たから北の方から来たよ。風の精霊にお願いして伝えてっていといたのにリューがその伝言を伝わらないよう何かしたのだろう。はぁ。また騒がしくなりそうだ。もう面倒事はいらないのに。

 ふとネージュが急に今まで寝ていた首をもたげ耳をぴくぴくと動かしだす。かわいいな!同じように耳を澄ませてみるが音はしないので気配を探ってみると5人の気配がすごい速さで近づいてくる。

はぁ。私は今日何度目かになる溜息をつきこれから一時の騒がしい日常を思い浮かべ遠い目をした。

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