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嘘ついたってすぐバレる

お久しぶりです。

もう、前の内容を覚えてません


「というわけで、円町君

放課後アイスを食べに行かない?」

「どういうわけっすか?・・・あんたがわかってても俺がわかんねぇーですけど

因みに、あんたが一緒だってんなら絶対に食べに行かないっすから」

昼休み時、どこかに行こうとする円町春樹を引き止め今朝一条巧から誘いを受けた件について話してみたが、どうやら彼は行きたくないみたいだ。

「そっかー・・・せっかく脇田先輩も一緒に行くって言ってたのになぁ

今日はバスケ部休みらしいじゃない」

脇田瑠奈も一緒に行くと嘘をつく

「なっ!!?先輩が、来る!?マジっすか!?ガチっすか!?先輩が行くなら俺も行きます!」

言っちゃ悪いけど


ちょろっ!


いつか、もっと大きなことで騙されそうだわ。

別に私には関係ないことだけど。

だったら、そんなこと考えんなって話よね・・・


「じゃぁ、また放課後にね!」

そう言って私は絵里と一緒に昼食を食べるために円町春樹と別れて絵里の元へ歩む


「何々?放課後デートの約束?やるー」

ニヤニヤと気持ちの悪い顔で私を見る絵里

「そんなんじゃないよ。ただ、放課後2年の先輩とアイスを食べに行かないかって話してただけ

その先輩が円町君を誘って来いって言ってたから」

「その先輩って男?女?まさか脇田先輩!?」

興味津々にこちらを見てくる

恋愛につながる可能性がある話は、どこの時代の女性の半分以上は興味あるらしい

もちろん私も興味はあるが残念ながら先輩は男だ

「全然違うから。男だよ

一条巧って人だよ」

「一条巧?・・・ってちょっとチャラそんなあの人!?」

「あれ、絵里知ってるの?」

まぁ、見た目はいいから有名なのかもしれない

「知ってるも何もガチホモで有名だよ!男とキスしてるところ見たって聞いたことあるし」

その話を聞いて私の思考は1秒くらいは停止したと思う

まさか本当にホモ疑惑立ってるとか・・・

え、もしかして私恋のキューピッド役やらされてる!?

「嘘ー・・・全然そんな感じしなかったけどなぁ」

「まぁ、噂なんだけどねぇー。現に、私の男友達が遊び半分でその人に告白したら「男は興味ないから」って言われたらしいよ」

もしOKしてたらどうなっていたのだろうか?

気にはなるが、深くは考えないでおこう。未知の扉は開けたくないし

その後は絵里と他愛のない話をしながらお弁当を食べて、いつも通り授業を受けた

 

そしてあっという間に放課後


脇田瑠奈が来るなんて嘘、すぐバレるだろうなぁ

何であの時あんな嘘ついてしまったんだろうか?

さすがに、一条巧と二人きりと言うのは嫌だったから。

それが素直な理由

まぁ、そんなこと今さら考えたって仕方がない

とにかく円町春樹が逃げないように捕獲しておこう

「円町君」

帰る支度をしている彼に声をかける

「あー・・・あんたっすか

あんたって嘘つきっすね」

冷た言い方で放たれた言葉に私の頭は?で埋まった

「嘘つきって?」

「先輩、来るって言ってたのに

本人に聞いたら「そんな約束覚えがない」って言ってたすよ」

あー・・・やってしまった

お昼にでも脇田瑠奈と会ったのだろう

コイツの事だから笑顔で「放課後楽しみっすよねぇー!」とかでも言ったのだろう

「あー、嘘ついたのは悪いと思ってるよ

でも、そうしないと円町君来てくれないと思ったから」

「だからって先輩で釣るとか・・・まぁ、とにかく俺は行かないっすからね」

そう言って鞄を肩にかけて帰ろうとしていた

ぁ、


ギュッ


気づくと私は円町春樹の手首を握って彼を引き止めていた

「なんっすかこの手」

「えっと、その・・・食べに行こう!!」

「は?だから俺は「白雪ちゃーん!プラス春樹くーん!」」

そんな時丁度一条巧が教室のドア付近で私たちの名前を呼んだ

 

「これは、もう行くしかないんじゃない?円町君」

「選択肢はいつでも誰にでもあるんすけど・・・」


まさかのホモ疑惑

まぁ噂話ですけどね。


次の更新は未定です。

もしかしたら、一月になるかも?

今月は忙しい・・・らしいです

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