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精霊メイドに恋をする。  作者: 桜薔薇 青


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11/11

除籍~1~

アガレットとメイレスが再開する、、

メイレスの選択は、、

アガレットの選択は、、


「暴風」が入口に向かって叫ぶ、、

そうして、入口から出てきたものは、、


「えっ!?ど、、どうしてここに、、アガレット様、、」


「う~ん、、理由は「暴風」が言っていたような気がするけど、、まぁ、お前のことが心配でここまで来たんだよ。」


「ま、、待ってください、、どこから聞いていたのですか?」


「まぁ、、最初っから?お前の気持ちはよぉく分かったよ。」


「、、っ!!」


メイレスは恥ずかしさのあまり闇で自身を囲う、、

だが、アガレットは近づく、、


「顔は見なくていい。僕の話も聞いてくれる?メイレス。」


「な、、何ですか、、」


「メイレス、、どうして、僕が君に惚れたか、、知ってる?」


「そういえば、、聞いたことがなかったかもしれません、、」


「そうだよね。僕が、君に惚れた理由はね。命を助けられたからだよ。」


「え?」


「僕が幼い頃、メイレスが管理する洞窟に入った、、そこで、モンスターに襲われて、、メイレスが間一髪で助けてくれた、、僕は、その出来事で惚れたし、、恩を返したいと思った。だから僕は、「精霊七家」になって、、”序列”も第一位に座り続けてきた、、でもね、、僕は、本当は「精霊七家」なんてどうでもいいし、”序列”もどうでもいい、、何だったら、、「魔力」もなくていいと思ったことさえあった、、実際、それで入ったわけだしね。でもね、、ずっと、、ずっと、、嫌ってきた、、この力が、、今、やっと、僕の人生において最も重要な役割をしている、、この力が無かったらメイレスに出会えていないからね。そこだけは感謝かな。メイレス、、君のことは好きだよ、、好きだからこそ、、君の選択を尊重したい、、このままここに残るのか、、それとも、、「七霊国家」に僕と一緒に帰るか、、どっちがいい?」


「、、私は、、私は、、人間が嫌いです。彼らは、私たちを嫌い、避ける、、でも、本当に危険になれば、私たちが持つ力を行使しろと迫ってくる、、それが本当に嫌いでした、、でも、私たちの立場を作ろうと頑張った、、だけど、返ってきたのは、、嫌悪と恐怖、、私は限界だったのです。ですから、貴方から離れ、こうして、静かに暮らすことを選択した、、」


「そっか、、」


アガレットが立ち上がり、帰ろうとする、、

だが、メイレスが自分を囲っていた闇をなくす、、


「でも、、それでも、、私はあなたのことを愛している、、愛してしまった、、私は、貴方と一緒にいたい、、だけども、、「七霊国家」には帰りたくない、、そんな、、複雑な気持ちなのです、、」


「それがメイレスの答え?」


「はい。」


「そっか、、なら、、僕がここに住もうかな。」


「え?そ、、そんなこと!!」


「出来るよ?僕は、メイレス、、お前を探すために「七霊国家」を飛び出てきた。許可取ってない時点で、僕が帰っても立場も、居場所もないよ。それに、、こんなんでも元第一位、、きちんと僕がいなくても対策できるようにしてあるよ。」


「え?どういうことですか?」


「ん?まぁ、、とりあえず、、「精霊七家」から除籍することとここに住むことを伝えてくるよ。詳しい話と、、説教は、、後でするよ。」


アガレットがそう言いながら外に出る、、

「七霊国家」に向かおうとする、アガレットに「暴風」が話しかける、、


「よかったの?せっかく、実力で手にし立場でしょ?それを簡単に捨てて。」


「いいの。僕は、メイレスとの生活の方が大切なの。それに、、「精霊王」は別に、、「七霊国家」の王じゃないしね。」


「え?どういうこと?だって、「精霊王」の血を引いているのは、、「七霊国家」の王家じゃないの?」


「あぁ~、、説明が面倒くさいから、とりあえず、こっちの話し合いが終わったら説明するよ。先に行ってくる。」


「そう、、穏便に終わるといいわね。」


「無理だろうな。「精霊七家」は、”実力至上主義”だからな。」


アガレットが「七霊国家」に向かって飛んでいった、、


「、、あれは、、はなっから穏便に終わらせる気ないわね、、はぁ、、全く、、血気盛んなんだから、、」


「暴風」は呟きながらメイレスの元に戻っていった、、

アガレットは戻るために空を飛びながら、「雷帝」を呼び出す、、


「あっ?もう仕事は終わったよな?アガレット坊。」


「うん。仕事は終わったけど、、一緒に来てほしいんだ。僕を止めるために、、」


「あぁ、、なるほどな、、相当暴れるつもりか?アガレット坊。」


「まぁ、、話し合いで済めば何もしないけど、、すまなかったときはね、、」


「なるほどな。」


そうして、アガレットは二時間ほど空を飛び続け、、

「七霊国家」にたどり着く、、


「さて、、到着だな、、」


「おぉ、、俺がいた時よりも豊かになっているな。」


「まぁ、「精霊」たちが力を貸してくれてたからな、、それなりに豊かになったさ、、それでも、やっぱり差別や恐怖は無くならなかった、、全く、、本当に人ってのは、自分と違うやつらのことを遠ざけるよな。」


アガレットがそう言いながら「七霊国家」に降り立つ、、

アガレットを最初に向かえたのは、、

マウスとギルテットであった、、


「迎えか?それとも、、」


アガレットが二人に質問をすると同時に、、

水の牢がアガレットを囲う、、


「、、これが、、答えか?「精霊七家」の、、」


「あぁ、あんたは無断に「精霊七家」を抜け出し、その上に「常闇 メイレス」をこの国から追い出した、、その罪は、、死罪に値するもの、、だそうだが、、正直言って真意は分からない、、でも、王が言うならば、、それを遂行するのが「精霊七家」だからな。お前のことを殺す、、」


「ほぉ、、なぁ、お前らは「称号(ネームド)」を倒したことあるか?」


「はっ?ないが、、」


「じゃあ、、「称号(ネームド)」が付けられる条件は?」


「それなら、、確か、「モンスターの中でも規格外であり、決して敵対、索敵をしてはいけない相手」でしたか?」


「その通り。でもな、、そんな「称号(ネームド)」ってな、、面白い特性を持っているんだ、、」


「面白い特性?」


「そっ、面白い特性、、それはね、、「精霊」をつらった分だけ強くなり、、”生命力”も向上するってこと。そして、「称号(ネームド)」は、それだけ「精霊」をつらったってことだ、、でもな、、「称号(ネームド)」が唯一従う相手がいる、、それが、、自分を倒した奴だ。」


アガレットがそう言った瞬間、、

「七霊国家」の門の方から雄たけびが聞こえる、、


「な、、何だ!?」


「、、「悪食の権化(オール・イーター)」、、「ウィッチ・ウェアウルフ」、、お前らと最悪の相性だ。」


アガレットが雄たけびの正体を明かすと、、

狼が、ギルテットに襲い掛かる、、


「、、っ!!こいつが!!「称号(ネームド) 悪食の権化(オール・イーター)」か!!」


ギルテットが「炎の精霊」を呼び出し、火球を作り出し、狼の口の中に打ち込む、、

しかし、狼は、その火球をかみ砕き、その攻撃を消し去った、、


「、、っ!!「炎の精霊」の攻撃がかみ砕かれ、、」


「狼!!こっちの牢も食い破れ!!」


アガレットが声を荒げると、、

狼が、アガレットを囲っていた水牢をかみ砕き、アガレットに自由を与える、、


「、、っ!!どういうことだよ!!どうして、、「称号(ネームド)」持ちがお前の味方をするんだよ!!」


「さっき言った?「称号(ネームド)」は自分を負かした相手の味方になるって、、」


「はぁ!?まさか、、その狼を負かしたのか?」


「当たり前だろ?だから、、第一位なんだよ、、お前ら、、僕が鍛練してないとでも思ったのか?あほ抜かせ、こっちは最上位精霊すら超えられるように鍛練してたんだよ、、お前らごとで、、止められると思うなよ!!」


アガレットが「七属の精霊」を呼び出す、、


「、、っ!!本当に、、全部の「精霊」を呼び出せるんだな、、」


「、、お前らには興味がない、、狼、相手をしてやれ。」


アガレットが指示を出す、、

その指示に狼が、アガレットの前に出る、、


「、、っ!!全力であの狼だけでもここで止めるぞ!!マウス!!」


「わかった!!」


ギルテットとマウスが狼を二人がかりで相手をする、、

それを横目にアガレットは進んでいく、、


「いいのか?あのままじゃ、、ギルテットとマウスが殺されちまうかもしれんぞ?」


「んなこと。させるわけないだろうが、、あいつには無力化しろとしか命令してない。つまり、「精霊」そのものを抑圧すればあいつらは無事に生き残れるさ。「精霊」はあの狼を恐れるからな。」


「まぁ、、あの狼は俺でも少し警戒したな、、」


「そうか、、まぁ、次は、、この「七属の精霊」を使うことになるかもな、、」


そうして、アガレットが王城の門の前に着くと、、

そこには、フラットメルとカレルがいた、、


「本当に来た、、ここまで来た理由を聞いても?」


「あ?そんなもん、、「精霊七家」をやめさせてくださいって言いに来たんだよ。それと、、王家に一発入れてやろうと思ってな、、」


「、、あんたは、、「常闇」がいなくなってからおかしくなった、、あんたはここで止めて、目を覚まさせないといけない!!レイアス!!」


「アルガルト!!アイリスメア!!」


二人が最上位精霊を呼び出す、、


「、、今回の敵は、、アガレットか、、」


「やるか?レイアス?てめぇの力で僕が倒せんのか?」


アガレットが煽ると、、

「聖光」が指を向けると、その先から閃光が走る、、

だが、アガレットは「水の精霊」で光を屈折させ、その攻撃を躱した、、


「おいおい、、いきなり攻撃かよ、、」


アガレットがそう言うと、、

次の瞬間、、

地面が揺れ、バランスが崩れたところに、、

小石すら切り裂く風がアガレットに向かって放たれた、、


「、、っ!!今度は、、お前らか!!」


アガレットは、「風の精霊」で地面から足を浮かし、「土の精霊」で地面の土を操り、風の攻撃を防いだ、、


「僕がいない間に、、随分と最上位精霊たちを扱えるようになったな!?フレットメル!!カレル!!」


「こっちも、、色々と大変だったんですよ!!」


カレルが叫ぶと同時に、、

「聖光」が再び閃光を出そうとする、、

しかし、アガレットは「水の精霊」ではなく、「光の精霊」を選ぶ、、


「この私に対して、、同系統の下位精霊で挑むとは!!無礼千万だ!!」


「聖光」が閃光を走らせる、、

アガレットは「光の精霊」を操り、「七色の盾」を作り出し、「聖光」の光を吸収した、、


「、、なっ!!どうして!!下位精霊が「七色の盾」を出せる!!それは!!上位精霊だけが使えるはずだ!!」


「ははは!!まさか、、忘れたのか?僕の「魔力」は、、下位精霊ですら「属性の門」を使えるようにできる、、ならば、上位精霊だけが使える「魔法」なんて、、簡単に模倣できるんだよ!!レイアス!!」


「聖光」がその事実を思い出すと、、

「太刀風」と「開闢」も動きを止めた、、


「さて、、これ以上、、お前らに付き合ってられない、、こっちも、、最大火力だ、、」


アガレットが「七属の精霊」を操り、「属性の門」を出現させた、、


「は?し、、「七属の精霊」、、全員分の、、「属性の門」?あんなものが開かれたら、、たとえ俺たちでも、、、」


「、、っ!!すまんが、、自分の命までは晒すつもりはない!!」


最上位精霊がその姿を消した、、

残されたのは、フラットメルとカレルのみであった、、


「あらら、、相変わらず、、腰抜けだな、、あいつら、、まぁ、折角だ、、食らってみるか?「七属性の門」を。」


「、、っ!!ま、、待ってくれ、、お、、俺たち、、仲間だったよな?な、、情けを、、」


「かけるわけないだろ?」


アガレットが手を振り下ろす、、

しかし、何も起こらなかった、、


「な~んて、、するわけないじゃん。」


「え、、、?」


「殺すつもりなら、、最初っから出してるよ。本来、「属性の門」ってのは、見えない位置から撃つもんだからね。」


アガレットがそう言っていると、、

二人はすでに気を失っていた、、


「あれ?あまりの恐怖に緊張の糸が切れたか、、まぁ、良いや。」


「えぇ、、良いのかよ。アガレット坊。」


「いいの。いいの。言ったでしょ?穏便にって。でも、次は無理かもね。」


アガレットが王城の門を開く、、

そこにいたのは、、最後の「精霊七家」にして現在の「序列 第一位」、、

ウェルトであった、、


「来たのね、、アガレット、、」


「うん。来たよ。恨みでも晴らす?」


「そうね、、恨みでも、、晴らそうかしら!!」


ウェルトが手を上にあげる、、

すると、雷が集まり、剣の形となり、ウェルトの手に収まる、、


「へぇ、、「雷剣(ボルト・ソード)」ねぇ、、やっと作れるようになったんだ。」


「黙れ。」


ウェルトがアガレットに斬りかかる、、

しかし、アガレットはその攻撃を避け続ける、、

ウェルトとアガレットの戦いはどうなるのか、、

お読みいただきありがとうございます。

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