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【VTuber】猫乃わん太 through Unmemory World Online【ぬいぐるみ系】  作者: 水城みつは
第一章 アンメモへようこそ!

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第26話 新しい村

―― 町を発展させて街にしよう

  * エリアボスを倒そう CLEAR

  * 村を繫ごう CLEAR

  * 住人を増やそう

  * 村を増やそう


◎[住人を増やすは前からだから、村を増やそうが増えた?]

∈[そもそも村はどうやって作ったらいいのか教えるにゃ]


 街への発展ミッションが更新され、『エリアボスを倒そう』はすでにクリア、『村を増やそう』の条件が明らかになった。

「あれ? 村の作り方って、言ったことなかったかな」


∈[聞いてないにゃ。攻略クランの最前線でも新しい町とか見つけられないから自力で村を作ろうってなっているのにゃ]

▽[柵とかで安全地帯を作ればいいんじゃないのか?]

◆[そう考えて作ったらしいが特に変化はなかったそうだぞ]


「村の条件は100メートル四方を柵で囲うだけだわん。町へのアップデートを考えると石塀の方が良いかもしれないわん。あと、ボクの場合は直径150メートルの円形で囲ったことで結果的にクリアしてたみたい」

 建国ミッションとしては村作成後に村作成済みで条件が明らかになっており、広い安全地帯セーフティゾーンを作れば良かった。


∈[思ったより広いし地形に合わせてたから100メートル四方を満たしてなかった気がするにゃ]

❤〚わん太くん頑張ってたからねー〛

◯[うっ、虚無配信……]


 あの柵を作り続けた毎日は思い出したくないかもしれない。それにあの時はサクラッキーのお陰で材料の木材に困らなかったから作れたけど、今だと大変かもしれない。

「一応あたらしい村の候補地はあるみたいなんだよねぇ」


◎[候補地あるんだ。山の方?]

▽[ほら、道をつくってたし平原の先じゃないかな]


「せいかーい、ここから東の方にダンジョンがあるらしいんだ。そこに村をつくろうかってなってる。ダンジョンの資源収集もだけど、スタンピード対策も必要だからね」


◯[あ、やっぱりダンジョンからのスタンピードってあるんだ]

◆[言うほどダンジョン発見されてないし、『はじまりの街』のダンジョンはギルド管理だっけ?]

▽[『王都』は城の地下にあるって噂だね]


「スタンピードもだけど、洞窟型のダンジョンの場合は魔物がダンジョンからは出にくいってだけで出ないわけじゃないらしいよ。逆に外の魔物がダンジョンに住み着くこともあるらしいわん」

 塔や遺跡型は大抵の場合は扉がついていたり侵入方法が特殊なため魔物が出てくる心配はないってことらしい。フィールドタイプ、とくに融合型も特殊な空間扱いで外界と区別されるため出てくることはない。

 つまり洞窟型だけが天然の洞窟をベースとしているため魔物の出入りがある可能性がある。そして、東の方のダンジョンは洞窟型なため、監視のためにも村があったほうが良いとのことだ。


◎[ところで、東の方のダンジョンってそこから遠いの?]


「遠いといえば遠いけどそれほどではないかな。ほら、ボクが最初にスポーンした地点のすぐ近くみたいだよ。おそらく最初のスポーン地点近くにはダンジョンがあるんだと思う。まぁ、気づかなかったけど……」


◯[草w]

◆[ということは東のダンジョンは今のパウリ平原エリアとは別エリアなのか]

▽[それならパウリ平原エリアにもダンジョンがあるはずだよな]


 ダンジョンはエリア毎に1つあるのではと言われている。西の山側の鉱山型ダンジョンも別エリアになる。

「まあ、パウリ平原のダンジョンの話はまたで良くって、今は東のダンジョンだね。すでに探索者シーカーギルドに依頼は出してるんだけど、ボクも探索には行くつもりだわん」


◎[ついにダンジョン配信!]

▽[この前もちょっとはダンジョンの配信してたけどあれはノーカンだよな]

◆[こっちでも探索できる野良ダンジョンって結局2つ?しかない上にわりと強めで探索すすんでないから情報欲しい]


「むむっ、やっぱりダンジョン配信需要は高いのかー、アンメモの中でまでダンジョン配信はどうかと思ってたけど少し考えるわん」

「きゅっきゅーっ」

 いつの間にか頭にのっていたイナバくんが声を上げた。考えながら歩いているうちに目的地である探索者シーカーギルドに着いたようだ。


◯[あー、これは酷い]

△〚中央の広場以上の死屍累々〛


 扉をくぐって入った先では冒険者達が酔い潰れていた。


「あら、わん太くんいらっしゃい」

 ちょっと気だるそうにしていた受付のおねーさん、とはいってもここの支部長も兼任している偉い人がボクを見つけて手招きしていた。

「今日のダンジョン調査への出発だけどね、この有様なので明日へ延期で良かったかしら?」

 護衛を頼む予定のパーティは端っこに転がっているし、土竜族の親方がまだ飲んでいるのがちらりと見えた。


「あー、ダメそうですね。仕方ないから出発は明日でお願いしますわん」

「ごめんねわん太くん。明日には出発できるようにそろそろ叩き起こしとくね」

 そう言っておねーさんが腕まくりをしたのでそっとギルドから出た。


「というわけで、ダンジョン配信は明日行う予定です。今日のところはこれで終わるわん。それではばいばいわーん」

「きゅっきゅっきゅーっ!」


❤〚またあしたー〛

◯[おつおつわーん]

◎[ばいばいわーん]


―― 本日の配信は終了しました……


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