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聖女の代理人  作者: 春香秋灯
山のエリカ
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最後の山のエリカ様のその後

 妖精憑きの母を持ち、自らも妖精憑きである山のエリカ様は、様々な苦難を大好きな幼馴染みと乗り越え、結婚しました。

 しかし、妖精憑きである山のエリカ様を野放しにするわけにもいきません。

 妖精憑きは、不幸になると、不幸にした者に妖精が災いを与えます。

 妖精憑きを多く輩出する男爵家には、その妖精憑きの行いの記録が多くありました。

 その記録を読んだ王様は、妖精憑きを保護しました。


 山のエリカ様に男爵位を与え、王家直轄領であった田舎の領地を分け与えました。

 領地の経営がわからない、と山のエリカ様は断りましたが、細かいところは王家がやることとなりました。

 決して、豊かではない領地でしたが、山のエリカ様が領主となった途端、毎年、食うに困らない程度の収穫が得られるようになりました。


 妖精の悪戯か、エリカ様は五人の男の子と五人の女の子の子宝に恵まれました。

 これには、王侯貴族がぜひ養子に、養女に、と名乗りをあげました。



 子どもたちが独り立ちすると、山のエリカ様は夫となった幼馴染みと、両親が眠る山小屋に行ってしまいました。

 子どもたちが心配して見に行くと、山小屋は綺麗なのに、エリカ様も夫の幼馴染みも、見当たりませんでした。

 ですが、子どもたちを歓迎するように、いつも、食事が用意されていました。

 どうやら、山のエリカ様と夫の幼馴染みは、妖精に連れ攫われてしまったようです。

こちらで、女性視点ご終了となります。

愚者たちの行進、というタイトルで、男性視点の話を5章分、書きました。

内容としては、不足分や、答え合わせ的なものになります。

もし、気に入っていただけたら、そちらを読んでください。

そちらも、完結済みで、毎日予約更新となってます。

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