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恋が始まる⁈

 私は、高校二年生。

 

 美田 泉 いずみ。

 

 そして友達の 佐藤 優花 ゆうかちゃん

 

 二年生で仲良くなって親しくしている。

 

 優花ちゃんは、とっても美人なの。

 

 で、黒髪ロング。

 

 ポニーテールがよく似合う。

 

 その点、私は普通の顔立ちにおかっぱ。

 

 とにかく、優花ちゃんのとなりにいると美 

 

 人じゃない方って言われる!

 

 ポニーテールじゃない方とか。

 

 私の名前は、じゃない方じゃない‼︎

 

 まったく。

 

 高校二年生になったけど、彼氏なし。

 

 どっからか、運命の人やってこないかなー

 

 なんて日々思いながら過ごしてる。

 

 でも、恋は突然始まるんです!

 

 放課後、優花ちゃんと下駄箱で靴を履こう 


 としてたら、イケメンくんが

 

「あのー、キーホルダー落ちましたよ」

 

 って私のバックから落ちた猫のぬいぐるみ 


 を拾って手渡ししてくれた彼。

 

 とってもイケメン。

 

 でも、上靴の色からして一年生だな。

 

 年下もいいじゃない。

 

「今の男の子、すっごくかっこよくなかっ 

 

 た?」

 

 優花ちゃんに言うと、

 

「う、うん…そうだね。」

 

 って、なんか様子が少しヘンな気がした。

 

 ん?

 

 よくわからないけど気にすることじゃない

 

 のかな⁈

 

 ま、気のせいか…

 

 その日以来よくそのイケメンくんを見かけ

 

 るようになった。

 

 友達からハヤトーって呼ばれてた。

 

 ハヤトくんか。

 

 ハヤトくんは、最近よく私に話しかけてく

 

 れる。

 

 先輩おはよとか、今日寒いねなんて、たわ 

 

 いもない会話だけど。

 

 たまに隣に、優花ちゃんがいる時がある。

 

 優花ちゃんは、なんかその男の子が来ると

 

 なんか様子がヘンなんだよなぁ。

 

 あの子となんかある?って聞いても、

 

 ないないって言うしー…

 

 もしかして、優花ちゃんも好みのタイプ?

 

 年下好き⁈

 

 でも、優花ちゃんにはとってもイケメンの

 

 同級生の彼氏がいる。

 

 名前は、俊一くん シュンイチくん。

 

 背が高くて、頭もよくてスポーツ万能。

 

 しかも、優しいときたもんだ。

 

 文句のつけようがない。

 

 と、思う。

 

 しかも、今日も一緒に帰ったし。

 

 日直の仕事が終わり、わたしも帰ろうとし

 

 たら、

 

 ハヤトくんが話しかけてきた。

 

「今日一人ですか?」

 

 って。

 

 もしかして、ハヤトくんも優花ちゃんねら

 

 いかな…

 

 優花ちゃんいなくて残念って思ってる?

 

「うん。一人だよ」

 

 そう答えると、

 

「じゃ、一緒に帰りませんか?」

 

 って言ってきた。  

 

 え?なぜ?

 

「ん?一緒に?」

 

「はい。」

 

 目的は、なんなんだろう…

 

 もしかして。

 

「あの、いつも一緒にいる優花ちゃんなら彼 

 

 氏いるよ?だから、私にはお役に立てない

 

 よ。」

 

 そう申し訳なさそうにハヤトくんに伝えた。

 

 すると、

 

「それは、知ってます。その人は関係ないで

 

 す。オレは、あなたと帰りたい。もっと、

 

 色々話したいなって…ダメですか?」

 

 って。

 

 ダメじゃない。

 

 むしろ、喜んで!

 

 積極的な子だな。

 

 かわいい。

 

「そっか。なら一緒に帰ろ」

 

 一応お姉さんぶってるけど、

 

 本当は、とっても緊張してます‼︎

 

 もしかして、このイケメンハヤトくん

 

 私に興味持ってくれてるのかな⁉︎

 

 キャー。うれし〜。

 

 一緒に帰るなんてカップルみたい。

 

 このまま、付き合えたら幸せー。

 

 次の日、早速優花ちゃんに報告した。

 

 すると、

 

「えっ⁉︎一緒に帰ったの⁉︎」って

 

 すごく驚いてた。

 

 なんでだろーっ。

 

 そこら辺は、よくわからないまんまだけど

 

 ハヤトくんと私は、順調に仲良くなってい

 

 た。

 

 そんなある日の休日。

 

 私は、みてしまった。

 

 優花ちゃんとハヤトくんが一緒に歩いてい

 

 る所を…

 

 しかも、楽しそうだった。

 

 あの二人、どういう関係⁈

 

 胸騒ぎがする。

 

 まさか、優花ちゃん二股⁉︎

 

 だから、私に言えなかったんじゃ…

 

 でも、聞くに聞けない。

 

 俊一くんとは、普通にラブラブだよね…

 

 優花ちゃん…

 

 私は、優花ちゃんを知っているようで何も

 

 知らないのかもしれない。

 

 すっかりハヤトくんと順調なんて浮かれい 

 

 たけど、そんなんじゃなかったんだ。

 

 優花ちゃんに何にも聞けないまま夏休みに

 

 入ってしまった。

 

 悶々とする毎日。

 

 すると、優花ちゃんから電話がきた。

 

 夏祭り一緒に花火行かないって。

 

 しかも、俊一くんとハヤトくんも一緒なん

 

 だそうな。

 

 俊一くんは、まだわかる。

 

 でも、ハヤトくん⁉︎

 

 どんな組み合わせ…

 

 詳しくは、後で話すねって言われた。

 

 優花ちゃん、ハヤトくんとやっぱ連絡とか

 

 取り合ってるんだよね⁉︎

 

 俊一くんは、知ってるんだろうか…

 

 その日、修羅場にならない⁉︎

 

 ドキドキしながらも当日。

 

 待ち合わせ場所にすでに三人がいた。

 

 特に今のところ修羅場になってないみたい。

 

 ホッ。

 

 にしても、優花ちゃんの浴衣姿美しい。

 

 私も一応浴衣だけど、全然敵わないわぁ。

 

 イケメン二人引き連れてても誰も文句言わ 

 

 ないくらい輝いています。

 

 さすがです‼︎

 

「みんな揃ったし行こっか。」

 

 優花ちゃんがにっこりしながら言った。

 

 優花ちゃん…

 

 二人のイケメンくんを上手く操っているの

 

 かい⁉︎

 

 俊一くんは、なぜハヤトくんの存在を気に

 

 しないわけ⁈

 

 もしかして、公認⁈

 

 なわけないよね‼︎

 

 しばらくして、

 

「ねぇ、かき氷食べようよ」

 

 って俊一くんが言った。

 

「賛成ー」

 

 私は、元気よく答えた。

 

 でも、優花ちゃんとハヤトくんはたこ焼き 

 

 がいいってなって別行動に。

 

 いいのかな⁈

 

 なんなのこれ‼︎

 

 よくわからないまま、かき氷をパクリ。

 

 冷た〜い!

 

 にしても、あの二人大丈夫なわけ?

 

 二人にして本当にいいの⁈

 

 ソワソワしながら、俊一くんと待っていた。

 

「お待たせー」

 

 明るい声のハヤトくん。

 

「あ〜、かき氷もいいね!一口もらってもい

 

 い?」

 

 えっ…

 

 チラッと優花ちゃんを見る。

 

 すると、俊一くんとたこ焼きを美味しそう

 

 に食べてるじゃありませんか!

 

 ええい!あげちゃえ!

 

「はい!」

 

「う〜ん。美味しい。」

 

 ハヤトくんがにっこり。

 

 かわいいじゃないか!

 

 かわいいとイケメンのハーフ!

 

 もう、ここはハッキリさせよう‼︎

 

 思い切ってハヤトくんに聞いてみた。

 

「ねぇ、この間優花ちゃんと一緒に歩いてた

 

 よね?」

 

 って。

 

 すると、

 

「あー、みられちゃったかー」

 

 って。

 

 やっぱみられちゃまずかったんだ。

 

「二股?」

 

 そう聞くと、

 

「え?なわけないじゃん。」

 

 笑いながらハヤトくんが答えた。

 

 でも、すぐに真顔になった。

 

 で、今までの真実を打ち明けてくれた。

 

 実は、優花ちゃんとはまさかのきょうだい

 

 なんだそうな。

 

 でも、友達の弟なんてかわいいって子供扱 

 

 いされて恋愛対象外になりかねないから、 

 

 学校では、他人のフリしてって優花ちゃん

 

 に頼み込んだそうな。

 

 最初、優花ちゃんは私を騙すなんて嫌だっ 

 

 て言ってくれたみたいなんだけどハヤトく 

 

 んがどうしてもってお願いしたんだって。

 

 弟って知ってて俊一くんは、動じなかった

 

 のか。

 

 無駄な心配して損した。

 

「こんな真似してごめんなさい」

 

 ってハヤトくんが謝ってくれた。

 

「うん。いいよ」

 

 私は、ハヤトくんに笑顔で答えた。

 

 優花ちゃんは、弟がやっと白状したのがわ

 

 かり、私にごめんって言った。

 

 ずっとしんどかった〜っていいながら、

 

 やっと肩の荷が降りたよ〜とホッと肩をな

 

 で下ろした。

 

 ほんとごめんって何度も謝る優花ちゃん。

 

 もーいいよって言いながら、歩いてたんだ

 

 けど、

 

 後ろでこっそり俊一くんとハヤトくんが何 

 

 かコソコソ話してた。

 

「あれは、もう言ったの?」

 

 って。

 

 えっ…

 

 まだなんかあるのー⁈

 

 でも、聞くに聞けない。

 

 ただの盗み聞きだし…

 

 どんだけ秘密あるんだー‼︎

 

 次は、どんな暴露…

 

 それは、いつ教えてもらえるわけ?

 

 花火を見るのは、別行動。

 

 優花ちゃんは、俊一くんと。

 

 私は、ハヤトくんと二人きり。

 

 ひとけの少ない丘の上。

 

 綺麗な花火見ながらも上の空。

 

 あれって何ー‼︎

 

 まさか、双子とか?

 

 でも、だから何ってなるだけだよね…

 

 思わず真剣な顔になってしまった。

 

「どうしたの?」

 

 ハヤトくんに心配されちゃった。

 

「ううん。なんでもないよ。」

 

 そう言ってにっこりした。

 

 ハヤトくん…

 

 大好きだよ…だから、もう秘密なしにしよ

 

 うよ…

 

 花火を見ながらそう思っていた。

 

 苦しくて泣いちゃいそう。

 

 そんな事を考えてたら、

 

 ギュ。

 

 えっ?

 

 ハヤトくんが私の手を握った。

 

 そして、

 

「好きだよ」

 

 って。

 

 私は、ハヤトくんをじっと見つめて言った。

 

「私もハヤトくん好き。だから全部秘密教え

 

 て」

 

 言った。

 

「え?秘密?もう秘密ないよ。」

 

「だってさっき俊一くんと話してたよね?

 

 あの事言ったのって…聞こえちゃってたん

 

 だ…ごめん。」

 

「あー、それはもう告白したの?って事」

 

「えっ」

 

「だから、もう隠し事なしにするね。これか 

 

 らもずっと。」

 

「ずっと?」

 

「うん。だから付き合ってもらえますか?」

 

 って。だから私は、迷わず

 

「うん」っていいながらハヤトくんに抱きつ

 

 いた。

 

 ハヤトくんもギュ〜ってしてくれた。

 

 数日後、優花ちゃんに付き合いだした事を

 

 報告した。

 

 なんか、友達の弟と付き合うってお姉ちゃ 

 

 んにいうの照れる…

 

 優花ちゃんは、笑顔でおめでとうって言っ 


 てくれた。

 

 イケメン彼氏ができてなんか、すっごく楽 

 

 しい。

 

 髪型を変えたりオシャレにも力が入る。

 

 今までは、弟の漫画ばっかり読んでたんだ 

 

 けど、今はオシャレ雑誌なんかを買って 

 

 日々勉強。

 

 優花ちゃんにアドバイスをもらったりもす

 

 る。

 

 昔からハヤトくんを見てきたお姉ちゃん。

 

 だから、私の最強の先生‼︎

 

 どうやらハヤトくんは、お姉さんタイプが

 

 好みらしい。

 

 ちょっと年上らしくお姉さん〜。

 

 るんるんでデートの用意。

 

 そしたら、私の弟が来て

 

「げっ、女かよ‼︎」

 

 って言って来た。

 

「女だよ‼︎」

 

 思わず強い口調で言い返してしまった。

 

 ケホッ。

 

 気を取り直して鏡に向かってにっこり。

 

 笑顔の練習。

 

 これでよし‼︎

 

「行って来まーす」

 

 はぁ、いい天気。

 

 ハヤトくんは、まだ来てないな。

 

 だよね。

 

 まだ十分前だし。

 

 張り切りすぎて早く来ちゃった!

 

 最近は、じゃない方って言われなくなった。

 

 これも、恋の力かな。

 

 あ、ハヤトくん!

 

「ごめん、待った?」

 

「ううん、今来たとこ。」

 

 ニコッ。

 

「やば、かわいい…」

 

 聞こえるか聞こえないかくらいの小声でハ 

 

 ヤトくんが褒めてくれた。

 

 キューン。

 

 頑張ってよかった。

 

 歩いてたら、ハヤトくんが手を繋いできた。

 

 もう、心臓バクバクだよ!

 

 しばらく歩いてたんだけど、ハヤトくんが

 

 パッと繋いでる手を離した。

 

 え?

 

 ハヤトくんを見ると視線の先に綺麗な女性。

 

 誰?

 

 続く。

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