解決
「どうしょうアリス!開かないよ!」
アリス「………。」
「アリス!」
アリス「……(どういうことかしら。部屋の中から確かに魔理沙の声がした。けど、私たちが部屋に入った時、魔理沙の姿はなかった。………まさか!)」
「アリスってば!」
アリス「しっ!静かに。」
「むぐっ!」
アリス「良い、天照大神。魔理沙は今、この部屋の中にいるわ。」
「むっ!?」
アリス「多分、魔法を使って姿を消してるんだと思うわ。前に似たようなイタズラをされたから。」
「むーっ!むーっ!」バタバタ
アリス「あっ、ごめんなさいね。」
「ぷはぁ!はぁはぁ!しっ、死ぬかと思った!」
アリス「それで、ここから出る方法なんだけど。」
「良い案があるの?」
アリス「えぇ、とっておきよ。」
…………
魔理沙「(天照だけじゃなく、アリスまで来たのか。まぁ、良いぜ。この際だからアリスも一緒に……って!おいぃ!)」
…………
アリス「んっ。」ちゅっ
「んんっ!?」
アリス「んっ。んんっ。」ちゅっ
…………
魔理沙「(なっ、ななな!?何をやってるんだぜ!?)」
3・2・1
魔理沙「(しっ、しまった!時間が!)」
TIME OUT
………
「んっ……。(あっ、もう駄目。)」
アリス「んっ……ぷはぁ。」
「はぁはぁ…。」
アリス「ほら、しっかり立ちなさい。」ギュッ
「うっ、うん。」
アリス「これが作戦よ。魔理沙の気を引く為のね。」
「なっ、なるほど?」
アリス「それで、どうしてこんな事をしたの、魔理沙。」
「えっ?」
魔理沙「………!」←赤面
「魔理沙…。」
魔理沙「二人が悪いんだぜ!私をあんなに待たせるから!それに………!それに……。」
アリス「それに?」
魔理沙「二人で仲良さそうにしてるから。」ボソッ
「魔理沙……?」
アリス「なるほどね。つまり魔理沙は私と天照が仲良さそうにしてたことに腹が立ってやったと。」
魔理沙「うぐ。」
「ほほぅ。」
アリス「まったく、しょうがないわね魔理沙は。」
ちゅっ。
魔理沙「へ!?」
アリス「こんなどうしようもない魔理沙には。」
「私たちが、きちんとお仕置きしなきゃね。」
魔理沙「うぅ!」ボフン!
「あはは!魔理沙の顔真っ赤だよ?」
魔理沙「うっ、うるさいぜ!」
アリス「ふふっ……。」
………
霊夢「遅いわね、三人とも。」ぐぅぅ
つづく




