神の悩みをお姉さん二人が解決(はぁと)
ガラガラガラ
「ただいま。」
藍「天照様!その血は!?どこか怪我をされたのですか!?」
「えっ?あぁ、大丈夫だよ。それより、お風呂入ってくるよ。」
藍「えっ?あっ、はい!」
紫「天照~♪お帰りなさ~い。もう待ってたんだから。」
「ごめん、紫。お風呂入るから。」
紫「あっ、天照……。…この血は!」
藍「紫様、この血は天照様のものでは無いようです。」
紫「調べる必要があるわね。藍、突貫するわよ!」
藍「えっ!?」
紫「良いから来なさい!」ぐいっ
藍「わわっ!ゆっ、紫様!」
………
「はぁ……最低だ私。」
紫「天照ーっ!」
ガラガラ!
「ゆっ、紫!?」
藍「失礼致します、天照様。」
「らっ、藍まで!?」
紫「何を悩んでいるのか知らないけど、こういう時は全部出しちゃいなさい!」
藍「そうですよ、一人で抱え込むのは良くありません!」
「ふっ、二人とも…。」
紫「だ・か・ら♪」
藍「わっ、私と紫様で天照様のお身体を洗わせて頂きます!」
「えっ!?えっ!?えぇぇ!?」
…………
紫「どうかしら、天照?」
藍「お痒いところはありませんか?」
「あぅぅ……。」
紫「聞いてるの?」耳ふぅ
「んぁ!」ビクッ!
藍「しっかり洗いますからねぇ。」ツン
「んんっ!」ビクッ!
紫「ほらぁ、聞いてるのかしらぁ?」ツン
「やっ…背中ぁ…背中弱いのぉ…。」
藍「紫様…。」
紫「ほらほら、藍も一緒に~♪」
「はひぃ~!」バタッ!
紫「あっ!天照!?」
藍「はっ、運びましょう!紫様!」
紫「そっ、そうね!」
…………
「うっ、う~ん。」
紫「天照!」
藍「目が覚めましたか。」
「二人とも…。」
紫「ごめんなさい、やり過ぎたわ。」
藍「申し訳ありません。」
「大丈夫だよ。ごめんね、心配かけて。」
紫「それで、何があったの?」
「うん、それが……。」
神様説明中
紫「そう。それは、仕方ないわよ。自分を守る為だもの。」
藍「そうですよ、それに天照様が怪我でもされたら私たちが逆にやっていたかも知れません。」
紫「怪我がなくて良かったわ。」
「二人とも…ありがとう。」
紫「さぁ、もう夜も遅いわ。寝ましょう。」
「うん。」
そして……。
「どうしてこうなった。」
紫「天照、あったか~い♪」
藍「ゆっ、紫様…狭いです(汗)」
つづく
つづく




