おいでませ紅魔館
「ふんふふ~ん♪」
一つ目の妖怪を倒してから1ヶ月、里の人達ともだいぶ馴染んできていた。
「おはよう、おばちゃん!今日も美人だねぇ。」
おはよう、アマちゃん。またそんな事言って、からかうもんじゃないよ。
「本当だってば~。」
はいはい。それで、今日は何を買うんだい?
「そうだねぇ、ひまわり油とマッチ、あと本の栞を貰えるかな?」
はいよ、ちょっと待ってね。
「ふんふん♪」
おぅ、アマ公!
「由吉さん、その呼び方やめてよ~。なんだか犬みたいじゃん。」
良いじゃねぇか、犬っころになるのは変わんねぇんだからよ。
「犬じゃなくて狼!」
同じ犬っころじゃねぇか。そういやぁ、さっき咲夜の嬢ちゃんが探してたぜ?
「咲夜が?何だろう…。」
はい、お待たせ!
「あっ、ありがとう。はい、お金ね。」
はい、確かに。それじゃあアマちゃんまたね。
「うん、またね。由吉さんも。」
もって、俺はオマケかい。
「あははは。それじゃあね。」
おぅ、気をつけて帰れよ!
「分かってるよ~。」
………
「ふぅ。買うものも買ったし、あとは帰るだけだね。」
ぐぅ~。
「お腹減ったなぁ。」
咲夜「見つけましたよ!天照様!」
「あっ、咲夜。」
咲夜「すみませんが、今すぐ紅魔館へ来て頂きます。」
「へっ?」
咲夜「THE・WORLD!」
カチッ
咲夜「時は止まる!」
……
咲夜「時は動きだす。」
「はっ!私は一体!?」
そこにはパチュリーと小悪魔、そして美鈴がいた。
?「よく来たわね、天照。」
「そっ、その声は…。」
目の前の玉座が回転する。
レミリア「私だ。」
「お前だったのか。」
レミリア「騙されたな。」
「まったく気づかなかった。」
レミリア「暇を持て余した。」
「吸血鬼の。」
レミリア「遊び……って何させるのよ!?」
「おぉ、ノリつっこみ。」
咲夜「お嬢様…。」
レミリア「そうだった!こほん。天照、今日は貴女に頼みがあって呼んだのよ。」
「私に頼みごと?」
レミリア「そう、私の妹の遊び相手になって欲しいの。」
「遊び相手?」
レミリア「そうよ、妹の名前はフランドール・スカーレット。今は理由│(わけ)あって地下室にいるわ。」
「ふぅん。それだけで良いの?」
レミリア「えぇ。」
「なら、その前にご飯貰えるかな?お腹減っちゃって。」
レミリア「構わないわ。咲夜、準備なさい。」
パチン!
咲夜「はい、お嬢様。」
つづく




