挨拶 永遠亭
霊夢「ほら、だらだら歩かない!」
「はいは~い。」
……
霊夢「は~い、永琳。楽しんでいるかしら?」
永琳「えぇ、充分楽しんでいるわ。」
霊夢「弟子二人はどうしたのよ?」
永琳「さっきから姿が見えないのよ、どこに行ったのかしら。困ったものね。」
「……(変わった服だなぁ)。」
永琳「それで、そちらの子は?」
霊夢「紹介が遅れたわね。この子は天照、外から落ちてきたのよ。」
「天照大神、よろしく。」
永琳「私は八意永琳、竹林の先で薬屋をやっているわ。こちらこそ、よろしく頼むわね。それと、弟子二人がいるのだけれど……。」
?「待ちなさーい!」
?「へっへ~ん!のろま~!」
永琳「うどんげ!てゐ!」
ビクッ!
?「師匠!」
?「お師匠様っ!」
永琳「まったく貴女達は!宴会の席だっていうのに何をやっているの。」
?「でっ、でも!てゐが悪戯を!」
永琳「言い訳しない!」
?「はっ、はい!」
?「(いい気味ウサ。)」
永琳「てゐ、貴女もよ!」
てゐ「はい!」
永琳「まったく。ごめんなさいね、天照。この子たちが、さっき話した弟子たちよ。ほら、自己紹介しなさい。」
?「鈴仙・優曇華院・イナバです。お見苦しい所を見せてしまい、すみませんでした。」
?「私はてゐ、因幡てゐ。」
「えっと、私は天照大神。これからよろしくね。」
てゐ「どんくさそうな奴ウサ。」ボソッ
「……。」グサッ
鈴仙「てゐ!すっ、すみません!」
「いやいや、良いんだよ。向こうに居たときも何度か言われたことあるから。あはは……はぁ。」
つづく




