市役所
私たちは市役所についた。人がいないからゾンビも少ない。きっと避難所には沢山の人がいると思う。でも、結果は?
私と旗幸さんは市役所のバリケードを開けてもらって中に入れてもらった。だがしかし避難所と言うには人が少なすぎる。バリケードを開けてくれた人によると7人しかいないらしい。不思議だ。
「私と旗幸さんをいれて7人……もっと人がいるかと思ってたけど……」
「街に人が少ないから大部分は避難したのかと思ってたけど違うみたいだね。」
「……成人……いるかな。」
「君の探してた友達?」
「……はい。」
「こんなにゾンビが少ないんだもん。」
「……」
「お取り込み中失礼します。僕は自衛隊員の火灯守帝です。」
「自衛隊員?それは心強い!帝さん、よろしくお願いします。」
「あちらに避難されてる方が全員集まっているのでこちらにお越しください。」
「夢ちゃん、行こっか?」
「……うん。」
3人は応接室を出て、会議室に歩き始めた。
「外はどんな感じでしたか?」
「マジで何もいない。人もゾンビもね。」
「ゾンビも?」
「うん。だから大部分の市民が避難してるのかな〜って思ってたけど、いないみたいだね。」
「それにゾンビも1体しか見ませんでした。多分ですけど……ゾンビになるときに足を噛まれたりして歩けないようでした。」
「おかしいですね。僕が来たときはゾンビが結構居て死ぬかと思ったくらいなんですけど。」
「Fwitterを見る感じ、都市圏とかここらへんはもうゾンビだらけのはずなんですが……」
「それに……なんでこんな急に……」
「僕と夢ちゃんは死にかけたわけじゃないし、実感湧かないよね。」
火灯守さんが立ち止まり
「この部屋に、みなさんがいます。みなさん、帝です。バリケードを外してください。」
はい、と返事が聞こえたあと、物音が聞こえ、ドアが空いた。
「ありがとうございます。」
「失礼しまーす。」
「おじゃまします。」
私たち2人は、避難できた。




