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ゾンビの蔓延る世界で私は生きる  作者: りんご


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1/3

終わりの始まり

学校終わり。喪加医夢もかいゆめは幼馴染とのことについて考えていた。

突然だが、私にはかっこいい幼馴染がいる。齋藤成人(さいとうじょうと)。きっと彼は私が好きで、私も彼が大好き。彼を見てるだけで私は幸せ。

「あ、成人(じょうと)から電話だ!もしもし?」

「夢か?今どこにいる。」

「今?校舎内にいるよ!成人(じょうと)はどこにいるの?」

「そんなことはどうでもいい。いいか?学校の敷地内から出るな。」

「え?」

「いいか、(ゆめ)。俺、多分死ぬわ。」

「え?なに?どういうこと?ねぇ!」

「説明する。多分だけど、ゾンビみたいなのが街中をうろちょろしてる。襲われている人、助けれなかった。そのとき、襲われてた人が、ゾンビ?になった。俺、噛まれた。多分、ゾンビになる。」

私は慌てて話を遮って

「ゾンビ?嘘だよね。なにか事件に巻き込まれてるの?大丈夫なの?成人(じょうと)!」

(ゆめ)!聞け。本当にゾンビがいるんだ。俺も……だいぶ意識が薄れてきた。だから……聞いてくれ。ゾンビは肌がただれてたり、血色が悪い。ひと目見ればわかるくらいにな……それに、襲われた人の……感染にかかる時間が……人によって違うっぽい。はやくても感染に1分くらいかかるっぽい……」

「あぁ……成人(じょうと)?嘘……だよね?」

「……嘘じゃねえ!……信じて。俺は……多分死ぬけど……後追いなんか……するなよ?覚えとけ……俺はお前のこと……愛してるから………生きててほしいってこと!はぁはぁ、お前は俺のこと……好きじゃないかもしれねぇけどよ…………俺はお前のこと…………好き……だから………きろ………生きろ!!!………じゃあな。」

「………成人(じょうと)成人(じょうと)!!!ねぇ!返事してよ!ねぇ!」

「―――」

「……成人(じょうと)……私……成人(じょうと)を探さなきゃ。」

次回、迷う

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