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奇妙な関係  作者: 悠里
第二章 ジャックザリッパー
4/11

前編


路地裏で女性の遺体が発見された。


「うっ……」


大神が口元を押さえ、胃の中のものをぶちまける。

今までいくつもの死体を見てきた刑事でさえ、思わず目を背けたくなるような光景だ。


死体は下腹部を執拗に切り刻まれ、内蔵が飛び出していた。内蔵の一部は地面へとばら撒かれている。


調査の結果、遺体は近くに住むホステス相川亜希(あいかわあき)24歳であることが判明した。


重要参考人として相川の恋人が呼ばれたが、彼にはアリバイがあったーー。




「まるで、ジャックザリッパーだね」


白い部屋。

資料を見ながらクスリと白田は笑ってそんなことを言った。


ジャックザリッパーとは、1888年にイギリスのロンドンで起こった連続殺人犯のことである。

その犯行は死体をバラバラにしたり、子宮を持ち去ったりと様々であるがーー。


「……確かに、死体は子宮をグチャグチャにされてはいたが」

「ピンポイントでそこだけ狙ったんだ。犯人は医学の知識があるんだろうね」


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