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思い出したあの事

「今日も頑張ろ~!」ありすはそんな独り事を言いながら登校していた。

そういえば、まだ、1週間あったのに、晶からの返答が来ない。

まだ考えているのだろうか?

そう思っているうちに1か月が経った。

まだ、返答は来ない。

もう、この事は忘れているのだろうか?

いっそ、自分も忘れてしまおうとしていた。でも、こんな事、忘れられるはずがない。



「うわっっ!!!遅刻するやん!やばい!」近所のお店の時計を見ると、8時10分だった。

予鈴は8時25分だから後、15分しかない。

ありすの家から20分はかかるから、急いで学校へ向かった。

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