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19/23

リアルで会うと印象変わるよね

作者です

近況報告としてはワクチン二回目をキメてきたら

あまりの激痛に悶えていました

二、三日で収まったので楽な方っぽいです

第十九話始まります

「あ、あの〜?」

「…」

この人、俺が天望 ソラということを看破している…

そんな、美少女に玄関先で押し倒されたあと何も起きないというのが一番怖いのだが?


「…ウキュ〜」

「は?」

更にはそのまま変な声を出して倒れた

「って、人の家の玄関なんですけど?!」


ーーーーーーーーーーーーーーー


とりあえず、彼女をベッドに運ぶ

あと、さっき落ちた紙袋はそのまま彼女の枕元に置いておく

冷蔵庫に何も入ってなかったので

近くのコンビニに行って、飲み物と食べ物を買う


そして帰って、寝室のドアを開けると

「…まだ寝てる」

いい笑顔で寝やがって

ぐっすりだな、どうしようか…

もう昼食の時間だからな

起こすか

「おーい、そろそろ起きてくださ〜い」

「ん?ん〜」

声をかけると彼女はゆっくりと目を開ける

そして、俺を見ると一気に顔を真っ赤にして自分の下半身を確認した

「…なんともない、ですね」

「失礼、すごく失礼」

「す、すみません!」

わぁ、綺麗な土下座…じゃなくて

「大丈夫か?突然倒れたけど」

「は、はひっ!だ、大丈夫れふっ!」

「今度は滑舌が悪くなってきたぞ」

「ふ、ふぁぁ…しゅごいぃ」

「変な声を出すな」

目が覚めたようなので、買ってきたアフタヌーンなお茶を彼女に渡す

「あ、ありがとうございます!宝物にします!」

「いやそんな大事そうに抱えるんじゃなくて、飲めよ!…もしかして飲めないやつだったか?」

「いえ!そんなことはありません!いただきます!」

そう言うと、彼女は勢いよく飲み始めた

「…ふぅ」

「落ち着いたか?」

「はい、ご迷惑をおかけして申し訳ありません」

「固いなぁ」

「お詫びに昼食は私が作ります!蕎麦でいいですか?引越し蕎麦もちょうどありますし!」

「は?」

「少々お待ちくださいね」

彼女は枕元の紙袋を持って寝室を後にした

「その中身、蕎麦だったのか…」

あまりのことに出てきた感想がそれだけだった


ーーーーーーーーーーーーーーー


「…美味いな」

「ありがとうございます」

えっ、蕎麦ってこんなに美味しかったっけ?

ただ茹でるだけなのに母さんのよりも美味いんだけど

大阪スゲェ…

「いや、本当に美味いな」

「えへへ〜私、お料理には少し自信があるんですよ」


「それで…だ」

「はい、なんですか?」

「なんで俺が誰か分かった?」

「あ〜、簡単ですよ」

彼女はニッコリと笑って言った

「私、ソラさんのファンなんです」


「いやぁ、最初はクレハさんの配信が突然おすすめに出てきたのでなんとなく見たんですよ!そしたら、びっくりしましたよ、何も概要欄に書かれてないのに男性の人と一緒に出てるのですもの、そのときに感じたんですよ!あ、私…この人推したい…って!その後のFPS配信も、もちろん見ました!いやぁ〜ソラさんがしてるの見て私もFPS始めてみたのですけど、本当に難しいですね、あとあとーーー」


oh......常人の二倍以上の早口

なんかすごい複雑、わっしょいされるのは慣れてるはずなんだけどな…

その後も俺の配信の感想を事細かに話して


「ーーーだから私は事務所(プロドリ)のオーディションに応募したんです、あなたたちに会えるかもしれないから」


とても輝いた目を俺に向け

そして恍惚な表情を浮かべた


ーーーーーーーーーーーーーーー


「ごちそうさま」

「お粗末さまでした」

もう大丈夫そうだな

「けど、驚きました…まさか同期になれるなんて…しかも、お隣さんだなんて〜」

「そうか?配信外だと、理想とかけ離れてるかもしれないぞ」

「それもその人の一面ですよ、それに私…人の一側面だけ見て勝手に期待するのは嫌いなんです」



「あっ、すみません!突然、変なこと言っちゃって」

「いや、いいよ、俺もそういう人は苦手だし」

「あは、あはは」


次の瞬間、二人同時にスマホが震える


ん?神綺さんからの連絡だな

『突然ですが、今から事務所に来れますでしょうか?東京側の都合がつきましたので、リモートでの顔合わせとスタッフの紹介をしたいと思います』


「いや、突然すぎだろ!」

「多分、同じような内容ですね…どうしますか?」

「…まぁ、行くか」

「はい!準備してきます」

「いや、何も俺の意思に従わなくても、ってもう居ない」


ーーーーーーーーーーーーーーー


最寄り駅から電車に乗って、事務所に移動

正直、途中で降りて市内観光したかった

…次の機会にしよう

「市内観光したかったな〜」

同じこと考えてる人が隣にいた

「しょうがないだろ…また今度だな」

「また今度…いいんですか?」

えっ、そんなに観光したかったの?

すっごいキラキラしてる

「まぁ、俺も行きたかったし…一段落したら行こうかな」

食べ歩きしてやる!大阪パネぇしてやる

「はい!楽しみです」

キラキラ通り越して眩しい、直視出来ないんだけど?

光が収まったら灰になってるやつだな


「あっ、ここですね」

何の変哲もない建物、何階建てだ?

「意外と緊張するな」

「ですね〜」

「そうか〜?ウチはいつも来とるでそんな気しやんけどな〜」

「へ〜」


…いつの間に


「何してんだよ、斑鳩(いかるが)さん」

「ソラはぁ〜ん、久しぶりやな〜」

「甘い声をだすな!耳が溶ける」

「溶けてもええんやで、ほらほら〜」

斑鳩さん、プロドリの栄えある一期生様であり

今でもたまに裏でゲームをしている友人(?)だ

「あの〜そちらの方はもしかして?」

期待するような目を俺に向ける(かなで)

「…この人は斑鳩さん、結構俺やクレハとは縁深い人だな」

「ふわぁ、すごい…あっ、私は吾妻 奏です!よろしくお願いします!」

すると、彼女を見て斑鳩さんがニヤッと笑った

「なるほどな〜、ソラはん…クレハはんからこの可愛い子に乗り換えたんやなぁ〜それとも二股か〜?」

「そっ、そそそそそんな!わ、私なんかがソラさんと、そ、その…アレになるなんてあ、厚かましい」

「厚かましい…」

「あ〜!違いますよ!ソラさんはすごい方だから私なんかじゃ釣り合わないって意味で〜!」


ーーーーーーーーーーーーーーー


「この三階に事務所と配信用の部屋、四階には大きなスタジオもあるから、なんかあったら使うとええよ」

エレベーターに乗りながら三階に移動すると

「…なんだ、斑鳩が迎えに行ってたのか?思ったより待てない奴だな」

出たところで少し気だるげそうな男と会った

…えっ、イケメンじゃね?目が死んでるけど

髪は男性にしては長いものを頭の後ろで束ねている

彼は俺の視線に気がついたのか頭を少し掻いた

「あ〜、現実(リアル)では初対面だったな…本名も言った方がいいか?」

そう言って、彼は隣の斑鳩さんに確認する

「お好きにすればええやないですか、ウチはソラはんには名乗ったで」


「…あぁそうだな、一応、名乗っておくか、奥寺(おくでら) 才賀(さいが)だ…牙狼(キバ)って名乗った方が分かりやすいな」

「ふぇ?!」

「キバさん!」

えっ、この人リアルもこんな感じなの?!

「本当は俺らが迎えに行くはずだったんだけど…そこの狐がさっきからソワソワして落ち着きがなくてな、消えたと思ったら下にいたみたいだな」

「えっ、斑鳩さん待ってたの?」

「キバはん、ほんま堪忍して…」

あれま、すっごい顔真っ赤じゃないですか可愛いですね〜

写真撮って煽ろうそうしよう

あっ、ちょっと!そんなにポカポカ殴らなくてもいいじゃないか、減るものじゃないし

「ソ〜ラ〜く〜ん!」

…台風の予感!

「ゲーーーーーーーーット!」

「ンンっ」

えっ、ちょっと…柔らかっ!

柔らかい何かに捕まったんだけど?

…この高校時代の幸せな記憶(トラウマ)が呼び起こされる感覚は!

「おっぱ!んグゥ」

「はいは〜い、本能のままに生きるお口は塞ぎましょうね〜」

あっ、柔らかい…紅葉じゃ考えられない…はふぅ

「おい、セイラ」

「あら、ごめんね〜久しぶりに初めて会ったからつい〜」

柔らかいものから解放される

「…久しぶりなのか初めてなのかどっちかにしてくださいよ、星羅(セイラ)さん」

開けた視界に突然見えたのは

圧倒的おっぱ(ゲフンゲフン)ママみを持つ美人だった

「うふふ、それじゃあお久しぶり〜ソラくん、本名は奥寺(おくでら) 美星(みほ)、本名の星だけ取り出して友達からはセイって呼ばれたりしてるのが、そのまま配信者としての名前になって星羅(セイラ)になったわ」

「奥寺?」

それって、キバさんの苗字じゃ…?

「おい、美星!」

「冗談よ〜そういうのは()()、本当の私の苗字は秋津(あきつ)よ、秋津(あきつ) 美星(みほ)

「はぁ…」

キバさんが頭を抱えてため息をする

…苦労してるんですね


「ほな、こんなところで騒いどっても無駄やしな〜ほな行こか」

斑鳩さんが歩き出した

「あっ、ソラはん」

「ん?何か?」

「そこの奏はん…連れてきてや〜」

「えっ?」

そう言えば、途中から一言も話してなかったような…

そして、後ろを振り返ると

「あ、あのキバさんにセイラさん…すごいれすぅ…」

口元を抑えて震えている彼女がいた

「お〜い、奏さ〜ん」

「ソラはん、そんなんじゃ女の子は振り返りまへんわ〜、その子やったら…呼び捨てとかで呼べばええと思うで」

すごいニコニコしながら斑鳩さんは立ち去った

「それじゃ、その子の紹介は後でいいわ〜」

「できるだけ早く来いよ、俺たちも行くからな」

「あっ、はい…」

置いていかれるんすか?

三人とも迎えに来てくれたのでは?

あっ、本当に行った…

「…奏さ〜ん?」

「…」

ガチで無反応じゃん

「マジで?」

えっ、呼び捨てで反応するの?

「…奏」

「ひゃい!なんでござりますればでござりましょうなり!」

「二重敬語超えて三、四重くらい敬語が重なった気がする」

「カハッ!うぐぅ、そんな…推しに名前を呼び捨てで呼ばれるなんて…」

おい、痙攣起こしたぞ!

セイラさ〜ん!キバさ〜ん!斑鳩さ〜ん!助けて〜!

いや、マジで…助けてください


ーーーーーーーーーーーーーーー


「落ち着いた?」

「は、はい…なんだか今日はソラさんに迷惑かけてばかりですね」

「まぁ、気にするな…」

面倒事には巻き込まれ慣れてるからな(キリッ)

とりあえず、復活した彼女を連れて斑鳩さんたちが向かった方へ行く

「他の同期楽しみだね、奏さん」

「ソラさん…」

「ん、なに?」

「奏…と呼び捨てでお願いします、あと、タメ口で構いません」

えっ、何この子…突然頭を下げて

「というか!呼び捨てで呼んで下さい!」

「えぇ…」

向こうから頼まれているはずなのに圧が凄い

「んじゃ、改めてよろしく…奏」

「は、はひ!よろしくお願いします!ソラしゃん!」

「お前らは何をやってるんだ?」

ここでキバさん再登場…あっ、本当に待っててくれたんすか?スゲー、先輩力たけー

「ほら、早く来い、事務所のオフィスに案内するから」

「あっ、はい」

「オフィス?」

「…無論、事務所は配信者だけで成り立っているわけではないからな、技術スタッフやマネージャーみたいな裏方が働いてくれるから俺たちは配信できるんだ」

「おぉ、なんかスゲー」

「凄いですね」

「もちろん、お前たち二人にもそれぞれ、マネージャーがつくことになる…ちゃんと連携するんだぞ」

えっ、マネージャー?そんなアイドルや芸能人じゃあるまいし

…マジすか?ジャーマネがついちゃうんすか?

やべぇよ、企業系やべぇ

「着いたぞ」

キバさんが一つのドアの前で立ち止まった

そして、ドアノブに手をかけ開いた

「プロドリ関西事務所へようこそ、そして…歓迎しよう、二人も今日からは仲間だ」

奏ちゃんは可愛い(確信)

ということで、ソラくん限界オタクの奏ちゃんでした

あとしれっとキバさんとセイラさんが出てきたりもしました、立場的には関西組のまとめ役ポジ

…東京同期組を出すと言ったな、あれは嘘だ

次回になりました

おそらく、次回はソラくんのマネージャーになる人も出てきます

マネージャーと言えばやっぱり、大人のお姉さんな印象ですね〜

それでは最後に

ブックマークと評価ありがとうございます

後書きを書いている今、この時点でブックマーク登録が99件であと一歩で100になりそうです

いや〜嬉しいですね、こうやって少しずつでも読んでもらえている感じがするのは…

それでは、また次の配信でお会いしましょう

I want to see you again…


奏ちゃんの設定は東京組が出た後に書きたいので次回かもう一つ次くらいになります

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