希望の五つ星!
一刀以外の新星がようやく登場です
一刀達が白夜軍と戦っている頃
蜀の城・厨房
ジューッ!!
葵「よしよしっ!いい感じに焼けたじゃない♪ 」
氷堂 葵
一刀と同じ新星の一人で氷遁の使い手。弱冠ツンデレな性格
今日、彼女は料理を作っていたのだが
ドッカァーンッ!!
葵「えっ!? 」
調理中にいきなり料理が爆発してしまった。
あられ『も〜!!葵ったら厨房で火薬を作っちゃダメだって言ってるのに 』
葵の相棒である忍犬のあられ
注意するあられだが
葵「失礼ね!火薬なんか作ってないわよ!あたしはただ料理を作ってるだけじゃない!! 」
それなら何故爆発したのやら?
蜀の城・洗い場
ごしごしっ!!
玲「ケッ!何で俺が洗濯なんてしなくちゃならねぇんだよ 」
土門 玲
一刀と同じ新星の一人で体術と土遁の使い手。女だが性格は乱暴
牡丹『文句言わないの!月から『玲さんに足りないのは体力よりも女子力です。ですのでここにある洗濯物を全て洗ってください。洗濯も立派な淑女のたしなみですからね!それと先に言っておきますけど、逃げたりしたらお仕置きしますからね』って言われたじゃないの 』
玲の相棒である忍猪の牡丹が言うと
玲「んなことわかってんだよ!あ〜ぁ、洗濯機がありゃこんなことしなくていいのにな 」
牡丹『あったとしても月なら自分で洗っちゃうかもね 』
一方
魏の国
ダダッ!!
凪「いたか!? 」
真桜「北側にはおらへんかったで! 」
沙和「南側にもいなかったなの!? 」
何かを探す警備隊の三人
その何かとは…
凪「隊長ったら、また警邏をサボって!!見つけ次第お仕置きだ!!♯ 」
ゴォッ!!
沙和「凪ちゃん、いつもより燃えてるなの!? 」
真桜「最近暑かったからな〜、凪の怒りの炎も燃え上がっとるんちゃう!?んなことより隊長〜、早く出てきたほうが身のためやで! 」
どこかに隠れてサボっている警邏隊隊長に呼び掛ける真桜だが
その近くでは…
ジュン「ふ〜♪今日は暑いからな、こんな日に警邏なんてやってたら倒れちまうぜ 」
警邏隊隊長である雷魔ジュンが木陰でサボっていた。
雷魔 ジュン
一刀と同じ新星の一人で雷遁と笛の使い手。実は頭脳ならば一刀をも上回る実力の持ち主
神速丸『凪達を怒らせていいのかよ。これが華琳の耳に入っても俺は知らねぇぜ 』
ジュンの相棒である忍鷹の神速丸が注意するが
ジュン「まぁそんときは一刀のいる呉にしばらく厄介になるとするか、三日も経てば華琳の怒りは治まるだろうよ 」
まったく反省しないジュン
一方
ある山の中
チャプンッ!
美女「ん〜っ♪やっぱり温泉はいいわよね〜♪ 」
美女「こんな山の中で温泉見つけるなんてラッキーよね♪ 」
ぷるんっ♪
二人の巨乳美女が山の中で見つけた温泉に入っているが
源治「・・・俺もラッキーです♪ 」
その近くの茂みに源治が隠れていた。
火神楽 源治
一刀と同じ新星の一人で火遁の使い手であり射撃の名手。だが重度のスケベである。
ちなみにこの温泉は入浴する美女を覗き見するために源治が見つけたものであった。
万年『お前さんは相変わらずじゃのぅ 』
源治の相棒である忍亀の万年が注意するが
源治「・・・フフフッ!覗きは俺の趣味。誰も俺の覗きを邪魔することはできないぜ! 」
だがこの数週間後、源治を愛する理央が源治の覗きを阻止することをこの時の源治は知らなかった。
一方
幽州の城
さらさらっ!
吹音「白蓮様、こちらの仕事は終わりました 」
白蓮「早いな吹音!? 」
風切 吹音
一刀と同じ新星の一人で風遁の使い手。くの一で一番の巨乳で普段は優しいが得物の鉄扇を持つと凶暴な性格になる。
月光「ったく、一刀以外で主君に尽くしている忍っていったら吹音しかいないかもね 」
吹音の相棒である忍猫又の月光が言うと
吹音「そんな、私は普通にしているだけですよ 」
その普通を一刀以外のみんなはやっていないのだが
そして一刀が白夜によって海に落とされたその時!
ぴくんっ!!
新星達に一刀に何かが起きたという直感が走った!
蜀の城・厨房
桃香「葵ちゃん、お料理は終わったの? 」
葵の主君である桃香が厨房に様子を見にやって来るが
パッ!
桃香「あれっ?葵ちゃんが消えちゃった!? 」
厨房から葵の姿が消えたのだった。
蜀の城・洗い場
月「玲さん、洗濯は終わりましたか? 」
詠「月、終わってるわけないってば、あいつのことだからサボって昼寝でもしてるんじゃない 」
二人が様子を見にやって来ると
パァッ!!
月「へぅ〜!? 」
詠「な…何よこれ!? 」
そこには大量の洗濯物が干されていた。
これを全てあの玲が!?
と驚く二人であったが
零奈「あっ!月さん、詠さん 」
月「零奈さん 」
そこに洗濯かごを持った零奈が現れた。
木瑠 零奈
忍の一人で木遁の使い手。植物を操ることができ、美以達の保護者でもある。
詠「何であんたが洗濯かごなんてもってるの!? 」
詠がその事を聞いてみると
零奈「実は玲さんから今度美以達と遊んでやるから俺の代わりに洗濯しといてくれと頼まれて… 」
とここで零奈はしゃべるのをやめた。
何故ならば…
月「玲さん、あれほど言ったのにやっぱり逃げたんですね。帰ったらきついお仕置きが必要なようですね♯ 」
ゴゴゴッ…!!
詠「ゆ…月!? 」
詠ですらも近づけないくらい月が怒っていたからである。
魏の国
隊員「楽進(凪)副隊長!先程雷魔を見かけたと報告を受けました! 」
凪「何だと!それで隊長はどちらに行ったんだ! 」
隊員「それが城壁を越えて大空へと!? 」
凪「何だって!? 」
真桜「サボるだけならまだしも無断外出やて!? 」
沙和「こりゃ減給じゃなくて給金ゼロは確実なの 」
三人が言いまくるなか、ジュンは
バサァッ!!
ジュン「警邏なんかより面白いことが俺を待ってるぜ! 」
神速丸『こいつ絶対後先考えてねぇな!? 』
神速丸につかまってジュンは魏を出たのだった。
ある山の中
万年『何やら一刀に危険が迫っとる予感を感じる!いくぞ源治! 』
先を急ぐよう源治に言う万年だが
源治「・・・俺はゆっくり女体見物しとくよ♪ 」
源治はそれどころではなかった。
このままでは仕方がないので
万年『そういえば一刀が動く先には女がいるかもしれんな、きっと巨乳美人じゃぞ 』
と万年が言うと
源治「・・・今すぐいくぜ一刀!お前だけに巨乳美人は渡さねぇ!! 」
気合いが入りまくる源治であった。
幽州の城
吹音「それでは白蓮様、行って参ります 」
白蓮「おう、しっかり友達を助けにいってこい 」
ちゃんと主君である白蓮に許可をとってから出かける吹音
吹音「あのぅ白蓮様… 」
白蓮「わかってる。ちゃんと蜀や魏に事情は話しておいてやるから 」
吹音はみんなが勝手に出ていったことを想定して白蓮に伝言を任せたのだ。
月光「それじゃあ吹音、景気付けにいくわよ 」
パシッ!!
そして月光が吹音に鉄扇を握らせると
吹音(裏)「おらおらーっ!!一刀、今すぐ助けにいくから待っていやがれよーっ!! 」
ダッ!
そして吹音は旅立ったのだった。
一方それから二日後、白夜軍と拐われた蓮華達はというと
ミカエル「白夜様、邪馬台国が見えてきましたよ 」
白夜「うむ、邪馬台国の王代理である壱与を捕らえた今、あとは禁断なる力を持つ珠のありかをきけば我は黒龍すらも強くなれるのだ! 」
白夜軍の戦艦が邪馬台国にたどり着いてしまった。
だが同時刻、海岸にて
一刀「うぅっ!? 」
小助『大丈夫か一刀!? 』
津波に飲み込まれた一刀が海岸にて倒れていたのだった。