強敵!白夜軍四天王
邪馬台国を目指して旅をする呉軍一行
そして旅立ってから四日後
バァンッ!!
一行の前に巨大な船・戦艦が現れたのだった!
亞莎「な…何なのですかあの巨大な船は!? 」
祭「しかも鉄でできとる船なんて見たことないぞ!? 」
誰もが初めて見る戦艦に驚いていた。
壱与「あ…あの船は!? 」
そんななか、壱与だけが驚いていた。
戦艦内
白夜軍兵士「白夜様、前方に小舟が三隻見えました 」
小舟とはいえどこの戦艦がでかすぎるからそう見えるだけで実際は大型船である。
すると
白夜「うむ、逃げ出した邪馬台国の王代理がいる予感がします。奴らを捕らえなさい 」
白夜軍兵士「ハッ! 」
そして
ババァッ!!
白夜軍兵士達『うおりゃ!! 』
戦艦から大量の白夜軍兵士が降りてきたのだった!
壱与「あの奴らは間違いない!?奴らは邪馬台国を襲った白夜軍でござる!? 」
蓮華「なんだと!? 」
すたっ!!
白夜軍兵士達は呉軍の船に次々降りてきた
蓮華「我が名は孫呉の王・孫権。貴様らは何者だ! 」
蓮華が聞くと
白夜軍兵士「我らは白夜軍。貴様らに問う、この船に邪馬台国の王代理である壱与がいるはずだ!白夜様は優しいお方だ。そいつを差し出せば貴様らの命だけは助けてくださるそうだ 」
蓮華「そんな条件を… 」
もちろん蓮華は壱与を渡したところでこいつらが大人しく帰ってくれるはずがないということはわかっていた。
だがその時!
壱与「わた…妾はここにいるです…ござる 」
蓮華「壱与!? 」
バンッ!!
いきなり壱与が現れたのだが
頭のいい読者なら気づいていると思うがこの壱与は茜の変化である。
姿は真似てもしゃべり方が真似ていなかった。
壱与(茜)「(このまま敵の内部に忍び込んで焙烙火矢を爆発させれば…) 」
と茜は思っていたのだが
こてんっ!!
壱与(茜)「きゃあっ!? 」
ボンッ!!
転んだ際に変化が解けてしまった!
白夜軍兵士「あっ!こいつ偽者だ! 」
白夜軍兵士「偽者なんて出しやがって!!もう勘弁ならねぇ!!全員皆殺しだ! 」
茜「ひぇっ!? 」
穏「バレちゃいました〜!? 」
祭「このたわけが!! 」
蓮華「やむを得ん!全軍迎え撃て! 」
ババァッ!!
そして呉軍VS白夜軍の戦いが開始された!
雪蓮「思春、明命、ここはいいから蓮華を救いに行きなさい! 」
思春「御意! 」
明命「了解なのです! 」
ババッ!!
雪蓮に命じられ、二の船にいる思春と明命は一の船にいる蓮華を救いに向かった。
だが三の船にいる一刀は
一刀「ハァッ!! 」
ドカッ!!
蓮華を救いにいかず、船に残ったのだった。
シャオ「一刀、どうして蓮華お姉ちゃんを助けにいかないの!? 」
一刀「俺がここを離れれば一番危ないからな 」
三の船には一刀、シャオ、亞莎、壱与という他の船に比べて比較的非戦闘員が多い船なため一刀が離れたら壱与が奪われる危険が高かった。
一刀「それに一の船には茜、思春、明命がいるし、俺は蓮華様から壱与の護衛を任されたからな 」
シャオ「一刀… 」
本当は一刀だって蓮華を救いに行きたかったのだが、主君命令という鎖が一刀を縛り付けていたのだった。
だが
明命「ハァッ!! 」
ズバッ!!
茜「ていっ!! 」
バシッ!!
思春「フンッ!! 」
ズバンッ!!
白夜軍兵士達『ぎゃあっ!? 』
いかに白夜軍兵士達が強かろうとも相手は呉軍の武将達であり、彼らの相手になるはずがなかった。
白夜「ほう、なかなか強い女達だ。我は強い女は好きだ。どうやら兵士達では手に終えないようだ。白夜軍四天王の皆さん、彼女達の強さを評して相手をしてあげなさい 」
?「わかりました 」
?「あたし、あんな女の相手するのやだな〜 」
?「まぁ遊び相手としてはいいんじゃない♪ 」
ウリエル「あぁ神よ、彼女達を倒す我らを許したまえ 」
ババッ!!
白夜軍四天王は戦艦から降りると
思春「油断するなよ明命、茜! 」
明命「はいなのです! 」
茜「はい! 」
スッ!
思春達と対峙したのだった。
一方その頃
一刀「ハァッ!! 」
ドカァッ!!
白夜軍兵士「ぎゃあっ!? 」
一刀「これでこの船にいた敵は全て倒したようだな 」
少し安心する一刀だが
バタッ!!ババタッ!!
一刀「いまの音は!? 」
突如蓮華のいる一の船から音が鳴り、煙が上がっていた。
亞莎「あの船には蓮華様が乗ってます!? 」
シャオ「一刀!ここはいいから蓮華お姉ちゃんを助けにいって! 」
一刀「しかし… 」
シャオ「蓮華お姉ちゃんが死んでもいいの!! 」
ズキュンッ!!
このシャオの言葉が一刀にかけられていた鎖を砕いた!
一刀「蓮華! 」
ダッ!
そして一刀は蓮華を救いに向かった!
シャオ「あれっ?一刀ってば蓮華お姉ちゃんを呼び捨てにしてたっけ? 」
当時の一刀は蓮華との仲がバレないように様付けで呼んでいた。
そして船では…
シュシュッ!!
ウリエル「天忍法・グラビトン!! 」
ズッシーンッ!!
明命「きゃあっ!? 」
ウリエル「我はウリエル、重力の使い手なり! 」
シュシュッ!!
?「天忍法・レインボーレーザー! 」
ズバッ!!
茜「きゃっ!? 」
ラファエル「僕っちはラファエル、特技は光線さ! 」
シュシュッ!!
?「天忍法・スライムボディ! 」
にゅるっ!!
思春「なっ!? 」
ガブリエル「あたしはガブリエル、女は強くなきゃね 」
三人は白夜軍四天王のウリエル、ラファエル、ガブリエルに苦戦していた。
蓮華「みんな!? 」
?「おっと!あなたには我達と一緒についてきてもらいますよ孫権 」
スッ!
四天王の残りの一人が蓮華を連れ去ろうとするが
一刀「ハァッ!! 」
バッ!
?「むっ!! 」
間一髪、一刀が蓮華を助けに現れたのだった!
蓮華「一刀!? 」
一刀「ご無事でしたか蓮華様、貴様が白夜軍か、俺は北郷一刀だ 」
ミカエル「ほう、貴様が北郷一刀か、我は白夜軍四天王の一人でミカエルという。特技は早斬りだ!! 」
シュバッ!!
ミカエルは剣を抜いて一刀に向かっていくが
キンッ!!
一刀「ハァッ!! 」
キンキンキンッ!!
早斬りなら一刀だって負けておらず、ミカエルと互角に戦っていた!
ミカエル「なるほど、白夜様と互角の実力者であるあの黒龍が一目置くことなだけはあるな 」
一刀「そりゃどうも! 」
キンッ!!
ミカエル「しまった!? 」
一刀はミカエルの剣を弾くと
一刀「もらった! 」
ブォンッ…
一刀はミカエルに剣を振り下ろそうとするが
シュシュッ!!
ミカエルが印を結んだ瞬間!
ミカエル「遅い 」
一刀「えっ!? 」
何故かミカエルは一刀の後ろにおり
ズババンッ!!
一刀「がはっ!? 」
バタンッ!!
一刀がめちゃくちゃ斬られて倒れてしまった!!
蓮華「一刀!?(一体何が起きたんだ!?さっきまで一刀が優勢だったのに何で一刀が斬られたんだ!?) 」
戦いの一部始終を見ていた蓮華にも何がなんだかわからなかった。
ミカエル「我はめったに使わないが時間を止めることができるのだよ。ではこのまま海に落としてフカ(大型のサメ)のエサにしてやるか 」
スッ!
ミカエルが一刀を落とそうと迫ったその時!
白夜「待ちなさいミカエル 」
ミカエル「白夜様 」
白夜がミカエルに近づいた。
白夜「その男は殺すには惜しい男だ。貸しなさい 」
ミカエル「はい 」
スッ!
ミカエルは白夜に一刀を渡すと
ガシッ!!
シュシュッ!!
白夜「天忍法・メモリーリニューアル! 」
ビビッ!!
一刀「ぐわーっ!? 」
白夜は一刀の頭をつかむと印を結んで何かをした!
白夜「あの黒龍が一目置く男が我の軍にいるとなれば黒龍も驚くだろうな 」
そして白夜の行為が終盤に入ったその時!
一刀「ハァッ!! 」
シュッ! ビリッ!!
白夜「なっ!? 」
最後の力を振り絞った一刀の蹴りが白夜の顔に命中し、白夜の顔に巻かれていた包帯が破られると
ビカッ!
白夜に太陽の光があてられた瞬間!
白夜「ぐわぁーっ!? 」
パッ! ドボンッ!!
太陽の光を浴びた瞬間、怯んだ白夜は思わず一刀を海に落としてしまった!
ミカエル「大丈夫ですか白夜様!? 」
白夜「だ…大丈夫だ!?くっ!?この呪われし体が憎い!? 」
スッ!
白夜は破れた包帯を再びくっつけた。
ミカエル「北郷一刀はどうします?殺しておきますか? 」
白夜「ほっておきなさい。我の術は90%は食らったはず、目が覚めた時が楽しみです 」
一体白夜は一刀に何をしたのだろうか!?
蓮華「一刀ーっ!? 」
白夜「それよりミカエル、こいつらを全員捕らえて邪馬台国に連れていきなさい 」
ミカエル「わかりました 」
呉軍と壱与は白夜軍に全員捕まってしまったのだった。
一方、海に落とされた一刀は
一刀「ぷはっ!? 」
小助『大丈夫かよ一刀!? 』
一刀「何とかまだ生きているがな!? 」
小助『早くいかないと蓮華姉ちゃん達が連れ去られるぜ!? 』
一刀「本当だ!?このままでは蓮華様が… 」
と一刀が続けて言おうとすると
ズッキーンッ!!
一刀「がっ!? 」
小助『どうしたんだよ一刀!? 』
一刀を急な頭痛が襲った!
そして悲劇はさらに続き
ザッパァーーンッ!!
小助『げえっ!?津波だぁーっ!? 』
二人は津波に飲み込まれてしまうのだった。
一刀が海に投げ出され、他のみんなも捕まってしまい窮地に陥る一刀達
だが彼らにはまだ希望があった。
その希望とは…




