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蔦華国後宮事件譚  作者: 紫月 由良
杏仁(アンニン)の章

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人物紹介

登場人物紹介


(チョウ) 祥安(ショウアン) 

 後宮に入って1年目という設定の宦官。

 お気楽宦官生活を満喫中。

 実は妃嬪、(セン)婕妤(しょうよ)、西の薔国(ショウコク)から入内した。

 入内と同時に放置され、食糧確保のために宦官に扮している。

 宮の掃除などは下級宮女の制服を着て行い、洗濯は桃香たちに任せている。

 飽きたら後宮を出ていこうと目論んでいる。行動派というより武闘派。


(テイ) 理衡(リコウ)

 中朝に勤める宦官、役職は掌衛(しょうえい)という設定。

 実は武官。しかもむっちゃ高官。

 皇帝の腹心で、公子死亡にほかの妃の思惑がないか、皇帝からの勅命により宦官に扮して後宮内を捜査。

 祥安のことを気に入ったので、中朝に引っ張ってこようと画策中(祥安本人は本気で嫌がっている)。


(ガク) 光雪(コウセツ)

 後宮に入ってもうすぐ5年になる宮女。

 田舎育ちが裏目に。


(セキ) 羽和(ウワ)

 光雪の同期。仲の良かった光雪に殺される。不憫。


(ハク)修容(しゅうよう)

 九嬪。自分より格下だと思っていた(トウ)昭容(しょうよう)が自分より上位になったことを恨んでいる。

 虚栄心が強く、自意識高め。

 四夫人を狙えると思ったら、まさかの九嬪。しかも修容だったのも許せなかった。

 自分が生んだのは公主(女の子)なのに、董昭容が生んだのが公子(男の子)だったことから我慢の限界を超えた。

 怨嗟の言葉を吐き散らかしながら、無理矢理毒杯を飲まされるシーンを書きたかった。残念。


美琳(ミーリン)

 (ハク)修容(しゅうよう)が実家から連れてきた侍女。

 仕える妃に似て性格キツめ。

 公子殺害の黒幕だが、実際の出番は一瞬だった。

 気の強い美人とか忠義には厚いとか色々な設定があったのに、作中では一切出てこなかった。不憫。

 この人の最後も栢修容同様、色々書きたかったけど削ったのは残念。

 刑の執行時も色々と喚いていそうですが、書くと削除されそうなので自主規制。


(トウ)昭容(しょうよう)

 九嬪。身分的に妥当な地位に納まったと思って納得している。

 栢修容には一方的に嫌われていたが、相手の性格がキツく苦手だったので気にせず距離を置いていた。

 実家の家格的にこれ以上の出世はないだろうと達観していたため、後継者争いなどに巻き込まれないと思っていたのに……。


(ヒョウ) 承成(ショウセイ)

 祥安たちの先輩にあたる下級宦官。

 普段は後輩に仕事を押し付け、好きな仕事だけを選んでいる。

 何故、身体を鍛えているか謎な細マッチョ。


■桃香

 祥安が持ってくる、(セン)婕妤(しょうよ)の衣類を洗っている。

 代わりに庭で採ってきた果実を貰う。

 ほかに三人の宮女と一つの房で共同生活を送る。

 割と情報通。


■祥安の職場の友人

 全員、名前があるけど出すと人数多すぎになるため割愛された人たち。




◆◇◆ 後書き ◆◇◆

毒のツートップの片割れ、青酸系の毒をようやく出せました!

ずっと小説内で使いたいと思っていたので満足です。

嬉しくてお肌がツヤツヤ!

まるで毒エステですよ!

ツートップのもう片方、砒素は別作品『石好きにおくるショートホラー』にて既出です。



倒叙ミステリーは未読で、ドラマや映画を数本見たレベルです。

初挑戦でしたが、如何だったでしょうか?

面白いと思っていただければ幸いです。

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