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最終話

この省略した部分は番外編でちょこちょこ書いていきたいと思います!





それから、魔法学院に2人揃って満点で合格した私達は、良きライバルとして、親友として、仲良く過ごした



4年間の中で、バ……アラン殿下の取り巻きにちょっかいをかけられたり、レーナに惚れたバカ公爵の息子と騎士団長の息子がストーカーになったから追い返したり、何故かレーナをいじめた首犯にされそうになったり(すぐにレーナが否定した)色々あったけど、特に心配していたヒロインの情報はなく、無事に学園を卒業する日になった



……それなのにコレだよ……



私、何か間違ったかな……???



このカオスな空間から逃げ出したい……




前にはアランとヴァイス様


後ろにはクラン義兄様とケイン



周りを見ると、踊っていた他の貴族もじっとこちらを見ている



その中に、レーナを見つけた



レーナは、目が合うとまっすぐにこちらに向かってきた



「4人とも、それではエリーが混乱してしまいますわ。何もこんな場所で言わなくても良いでしょう?男の風上にも置けませんね」



「なっ!なんだと!!不敬罪だぞ!」



「まて、アラン。確かに俺たちは周りの目を考えていなかった。エリー、すまないな」



「王族からの求婚はしっかりと婚約期間を得てからのものでしょう!エリーは王妃教育を受けていませんしとにかく家に連れ帰ります!」



「エリー姉さん、帰ろう?ごめんね驚かせて……でも俺の気持ちはずっと変わらないから」



……私は、きっとここで言わなければいけない。こんなにも私を想ってくれてる人に、ひどいとは思うけれど……



「ごめんなさい。私、アラン殿下のことは友人だと想っていますし、ヴァイス様のことはもう1人の兄のように想ってます。クラン義兄様とケインのことは家族としてかけがえのない存在だと想ってるし、大好きだけど……家族愛なんです……そして、私の好きな人は……ずっと前に死んでしまった人で…真斗1人なんです……ごめんなさい」



そう言うや否や、レーナが私を抱きしめた




「エリー!俺もお前が好きだ!愛してる!」



??????



「レーナ?どうしたの……?」



「俺は真斗だよ。エリー……いや、鈴奈。ずっと逢いたかった……初めてあった時からエリーが鈴奈なんじゃないかってずっと思ってた。でも、今の俺はヒロインだし、鈴奈の敵だから、全部が終わってからお前を迎えに行こうと思ってた。けど、相変わらず鈴奈は無意識に俺のライバルを増やすし……せっかくヒロインの名前もレーナにしたのに、俺を思い出す様子も無かったから……でも、やっと俺を見てくれたな!絶対幸せにする!結婚しよう!」




「ええええええええええっっっ!!!!」



まって、え、レーナがヒロインで私の敵で前世は真斗????


確かに、時々男言葉だったり、真斗みたいな喋り方をしたりする瞬間はあったけど、下町の言葉なのかと思ってた……


ていうか、真斗がレーナって!この美少女が真斗って!?!?



……ていうかめっちゃ静かになったな……あれ?



「ん?あぁ、外野はうるさいから時間操作で時を止めたよ。あと五分は持つな。さ、行こう?それとも俺が抱えようか?」



「ちょっ、ちょっとまってね。レーナは女の子じゃない?私、真斗のことは好きだけど……流石に女同士は……この国じゃ認められないと思うよ?……」



「あぁ、じゃあすぐに性別を変えるよ。ずっと前から準備はしてたんだ。性転換の禁術魔法。あと、今の俺……隣国の王族の庶子らしくて、第2部…今年あたりに多分隣国のクーデターで王子が3人とも死んで、俺が呼ばれることになるから。ちゃんとエリーの「お姫様になりたい」って夢は叶えられるよ?近々男になってから求婚しに行くね?」



あぁ……この怒涛な喋り方……真斗だわ……




「……もう!真斗のバカ!いつか逢おうっていったら私の後を追って死ぬなんて。本当にバカだよ!真斗のせいで赤色が嫌いになったんだからね?絶対血が出るような危険なことはもうしないで……!!……でも、また会えて……嬉しい」




「うん……待たせてごめん。……ところで、俺は鈴奈って呼べばいい?それともエリーって呼べばいい?」



「バカ……どっちでもいいよ。真斗……」


「鈴奈……愛してる」



そういってどちらともなく近づいて、私達は時が止まる中で口付けた




これからはきっと、悪役令嬢もヒロインも関係ない、私達はシナリオなんて関係ないこの世界を生きて行く




………………えっと、ところで第2部ってナニ?

最終話まで読んでくださりありがとうございました!番外編も書いていくつもりなので良かったらこれからもよろしくお願いします!


感想、評価お待ちしております!

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