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1.

身体が自由に動かせない。

見渡すと知らない世界。

(本当に転生したんだ。)


とある街の孤児院で目を覚ました。

職員からはカイと呼ばれている。


(記憶を持ったまま生まれ変わるってのも大変だな。思考に身体が追いつかない。自由に動けるにはあと何年必要なんだ?)

俺は時が経つのを待ち続けるしかなかった。



ー5年後ー

自由に動けるようになりある程度この世界のことを理解しつつある。

言葉は覚えた。脳が順応しているのか違和感なく聞き取れる。

文明は発達しておらず車などは存在しない。

移動は徒歩がメインで長距離では馬を使う。

日本で言うところの戦国時代といったところか。


ここは人口500人程度の村。孤児院には10人の子供がいる。

俺は狩人の息子らしい。狩りで父を亡くし母は後を追って自ら亡くなったようだ。


後は災厄について。

15年後に迫っている災厄だが誰も気にしていないようだ。

というか知らないようにも感じる。

孤児院へ来た村長に聞いても何も知らなかった。

本当に災厄は訪れるのだろうか?


一刻も早くこの村を出て情報収集に取り掛かりたい。

しかし孤児院を出られるのは10歳になってからと決まりがあるようなのでまずは修行をすることにした。


(そういえば女神が言ってたそれなりの力ってなんなんだろう?)

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