#配信開始
「あ、あ…だいじょぶ?聞こえてる?」
ーきちゃ
ーきちゃ!
ー聞こえてるよ〜
ーまにあった
「おけ、じゃあ…まあ、初見あんまいないと思うけど、」
ー草
ーそれ自分で言う…笑
ー初見です!
「一応自己紹介…レインスカイ所属兼求職中天使、ソーニョです。もしアルバイトとか前職天使の人材求めてる偉い人いたら、レインスカイまで。」
ー鉄板ネタ、求職きた
ー所属Vはカウントなし?
ーこれってマジな求職?
ー前職天使なに?笑
「先行きの見えない職より、安定した天職。それが僕のモットーなんで、あくまで配信はアルバイトなわけよ。」
ー所属Vがアルバイトはやばw
ー草
ー正直すぎ笑
「事務所も了承済みだから安心して。」
ー前職は天職じゃなかったの?
「前職、ねぇ…それ、話すと長いんだよね。なんせ勤務世紀が軽く十とかいくから。」
ー勤務日数と思いきや、世紀
ー軽く十世紀…?
ー流石に十世紀同じ職場はムリw
「ま、人間には無理だろうけど。天使って、特殊な生き物だから。」
-恋のキューピット的な仕事?
-そもそも給料の概念があるのか…?
-10世紀やばぁ
-天使は例外職すぎる笑
「あぁ、結構勘違いというか、天使に対して理想抱いてるみたいだけど、キューピットとか天使の仕事じゃないからね?」
-マ?!
-弓矢でハート射抜かないのか?!
-天使といえば恋のキューピットでは?
-え、じゃあ…誰の仕事……?
「そもそも恋っていうのは、人間本来の生存意識というか…種を残すための前座?みたいなものだからねぇ。」
-前座発言はやばぁw
-言い方がやっぱ人外すぎ
-なんか…情緒ねぇな、恋って
「天使に恋を説かせる状況が終わってるね、これ。感情とかココロなんて持ってないわけだし、僕。」
-感情ないんか
-たしかに恋のイメージ天使にないな
-楽しいとかもない感じ?
「喜怒哀楽、言葉の意味は分かるけど実感はない…みたいな感じが近いかな。言葉では知ってるけど、見たことがない神獣みたいな。」
-天使は喜怒哀楽もない、と
-例えがいちいち聖って感じだな笑
-めっちゃわかりやすい例え
-天使ってそんな感じなんか
「…もし僕に、感情とかココロとか、諸々の生命体らしさが宿ったら恋愛相談配信でもしてみようかな。」
-うわ、見たすぎ!
-天使が恋愛相談配信…おもろな匂い
-普通に見たい
-生命体…定義がデカすぎ笑
-やってやって
「ま、その前に天職見つかったら配信者やめるけどね。」
-やば
-容赦なさすぎ笑
-可哀想だろうが!俺たちが!
-たのむ天職、こないでくれ
-天使ではなく鬼説浮上
「言ったじゃん、天使にココロなんてないって。」




