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第5話 買い物

高校生ボッチデブ生活をしていると、最近は邪魔がられたり、ウザがられたり、ブタとか言われたりと、中学校とあまり変わらない接し方になってしまった。


また、色々な人が集まるたまり場みたいになるのでイケメンと美少女が後ろに居るのが嫌で席替えを持っていたのだが、その席替えで、前にイケメンの荼毘様、後ろに美少女の津田さんという感じで挟まれてしまった。


なので、私の席をうらやむ人が多く中々目立ってしまう。


「あの、ブタさん席変わってくれない!?」


いつの間にか、私のあだ名はブタとして定着してしまった。まあ、慣れているので、そこはスルーした。


「い、いや、先生に言ってほしいけど...」


「はあ!?荼毘くんの席が良いからって私に譲ってくれないのね!?ブタがそこに居ていいわけないでしょ。クソブタが。」


など、理不尽な事を言われたしてしまう。

それも、前の席にいる荼毘様が居ない時にだ。


たぶん、荼毘様に対して印象を悪くしたくないから、荼毘様がトイレなどで席を外した時を見計らい言ってくる。


皆、荼毘様を狙っている。

まあ、私なんかが付き合えたら天地がひっくり返っているか、荼毘様がぽっちゃり好きの二択だろう。




放課後になり、私はお母さんに頼まれた食材を買いにスーパーにやって来た。

さて、にんじん・ジャガイモ・肉~っと今日のカレーの食材を買っていると、荼毘様と津田さんが一緒にスーパーでお買い物をしている。


やっぱり、イケメンに釣り合うのは美少女だけだな。

荼毘様もあんな美少女と付き合えるとか最高じゃないか?


もしかしたら、私も付き合えるのではないか。そんな淡い希望を持っていたが、まあ、それはそうだよね。


そんな感じで、一人食材を買っていると、デブで人の2倍ほど大きいので目に移りやすいので、荼毘様と津田さんに見つかり声を掛けられた。


「あ、沢田さんだ~」


「ど、どうも....」


津田さんに声を掛けられて、デートの邪魔をしてはいけないと思い、軽い感じで挨拶をして通り過ぎようとするのだが、津田さんが更に話しかけてくる。


「沢田さんもお買い物?凄い家庭的だね~」


「あ、はい。で、でも、これはお母さんに頼まれただけで、私が料理するわけではないので....」


「へえ~」


早くこの場から立ち去りたいのに、全然離れることが出来ない。

もう、彼氏さんの荼毘様が待ってますよっと言いたいけど、津田さんがグイグイと話しかけてきてくれる。


と言ううか、私は貴方と今日初めて話すのですが...どうして、そんなに話しかけてくるんですか?


そんなことを心の中で突っ込みながらも、『あ、はい』など単文で返事をしてこのばを立ち去ろうとしようとするのだが、全然会話が途切れてくれない。


私の淡白な返事に疑問を持ったのか?不快に思わせたのか、少し怒った顔でここを離れたがっているのか聞いてきた。


「どうして、ここから離れようとするの?」


「だ、だって、彼氏さんが待っていると思い....」


そういうと、何故か津田さんは笑い、荼毘様に指をさした。


「あははは~この人は私の彼氏じゃなくてお兄ちゃんだよ。」


「え?お兄ちゃん?」


まさか、双子の美形兄弟だとは驚きだ。

そういえば、苗字が津田って同じじゃん。


「兄の荼毘です。」


「あ、はい。知ってます。イケメンですもん」


荼毘様が私に挨拶をしてくれた。

しかし、こんな至近距離でみるとますますイケメンだな。しかし、何故か手で口元を隠して、私の息?体臭?が臭いのではないか?


そんなことを思うと、恥ずかしくなりもっとこの場から早く立ち去りたくなった。


「じゃ、じゃあ、私はこれで。」


「バイバイ、沢田さん~」


っと、手を振っている津田さんを後ろに早くにお会計におして家に帰った。


「おかえり~」

「た、ただいま...」

「ちゃんと買ってきてくれた?」

「うん」

「じゃあ、今日はカレーね」


と言う感じで、家に帰りカレーを食べたが...

今日の荼毘様の反応で口臭と体臭を気になるので、体を全力で洗い口をグチュグチュして臭いのを取り除こうと頑張った。


だって、目の前が荼毘様だもん...



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