プロローグ
初投稿です。
文面見づらいかもしれないですけど、どうかよろしくお願いします。
寝ていた。
誰にも邪魔されない部屋で、心ゆくまで
寝ていた。
夢を見ていた。
ニートの自分が人の心を動かす
夢を見ていた。
起きた。
起こす人間もいなく、起きる用事もなく、ただ目が覚めるから
起きた。
単純な日々だ、寝て夢を見て起きての繰り返し。
眠くもないのに欠伸が出るようなつまらない日々。
仕事を辞めて以来、外に出ることもなく家に引きこもって寝て起きてシコるばかりの日々を送っていた。
つまらない。下らない。そんな言葉が頭を巡る。
何時からか、全ての物がモノクロに見える様になった。好きなアニメのキャラ達もだ。
キャラの顔に個性がない。そんな心のない言葉が口から出る。
しかし、それは自分にも当てはまる事で、個性がなく夢もない。自発的に動くことなどなくまるで、1000年動かない岩のような性格だった。
好きな人に告白もできず、勤めたくもない会社に斡旋されて働き続けて10年、彼女いない歴イコール年齢、学生時代の思い出はラノベの中にあった。
「変わりたかった」
そう言うと2つの涙を零して輪に首を掛けた。
暗闇の中、両親の顔が思い浮かぶ。
楽しかったあの日。嬉しかった思い出。青春をしたであろう過去を噛みしめる。
これが走馬灯なのか・・・
「そんなところです」
え?何?
ちょっと待てよ・・・今俺は自室で首を吊って死んだ訳だ。
で、俺の部屋は鍵も閉めて完全密室のはず。ここまではいい、ここまでは。
「今あなたが見ているのは今までの記憶です。ちゃんと全部思い出してくださいね?」
なんだろう、この嫌味に明るい声は・・・
なんで俺、話せてるの?
ってか、誰だよ
「私は天使です。あなたの世界で言うエンジェルです」
金?銀?
「どっちかって言うと金ですかね?」
やったー!じゃあ応募しないと!ってオイ!
「何でしょう?」
なんで天使が俺に語りかけてきてるの?
「暇なので」
そんな理由で?ってかなんで喋ってないのに会話出来てるの?
「天使なら意識と会話することなんで造作もないことなんですよ」
なるほど、天使ならなんでも有りか
「Yes。ご理解頂けた様で助かります。では本題なんですが、あなたは「変わりたかった」そう言い残してあなたの世界を去られた。その言葉は本心ですか?」
そりゃ、もちろん好きな人には告白出来ず、何も成し遂げないまま自殺してしまった訳だし変われるなら変わってもっと良い人生にしたかったよ
「本当ですか?」
本当ですが
「わかりました。ではあなたに第二の人生を授けましょう」
第二の人生?
「えぇ、第二の人生です。と言っても人間が定年を迎えて特にやることもないから自由に色んな事をやるアレではないですよ?本当の二回目の人生です。どういうことかと言うと今までの記憶を引き継いだままあなたがいた世界と別の世界に行けるというものです」
なるほど、ゲームで言う二周目みたいなものか
「そんなところです。で、あなたは生前なんの個性もなく、自分から行動する事もない。そのせいでとってもつまんない人生を送っていたということですが」
言われてみると辛いな
「次の世界ではいっそのこと反対の人生にしてみましょう」
と言うと
「個性たっぷりで自分から行動しないと生きていけない。そんな人生をあなたに贈りましょう」
自分から行動って結構ハードモードじゃ!
「さあ次の世界へいざ行かんー」
肝心なところで棒読みなのなんなの?!ねえ!ちょっと!天使さーん!!!
天使に突き放されたように意識が遠のいた。
その中でやっと辛い人生から解放される所、理不尽な天使に第二の人生を歩まされるという絶望を感じたが、文字通り「生まれ変われる」のだから今度は楽しい人生にしてやろうと心を弾ませた。
まだピエロのピの字も出てないお粗末なものですが、頑張って続けていこうと思います。




